お正月と愛犬

お正月と愛犬
初春の 挨拶もせず 二度寝する 雲行き怪し 私と陽光
大晦日 金はり見栄はり 障子はり 鬼嫁迎える 準備はオッケー
大晦日 良く乗り越えて 元日に 細く長くの年越し蕎麦で
夕暮れの陽射しのような眼(まなこ)開け 最期を迎えた 元朝の犬
捨て犬よ野良犬よと言われても 私の家を守った神犬
朝露に額冷たく 愛犬の 頭を撫でた午前五時半
終夜フィラリア咳を出し終えて お前はやっと楽になれた

カテゴリー: 06_短歌 パーマリンク

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