この本は「やっと乾いた洗いざらしの あれをはきたいんだ」という
三行を持つ詩で始ま り、
「やっと乾いた洗いざらしのジーパンをはきたいんだ」という二行で終わる。
この詩集を書いていた七年問、 詩人はマレーシアとベトナムで暮らしていた。
その間、 くたぴれた日本の詩を徹底的に洗濯していたのかもしれないね。
(一色真理)
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