02_詩」カテゴリーアーカイブ

生きてはいけない

生きてはいけない まず、 お茶碗を洗いなさい 常識を覚えるのです。 つぎに、 旦 … 続きを読む

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川のほとり

川のほとり 私は川のほとりに 置きっ放しのものを並べている 小雨に濡れた癖毛とか … 続きを読む

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川のほとりで

川のほとりで 川のほとりで 私は石を積んでいます 或いは意志という言葉の危うさを … 続きを読む

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東京温度

東京温度 多摩川の水温は 多分温かい 不忍池の蓮の花は 年中色褪せない 銀座の画 … 続きを読む

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疑惑

疑惑 真っ黒い木々の影の中をさ迷うように 真っ赤な夕立の雲間から黒い雨粒が 車窓 … 続きを読む

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手紙

手紙 「私はコトバで 人ひとり壊しました もう 誰も傷つけたくありません。」 封 … 続きを読む

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君が全てだった日

君が全てだった日 君の好きな赤ワインを買ったんだ コルドンブルーは  高すぎて … 続きを読む

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重ねる

重ねる 紅蓮の炎に燃え立つ 昼間の怒りを 黒い夜で鎮める 乾いた瞳に涙 汲み上げ … 続きを読む

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樹海の輪

樹海の輪 カラカラと糸車を誰かがまわしている その糸車の糸に多くの人の指が絡みつ … 続きを読む

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メモ帳

メモ帳 あなたにもらった皮表紙のメモ帳に 文字がかけないでいる 昨夜の喘ぎ声の悲 … 続きを読む

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