1月27日の夢(電車で暴動)

 息子が帰宅するというので、成城学園の駅まで迎えに行く。成城学園の駅は山のてっぺんにある。電車が着いたと思ったら、突然電車の中で喧嘩が始まり、電車中が暴動になる。暴徒はホームにも押し出してきた。中に学習院初等科ふうの制服を着た女生徒三人がいて、電車の前に来て、「せーの!」とかけ声をかけ、三人の力で電車を後ろに押し戻そうとするが、さすがにぴくりとも動かない。

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1月20日の夢(また新居)

 札幌の街角にいる。妻に使いを頼まれ、そこからの帰途、道路工事に遭遇する。ちょうど頭のあたりの高さにガスバーナーのようなものが半円形に立ち並んでいる。そこを頭を下げて潜り抜けるのだが、頭を下げているために方向を見失ってしまった。うろうろしていると、工事現場の交通整理をしていたガードマンのおじさんが、ぼくに向こうを指さしている。見ると、一人の女性がぼくにおいでおいでをしている。その女性の誘導で、無事に妻のいるところに戻ることができた。
 
 ぼくの自宅は大きな木造の一軒家だ。朝、玄関の土間で身支度をしているのだが、なかなかパンツがはけず、足にからまって立ち上がれずにいる。同居人の男性詩人Hくんが、裸のままこっちを伺っている。と思ったら、すぐに彼はネクタイ・スーツ姿で玄関に現れた。これから出勤するらしい。そこに倒れたままのぼくに遠慮しているふうなので、「ぼくに構わず、踏み越えていけ」と言う。
 やっと立ち上がり、裏庭を回って、自分の部屋の方へ行こうとする。途中にご用聞きのお兄ちゃんがいて、あまりに家が片づいていないことに同情し、ぼくに手を貸して、何かを運んでくれる。家へ上がり、妻の寝室へ行く。掃除をしてやろうと思ったのに、逆に棚の上に載っていた汚い土の塊を彼女のベッドの上に落としてしまう。それを片付けるのに、また時間をとられてしまった。

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1月19日の夢(広い新居)

 大きな邸宅に引っ越した。自室で長い時間、ひとりで本を読んでいる。もう夜遅い時間ではないかと思うのだが、窓のカーテンの僅かな隙間から陽光がもれているところを見ると、昼間なのかもしれない。ずっとこんなことをしていていいのだろうか。妻の家事を手伝わなくてはいけないのではないかと気になる。
 廊下に出てみると、廊下の反対側に、屋外へ張り出したガラス張りの小さな長方形の部屋がある。ぼくの子ども時代から実家で使われていた黒塗りのタンスが置かれている。ガラス越しに隣家が見え、そこでご主人がデッキチェアでくつろいでおられる姿も見える。とてもいい感じだ。この部屋を小書斎として使ってもいいなと思う。
 トイレを覗いてみる。まるでイスラム教のモスクのような豪華なインテリアのトイレだ。
 廊下の反対側のドアを開けると、広いリビングで、妻ではなく母がアイロンがけなどの家事をしている。いつのまにか後ろに姉(女性詩人のAさん)がいて、「お母さん、あたしがやるからいいわよ。まだご飯食べてないんでしょ」と言う。母は「父は何かで遅くなっているらしいわね。でも、父を待っているわけじゃないの。これを片付けたら食べるから大丈夫よ」と答える。なんだかよぼよぼした感じだ。母も年とってしまったなあと思う。

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1月17日の夢(たどり着けない)

 駅を出て、街の向こう側へ出ようとする。街の向こう側では巨大な宇宙怪獣がウルトラマンのような正義の味方と死闘を繰り広げているのが街並みの上に見えている。早く、ぼくもそこへ行きたいと思うがたどり着けず、駅へ戻った。
 別の日、もう一度街の「裏」へ出ようとして歩いていくが、道を間違えたと思い、駅の方へ戻る。途中、やはり街の裏へ出ようとしている人といっしょになり、二人で歩いていくが、どうにも向こう側へ出る道が見つからない。途中、道がカーブしているところに学校がある。その人ともう一人の人は学校の建物に上がっていく。窓から向こうを見渡して、道を発見しようとするのだ。ぼくが彼らと別れて、その道をずんずん進んでいくと、後から二人も追いついてきた。やっぱり学校からは道を発見できなかったという。三人で歩いていくが、結局街の裏に出る道は見つからない。

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1月12日の夢(昭和天皇の息子)

 遊覧船に乗せてやるといって、父がぼくを港に連れてきてくれて、乗船券売り場でチケットまで買ってくれた。ぼくはすっかり大人で、父は死んでから30年以上も経っているというのに、父の前に出ると、ぼくはやっぱり子供のようになすがままになってしまう。
 遊覧船が出るまでの間、ここで待っていなさい・・・と言って、父はぼくをレストランに置き去りにして、どこかへ行ってしまった。ぼくの座っているのは、レストランの屋外に置かれたテーブル。屋内のテーブルには次々と料理が運ばれてくるのに、屋外のテーブルにはちっとも料理が来ない。ほかの客が女性従業員に文句を言うと、彼女は喧嘩腰で「ここは中の店とは全く別で、自転車で料理を運んで来るのよ」と言われる。やっと料理が来たが、それは冷たい駅弁だった。
 それにしても出航時間が迫っているのに、父は遅いなあ。やっと父が戻ってきた。戻ってきた父を見ると、ぼくの父は昭和天皇その人だった。

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1月11日の夢(168万光年の出張)

 168万光年の彼方へ出張に行った。すごく遠いが、あっという間に帰ってくることができた。だが、向こうでは自分の荷物を度々奪われたり、自分の居場所さえなかったり、大変な苦労をした。
 無事、会社に帰り着き、デスクにつく。壁に向かって並んでいるいくつかのデスクの、左から二番目に座る。一番左端に座っているKくんが足下の荷物を別の場所に移動したりして、なんだか窮屈そうだ。そういえば、出張に行く前は、ぼくはこの室内ではなく、左側にある広いオープンスペースに置かれたデスクで仕事をしていたのだったと気づく。ぼくの右のデスクは空席だが、そこに外注先の業者が二人やってきた。一人は空席のデスクにつくが、一人は立ったままだ。きっと出張中はぼくの今座っている席についていたのだろう。ここにぼくが座ってしまって、気の毒なことをしたなと思う。
 そこへ、部屋の反対側の壁に向かうデスクにMさんがついた。Mさんは今から20年も前、ぼくと同僚だった女性だ。彼女もぼくが168万光年の彼方からの帰還者であることを知っていて、ぼくににこやかに挨拶をする。ぼくも挨拶を返しながら、相手の名前を呼んであげようとするが、一瞬その名前をど忘れしてしまい、不自然な沈黙をしてしまう。だが、すぐ思い出して、名前を呼ぶことができた。

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1月10日の夢(とつみえたすいこからの手紙)

 会社が休みになったので、一人でふらっとどこかに出かけようと思う。住んでいる町の市役所の出している広報誌に、ある海岸の名前が載っている。まだ行ったことがないから、ここにしよう。タクシーを止めて、行き先を告げると、運転手はものもいわずに走り出した。どんどん走っていく。どうもかなり遠い場所らしい。これは夢だと分かっていたので、夢を巻き戻すことにする。出かける前に、まず図書館で地図を見て、場所の確認をしよう。暖かい日和なので、図書館の庭にデスクが出ていて、そこが地図の閲覧席になっている。左端の席に老人がうつらうつらしている。ぼくはその老人を追い立てて、そこに座り、畳まれていた大きな地図を広げる。なんと、その海岸は房総半島の突端にあるのだった。行かなくてよかったと思う。
 名古屋城の入り口で友達と待ち合わせた。そこに行くには地下の洞窟を通らなければいけない。まず腰をかがめないと通り抜けられない天井の低い場所を通り、見通しのきかない突き当たりを直角に左に曲がると、急に広い洞窟になる。その奥が名古屋城の入り口で、入場券の売り場に一人の女性がいる。そこで友達を待つことにする。
 家に帰り、郵便受けを覗くと、一通の封書が来ていた。差出人の名前は女文字で「とつみえたすいこ」と書いてある。

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1月9日の夢・サービスの悪いレストラン

屋外レストランでオーナーから巨大な凧のようなものを見せてもらう。その大凧が次々と風にあおられて、空に飛んでいってしまう。
メニューを見て、ランチを注文する。周囲のみんなにはさっと料理が出てきたのに、とてもお腹の減っているぼくのところへは一番最後に出てきた。しかも、器に入っているのは菜っぱのサラダばかりで、いかにもまずそう。量もちょっぴりしかない。
食べ終わるのもぼくが一番遅れてしまった。慌ててレジに行く。財布の中には見慣れぬお札が入っている。千円札と思うものを一枚抜き取って渡すが、オーナーは無言のままだ。どうもそれでは足りないらしい。一万円札のようなものを一枚渡す。すると、オーナーは黙っておつりをくれた。
椅子の上に最後に残った鞄を取って、店を出ようとする。しかし、その鞄はぼくのじゃない。カラフルな柄のついた女物の鞄だ。

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1月7日の夢(久しぶりのトイレ夢)

 会社に「モーツァルトの写真を貸してほしい」というおばあさんがやってきた。あ
りあわせの写真をおばあさんに見せていると、「もっといい写真があった」と言って
、元社長のSと共に隣室へ行ってしまった。なんだか面倒なことになりそうな気がす
るが、そっと覗くと、おばいさんは機嫌良く隣室で自分で写真を探している。ほっと
する。
 いつのまにかそこは千駄ヶ谷にある画廊になっている。老人と展覧会の企画につい
て話しているうち、尿意を覚え、トイレに立つ。トイレ前の床は僅かな斜面になって
いて、そこを汚水が流れている。いやな予感がする。
 案の定、中に入ると、トイレはとても汚くて、床がずぶ濡れだ。中で二人の男が用を足している。便器はなく四方の壁の窓の下が、雲形定規のように、あるいは山の稜線のように不定形に盛り上がっていて、そこに溝が掘られている。そのどこで用を足してもいいらしい。
 できるだけきれいな場所を見つけて用を足し始めるが、ふと見ると、窓の向こうは何かの役所で、窓に向かってすぐ間近で公務員がこちらを向いて忙しく働いている。いくら窓ガラスごしとはいえ、公務員の顔におしっこをかけるのはまずいだろう。気がひけるので、用を足しながらそっと場所を移動する。

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1月5日の夢(日本語をしゃべるバッタ)

 金持ちのお屋敷に遊びに行った。水辺に張り出した木のテラスで、主人から沢山の数の絵ハガキを見て欲しいと言われる。世界のさまざまな観光名所を撮った写真を使い、その名所の建物や事物の形に切り抜かれた絵はがきだ。一枚一枚撮った写真が違うから、絵葉書の形もばらばらだ。そのハガキに書かれたメッセージを主人はぼくに見せたいのだが、ぼくはつい絵葉書自体が珍しいので、ぱらぱらと形だけ眺め、「すごいですね。一枚一枚違う」と言って、主人に返す。主人は不満そうに、「よくそんなに早く読めますね」と言うが、ぼくは取り合わない。
 その主人には四人の子どもたちがいる。女、男、女、女の順番である。その娘の一人が飼っている小さな犬が、夜の庭にいた大きなバッタに飛びかかって、馬乗りになった。緑色のバッタはものすごくでかく、日本語をしゃべる。犬はバッタの体を押し開き、体の一部を食いちぎろうとする。バッタは悲鳴を上げるでもなく、落ち着いた男の声で「やめなさい」と言うが、犬は食いちぎってしまう。さらに犬は棒のようなものを銜えてきて、それを道具にして、バッタの体から柱のようなものを抜き取ろうとする。またバッタは日本語でやめるように言うが、あっという間にバッタの体は壊され、バッタは「あーあ、とうとうやっちゃった」と、ひとごとのように言う。
 部屋にいた長女が、犬の飼い主の妹を呼び入れる。妹は一人は色が黒くて、顔にぶつぶつ吹き出物ができている。もう一人の妹は白い顔をしている。室内に最初からいた長女と長男は海外旅行から帰ってきたばかりなので、今度は妹二人が海外旅行に行く相談をしている。

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