4月10日の夢(地震を買う)

 大地震は人民管理になることが法律で定められているが、こんな状勢だから、小さな地震も人民管理にするよう、手続きに行こうと、都電に乗る。ぼくの隣に妻と、編集委員のSさんが座っている。なぜかぼくだけ高い窓枠に座っているため、土足の両足がぶらぶらして、二人にぶつかりそうなので、座席に降りる。
 気がつくと、ぼくと妻は電車の出入り口近くに二人だけで座っているが、傘を何本も携えているため、整理が大変だ。
 地震管理の役所に着いた。地震を2000円で買うため、コインを出す。500円玉に100円玉を何枚もポケットから取り出すが、うまくつかめなくて何度も床にぶちまけてしまう。やっと拾い集めるが、何かのプラスティックケースを壊したようで、そのギザギザして破片が混じっていて、とても危険だ。

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