近寄りすぎると
重くなる
離れすぎると
消えてゆく
一滴の雫
詩と死の間に
流した涙が
騙し絵のコップに
泣いた顔と
笑った顔の
中間値で
現れるオアシスを
一体誰が責められようか
より多くの毒杯に
酔った者が
背負う儚い輝きたちを

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