「02_詩」カテゴリーアーカイブ

青春 壊れ物 取り扱い注意。 時に黒く 時に青く 時に激しく 時に弱く 私は楽譜 … 続きを読む →

ミネストローネ 石をも穿つ／水滴に溺れながら／此処までやってきたけれど／泥濘に足 … 続きを読む →

雷鳴 あの夜の嵐を 私は忘れる事ができない 神鳴りが あなたの奥深くで ひび割れ … 続きを読む →

永遠の少年 あなたを失ったら 自殺するといった 永遠の少年 僕には障害があるけど … 続きを読む →

ある恋の形見に 戻れない蜜月を 振り返れば 其処には欠けた三日月 鋭い鎌で胸を刺 … 続きを読む →

小詩　　二編 【唇】 赤薔薇のように 開いて 赤薔薇のように 咲いて 赤薔薇のよ … 続きを読む →

【降り積もる雪のように】 あなたの望む あなたにおなりなさい 例えば雪のように … 続きを読む →

斜景 車椅子は後ろ向きに並び 待合室から掲示板を覗くギョロ目たち 黒鞄の中身は駆 … 続きを読む →

五月 失った若草色の 色鉛筆を探して 新緑の森を過ぎ去る 透明な風 慌ただしい太 … 続きを読む →

バイバイ。人差し指 怖いんです すべての人の手にある 人差し指 怖くて怖くて堪ら … 続きを読む →