冬の温もり

冬の温もり
真夜中は二十五時まで氷点下
氷柱が貫く私の心臓
君は腐らないように
冷凍室に入れて
電子レンジでチンをする
温かい君の部屋で
鼓動は再生し
私はもう一度
あの春を待つ
冬に埋もれないように
君にこの焼きたての
モツを差し出す

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