02_詩」カテゴリーアーカイブ

誰かが 私の家の 屋根裏部屋に上がって オナニーしている 階下には 小さな人形が … 続きを読む

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364日

ドラマチックに声をあげながら 静止していくのは 流れるはずの血液 聞こえるはずの … 続きを読む

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S

寡黙から 泣き止まないS 誰かに救ってもらいたいS オムライスを掬うスプーンを  … 続きを読む

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日蝕

腕には花の痕 ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り 効き目のないエアコンの風が 指先 … 続きを読む

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行方知れずのゆくえ

【行方を尋ねないでください。 それは、行方不明になりたかった人、限定で、お願いし … 続きを読む

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見えないものを見 聞いたことのない歌をうたう 聞いたことのない声を出し 人と関わ … 続きを読む

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おいやられる。

新しい文明についていけない、老い、ヤラレル、という人々をターゲットに  マネーゲ … 続きを読む

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幻の人

バスの隣の席で 私の名をしきりに呼ぶ男がいる 私には 知らない隣の人 しかも 違 … 続きを読む

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私の中心

今 私の中心に私はいない 好きだった男に 中心を持っていかれて 棄てられたから … 続きを読む

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私を待つ

詩を待つように 私を待つ たとえばバス停 駆け込み乗車して 時間に運ばれていく人 … 続きを読む

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