06_短歌」カテゴリーアーカイブ

胸が紅

上っ面の言葉を交わしすれ違う恋人家族その他大勢 本当がまるで無いのになぜ刺したナ … 続きを読む

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父のことなど(短歌)

父の日に孝行するはずの父はなし仏間で独り呟けば闇 言葉なく言葉失い向き合えば 遺 … 続きを読む

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短歌     五首

真夜中に時計の秒針胸を刺す丑三つ過ぎても消えないお化け エアコンが冷房暖房間違え … 続きを読む

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声でなく君の姿が欲しい日に空の十五夜指で突き刺す ギター弾くピアノも奏でるその指 … 続きを読む

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It格差。

パソコンのシステム用語の七並べ これ読めますか これ読めますか 独りでも楽しみ方 … 続きを読む

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生きたいと願う父が死んだとき死にたいと思う私が産声あげる サヨウナラサヨウナラっ … 続きを読む

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名詞

手紙という名詞一つで嘘をつき君はすべてを赦されている 真実に名前があるとするなら … 続きを読む

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夜を置く

デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い 退屈な私たちに夜を置くスマ … 続きを読む

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短歌日記

眠れない夜の隙間にとけてゆく名前を呼んでカムパネルラ エアコンと冷蔵庫の音が響き … 続きを読む

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産土の母

目を開け未来開けと狛犬が口から発する「あ」から「ん」まで 早朝の神楽太鼓が一を打 … 続きを読む

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