02_詩」カテゴリーアーカイブ

夜の石

夜、池に石を投げた人がいて 石に私の名前が書いてあったと噂した 池に波紋が広がっ … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

望遠カメラ

高級カタログで見た望遠カメラ 小田急線で持っている人を見かけて 少しだけ羨ましか … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

くずのつる

       ※  (君、あの鞄は君に似合うが荷物になるかもしれない。  (なぜ … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

夜の水

夜、蛇口からボトボトと鉄板をたたく音がして 怖くて締める 私の内で溢れ出る苛立ち … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

汚名/恋人の変換

片付けられない部屋に 終われない言葉が散らかって 絶句。 「。」とは、簡単に収納 … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

左手からオアシス

魂が彼女の肉体を超えているのに なぜ人は彼女の囲いばかり 目にして嗤うのか 動か … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

天花粉の丸い小箱にはいっていたのは 祖母や母が立ち切狭で廃品回収に出す前に 切り … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

時代/足元

御神輿は おまえは今日から御神輿様だ! 言われる腕たちに 嗤われるのを知っていま … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

シュレッダー

それは恋文でしたか 長く綴られた美しい文字でも 過去形になると 住所も名前も内容 … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする

手紙

私をあまり怒らせないでくれないか おとなしく愛の詩集を手にするときに 透き通る言 … 続きを読む

カテゴリー: 02_詩 | コメントする