02_詩」カテゴリーアーカイブ

むすんで  ひらいて

むすんで ひらいて 結んで下さい 私の手首 あなたの知らない 仕事中のネクタイで … 続きを読む

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おとぎ話

おとぎ話 僕は君を失ったらきっと狂うよ オフィーリアの意識が浸透してくるベッドの … 続きを読む

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愛は風化する

愛は風化する 君に何度も「愛している」「必ず幸せにする」 と、言っていたのに 僕 … 続きを読む

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冬の温もり

冬の温もり 真夜中は二十五時まで氷点下 氷柱が貫く私の心臓 君は腐らないように … 続きを読む

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私の指紋

私の指紋 鳴門の渦潮よりも 精密に深く渦を巻き 赤い血潮に指先は灼かれている そ … 続きを読む

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小詩 四編  2

小詩 四編  2  【挨拶】 真冬の低気圧は 二度寝の低血圧 明けましておめでと … 続きを読む

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小詩    四編

小詩  四編 【一人称】 粉雪  ひとひら 私だけが 掴んだばかり 手のひらの中 … 続きを読む

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伝承

伝承 舞い落ちる枯れ葉のように 散りゆく花びらのように ぬるい真昼の中に生きても … 続きを読む

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小詩   二編

小詩   二編 「裏側」 文字を地球の裏側へ運び 漢字をラテン語に すり潰す 流 … 続きを読む

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接吻

接吻 一室が3畳 病室のカーテンに君を閉じ込め ピュア・プアゾンの香を秘めた そ … 続きを読む

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