02_詩」カテゴリーアーカイブ

革命

革命 嘆きと苦しみの手紙を柩に入れて記憶の河に流す 忘却の彼方で 永久に歌い続け … 続きを読む

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蛍光灯

蛍光灯 明るさ四百ワット お喋り好きな私 でもね 真後ろに できる長い陰は 明る … 続きを読む

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櫻狂(ハナクルヒ}

櫻狂(ハナクルヒ) 櫻(ハナ)に喚ばれたんだ、と少年(アナタ)は云った (一) … 続きを読む

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悲しみ

悲しみ 宇宙が瞬きしている間に 地球から一滴の 海が溢れた

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蛇の恋

蛇の恋 男よ あなたの肋骨から 私を造り直してください 神より近く 愛より遠い … 続きを読む

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二人ぼっち

二人ぼっち 辿り着くことのない 小指の約束 薬指に光る リングくらい遠い人 夜に … 続きを読む

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新たな一字

新たな一字 今年がゆっくりと 重い荷物を背負って 通り過ぎてゆく 裾の長いコート … 続きを読む

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夜想

夜想 茅の外には蟋蟀がか細い音を 隅々に通わせていた それは月光に曝された 虫の … 続きを読む

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祈り

祈り 祈り この細い道のりの 向こう側に 待っているひと 祈り 独りぼっちの部屋 … 続きを読む

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詩集がみつからない

詩集が見つからない 君にあげる詩集が見つからない 私の陳腐な言葉じゃ間に合わない … 続きを読む

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