02_詩」カテゴリーアーカイブ

赤目の夏

透けすぎたナイロン袋に絹豆腐のラッピングパックの角が刺さって破れる。 都会の余波 … 続きを読む

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いのちのことなど

命のことなど問われれば とってもエライ国会議員 「七十歳になってもまだ生きて」っ … 続きを読む

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昭和バス

昭和という小さな家族の乗り合わせ 不思議で不可欠な力が運転していく昭和バス 十才 … 続きを読む

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声一つとして・・・

声、一つ、同じではない 同じ言葉の意味を発しても、白、黒、黄色、 声一つとして … 続きを読む

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小詩  二篇

「母 」 「家庭に光を灯して共に」 煽り文句は便利なコトバ その言葉をバーゲンセ … 続きを読む

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隣の芝生が青いので

となりの芝生が青いので ちょっと軽くやいてみた となりの芝生が青いので 火炎瓶も … 続きを読む

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恋 泳ぐこともできず 伝える手段もなく ただ与えられた囲いの中で 浮遊している、 … 続きを読む

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不在

夕暮れ時の寒い裏通り 透き通るくらい引き伸ばされた薄軽い  ビニール袋の中には食 … 続きを読む

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し、についての考察

母のことを思う 始発のプラットフォームに立つ時は いつも母に一番近づく 故郷を離 … 続きを読む

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冬の山

この冬の途轍もなく  淋しい苛立ちのようなものを 陽に翳してみると 詩にならない … 続きを読む

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