8月27日の夢(会社に入る二つの方法)

 自分の会社に入っていくとき、二つの方法がある。ふつうに入る方法と、魔術師として入る方法とがあるのだ。せっかく魔術を使って入れる方法があるのに、もったいないなと思うが、やはり普通に入ることにする。でも、玄関をくぐるとき、魔術の印が書いてあるのを見ると、つい魔術を使ってみたい誘惑にかられる。でも、やめておく。

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8月25日の夢(動物の引く新幹線)

 東北地方を旅行して、新幹線に乗っている。素晴らしいスピードで疾走する新幹線だが、レールの上ではなく道路を走っている。窓から見ると、この新幹線は大型犬のような二匹の動物が犬橇のように引っ張っているのだ。道路は左側通行だが、動物が右側に移ったので、対向車線ですれ違いを待っていたバスや車が慌てて反対須川へ移動するのが見える。そのうち動物たちはスピードを急に落としてしまった。しかし、新幹線そのものは慣性がついているので、運転士が左にハンドルを切って動物を轢かないように避けて、追い抜く形になった。ぼくらの席の窓の下で、二匹の動物はすっかり止まってし
まったのが見える。

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8月24日の夢(都市建設とトイレクエスト)

 東北で新しい都市を計画的に建設している。都市は二重構造になっていて、城壁のようなもので内側と外側の二つの市街に分けられている。その内側の市街だけで、もうすぐ2万5千の人口に達する予定だ。
 トイレに入る。トイレだという部屋は、ベッドやインテリアがきれいに整えられた普通の部屋で、ベッドカバーの上に弁当箱大の白い箱が置かれている。これが便器だ。しかし、この箱に命中させるのも至難の技だし、やっているうちに溢れてしまいそうに思われる。それなら通りを隔てて向かい合っているビルのトイレを貸してもらった方がいいと思いつく。早速通りをわたって向かいのビルに入ると、そこは一階・二階ともファストフード系のお店が並んでいる。隅々まで歩き回るが、トイレは見つからない。

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8月23日の夢(お葬式とゴキブリ)

 妻とお葬式に行く。舞台の上にうずたかくお供え物が積み上げられている。司会者が参会者の名前を一人ずつ呼んでいく。まるで国会の記名投票のよう。呼ばれた人はそのお供えの山の中から、自分のお供えを取り出して、祭壇に捧げる。ぼくは「テレビ関係者」というグループの最後の列にいて、ぼおーっとしていると、司会者に「一色さんはまだですか?」と促される。慌ててお供えの山から、自分が持ってきたものを取り出す。それは夢の解放区のメンバーとかつて発行していた同人誌「黄金時代」だ。大判のその雑誌はかなり古びて、表紙には大きな黒い穴もあいている。ぼくは妻とそれを見て、「だいぶ年季が入っているね」と苦笑し、丁寧に祭壇に捧げる。
 台所に大きなゴキブリが出た。必死でソファーの下をごそごそと逃げ回るそいつを、ぼくははえ叩きを持って追いかける。

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8月21日の夢(封印された津軽弁)

 自分たちが主宰する朗読ライブに、青森からただ一人出場する少女がいる。彼女は朗読用の作品を収めた大判のファイルを持っているが、そのファイルの中に一回り小さい縦長のノートが入っている。そこには津軽弁で書かれた作品が収められており、それだけはけっして朗読しないことにしているという。

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8月19日の夢(無駄の摘発)

 野外の競技場。といっても地面はでこぼこで整地もされず、草野球場のような感じ。ぼくは警備担当で「無駄なもの」がどこかに置いてないか、チェックするためグラウンドの観客席(といって固定した椅子があるわけではなく、草原の上に腰をおろす感じ)を一周して見回る。無駄なものはとても危険な存在なのだ。ちょうど4分の3ぐらい回ったところに、アメリカのブッシュ大統領が座っている。そのすぐ後ろを通過する。もうすぐ一周地点に戻るというあたりで、物置の棚におばさんが韓国製の食品をたくさん積み上げているのを発見する。これは無駄なものだ。直ちに摘発する。
 道ばたに辛い生活をしている犬たちが何匹もいると聞き、出かけていく。そのうちの一匹の黒犬が寝ころんでいるところへ行き、ぼくは棒を黒犬の鼻先に突き出し、遊んであげる。犬は生まれてから一度も人間に遊んでもらったことがないので、感激して大喜びでぼくの棒の後を追いかけてはしゃぎ回る。そして生涯で初めての満足を覚え、満ち足りた様子で家の中に入ると、そのままやすらかな眠りにつき、天に召されていく。(その後、目は覚めないまま大泣きをしました)

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8月14日の夢(二重の二重の橋)

 橋の上にもう一つ、透明なガラス張りの橋がかかり、そこに二人の警官が常駐するようになった。昼夜を分かたず、そこで何かの監視をしているらしい。ぼくはもう一人の男とともに、そのガラス張りの橋に入れてもらう。中はまるで温室のようで、耐えきれない暑さだ。「これは防弾ガラスなのですか? それにしても暑くて大変ですね」と、ぼく。警官は「さっきまではここにこれが張ってあったんですよ」と、片隅に寄せた青い葦簀(よしず)を見せてくれる。そして無線で別の場所にいる上司に「やっぱり市民に入ってもらうと、わかってもらえますよ」と、嬉しそうに報告している。ぼくらも警官に声をかけられて、ご馳走してもらったばかりだが、おばさんたちのグループ数人にも声をかけてご馳走し、うまく懐柔に成功したらしい。「声をかけるタイミングも難しいんですよ。普通はFM橋か跨線橋の上にいらっしゃるわけでしょ?」と警官は自画自賛する。そう言われて足下の橋を見直す。一本の橋だとばかり思っていたが、こちら半分は列車の線路をまたぐ橋で、向こう半分は川の上にかかる橋だったのだ。向こう半分の橋の傍らにはJ-WAVEの放送局のビルがあるので、通称FM橋と呼ばれているらしい。この二重の橋の上に、さらに警察の監視用のガラスの橋がかかっているというわけだ。

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8月7日の夢(大教室トイレ)

 Y音楽教育財団で記者発表があるというので、その本部ビルに行く。会場がわからず、うろうろしていると、どうやら二階の教室で模擬レッスンがあるらしいと見当がついた。でも、まずその前にトイレに行こう。二階のトイレは使用中だったので、いったん階段を降りて、確かここらあたりにトイレがあったと思う場所へ行く。予想通り、そこに男女の人型のマークがある。もちろん男のマークのある方へ入ったのだが、ドアを開けるとそこは大学の階段教室のような広い部屋で、たくさんある椅子のうちの幾つかが便器になっている。しかし、それ以外の椅子にはまじめそうなご婦人たちが座って、講義を聴く態勢をとっている。間違いなくトイレなのだからと自分に言い聞かせ、持っていた大きな荷物を別の椅子の上に置いて、便器の上に登る。便器の上に立たないと用を足せない構造になっているからだが、便器の上に立てばひときわ目立ってしまって、とても恥ずかしくて用を足すどころではない。もっと目立たない便器はないものかと探し回るが、あいにくどれも使用中だ。しかたなく、最初の便器に戻るが、そこにはもう別の婦人が座って、講義を聴いている。しかたなく、いかにも用を足したようなふりをして、荷物を持つとがっかりしてトイレから出る。
 体が不調なので、妻と一緒に医者に行く。待合室で二人で待っていると、カウンターの奥から男の医者がわざわざ出てきて、「心臓とか調べましたが、何一つ悪いところはありませんよ」と言う。
 社長の自宅を訪ねる。緩やかな傾斜の丘一つがまるごと邸宅になっている。もう夕方だが、社長の娘の姿が見えない。それはぼくのせいのような気がして、責任を感じたぼくは庭中を探し回る。行方をつかめないまま戻ると、いつのまにか娘は戻っていて、手負いの獣のようにじっと床にうずくまっている。社長はぼくに「山の向こうはこの時間になると、もう暗くて寒いぞ。わかっているだろうが」と言う。ぼくはむっとして、「庭の掃除をしていただけですよ」と答える。
 会社のぼくの席の横に、大きなゴミ袋が置かれていて、中にはがらくたがいっぱいだ。何一つぼくのものは混じっていないのだが、会社のみんなはこういうがらくたはみんなぼくのものだと決めつけて、ここに置いたようだ。腹が立ったぼくはそれをみんなオフィスのフロアにぶちまけてしまう。

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8月5日の夢(宇宙ホテル)

 ぼくはジャーナリストで、中年の酒井、若い中村という二人の男と共に「宇宙ホテル」へ行く。そこで、ぼくは一年前に来たときと全く同じ光景を見る。高校生くらいの生徒たちが家具をひっくり返して、ホテル中をめちゃくちゃにしているのだ。彼らはその破壊をしたのは自分たちではなく、宇宙の悪魔的な力が働いてこの場所が破壊されたのだと信じさせたいらしい。
 ぼくは山の上にあるそのホテルから逃げ出して、バスに乗る。一番前の座席に座ったので、どんどん坂を下っていく景色がパノラマのようだ。やがてホテルからぼくらを追いかけてきた乗用車と、バスとは派手なカーチェイスを始める。
 なんとか追跡を振り切り、途中の茶店に入って休む。仲間たちはみんなお菓子を注文するが、ぼくは横になって寝たふりをする。すると浦野カメラマンが「もう寝た?」と言いながら近づいてくる。ぼくは「半眠半醒」と言って、にやっと笑いながら起きあがり、ぼくが持参したお菓子を二人で仲良く分け合って食べる。

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8月4日の夢(尖塔のある銭湯)

 前から見ると昔ながらの銭湯だが、屋根の上にモスクワのクレムリンのような、にょきにょきした塔がいくつも突き出ている。そのポストモダンな感じが女性に大人気の銭湯だという。

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