1月4日の夢(展覧会)

 会社で展覧会をやることになった。会場になったのは、薄暗くてだだっ広い喫茶店。始めたときには一つも作品がなかったので、ぼくが第一号の作品を作る。人の形に切り抜いた紙をくしゃくしゃに丸めてから、それを台の上に飾ると、紙が元に戻る勢いで自動人形のように動いて、ドラマを演じる。そのアイデアにみんな大喝采だ。その後も、さまざまなありあわせの材料を利用して、次々と作品を作っては飾り付けていく。夕方には家から作品を持って駆けつけた女性社員も加わり、どんどん展覧会が充実していく。飾り付けが終わるのを見届けて帰りたいが、もう夜の八時だ。明日の朝来て、見ればいいかと思う。

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