生きるとは人や自然にふれながら、存在の一つ一つに共感し、経験を自分のものにしてゆくこと。
自分という重荷とともに、坂道を一歩一歩、遠く静かに歩いてゆくこと。
* * *
いつになったら季節はめぐってくるのだろう
生の花はどこでひらいていたのだろうか
私自身のどうしようもなさの鎌で
夢を刈る
夢の化石の日々を刈る
三日月の鎌で
「夢の鎌」より
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