12月19日の夢(北海道の富士山)

 取材でカメラマンと北海道へ行く。インタビューの相手をまず撮影。すると、カメラマンが「せっかく北海道へ来たのだから、北海道らしいものをぜひ撮影しておきたい」と言う。カメラマンが指さしたのは、高窓から見える富士山のような山。富士山みたいだけれど、山肌がカボチャのようだ。富士山が北海道にあったっけ? とにかくインタビューをしようと思うが、質問表を忘れてきたことに気づく。しかたなく、時間をかけて一問ずつ思い出し、なんとかすべての質問を終えることができた。(夢ここまで)
 明日はピアニストの上原彩子さんのインタビュー。上原さんをインタビューするのはもう五度目で、多分ぼくが長い音楽ライター生活の中で一番多くインタビューした相手は彼女でしょう。そして、多分、彼女をぼくがインタビューできるのも明日が最後になるだろうと思うと、ちょっと感無量です。

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12月17日の夢(ピアノと新幹線)

 仕事で浜松へ出張することも滅多になくなって久しいのに、いまだに浜松の夢を見ます。
(夢ここから)
 浜松のピアノ工場の試弾室に行き、初めて仕事をするカメラマンのクルーに、コンサートグランドピアノを撮影してもらう。撮影が終わり、重いピアノを二階に運び上げて、やれやれと思う。だが、その瞬間、このピアノはコンサートグランドではなかったことに気づく。変だ。見回しても広い試弾室にあるのは、このピアノだけなのに。そういえば、今日、有名な外国人ピアニストが浜松に来ると言っていた。コンサートグランドピアノはそのピアニストの練習用に回してしまったのかもしれない。とにかくクライアントに電話をしようと携帯を取り出すが、何度やっても画面に相手の電話番号を表示することができず、かけられない。しかたなく、紙切れにえんびつで電話番号を書き付け、それを見ながら電話しようとするが、長い電話番号を記憶することができず、どうしても押し間違えてしまう。結局、いつまでたっても電話はかけられないのだった。
 帰りの新幹線に乗る。一列に窓際にいつもは前を向いて並んでいる座席を、一人の乗客が90度回転して、横向きにした。それがかっこいいので、窓際の乗客はみんな椅子を横向きにした。ぼくは真ん中の方の座席に座っていたのだが、自分もやってみたくなり、コートと鞄を席に置いたまま窓際の空席に移り、やはり横向きにして座る。やがて列車が東京駅に着いたので、真ん中の座席に置いてきたコートと鞄を取りに戻るが、見あたらない。どうやら盗まれてしまったらしい。

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12月19日の夢(写真週刊誌)

昨日、千駄ヶ谷にあったぼくの会社が現実に移転しました。17日から今度は江戸川橋で営業開始です。いまだに夢では千駄ヶ谷ではなく、それ以前に会社があった原宿が現れることが多いのですが、はたして江戸川橋が夢に現れることはあるのでしょうか?
(ここから今朝の夢)
 写真週刊誌のカメラマンたちが張り込みの末、ついに有名スターの男性の邸宅に、有名人の恋人が逢い引きにきている現場をおさえることに成功した。男性スターとの交渉がまとまり、二人が揃って門のところに出てくるところを撮影することになる。
 まず家から続くゆるやかな長い石段を降りて、門のところに有名スター一人が立った。それだけで待ちかまえたマスコミからフラッシュが何度も焚かれる。次いで、女性スターが現れるはずだったが、靴音高く駆け下りてきたのはぼくの友達の少女である。スターの隣におさまり、得意げな笑顔の少女。さらに遅れて現れたぜくも、その隣に少女と手をつないで並び、ポーズをとる。だまされたことに気づき、マスコミの記者らは唖然とした表情だ。

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12月11日の夢(虫)

 自分でお魚をさばいて3枚にする。刺身に切り分けて、盛りつける。ふと見ると、野菜を入れた皿に大きな太い虫がのたくっている。お魚の中にいた寄生虫だろうか。大声で妻を呼び、食べるのを待つように言う。しかし、どうやらこの大きさは魚類の寄生虫とは思えない。外からお花といっしょに室内に入ってきた虫かもしれない。やっつけようとすると、妻が気持ち悪がって、やめるように言う。そうしているうちに、虫はテーブルクロスの下に逃げ込んでしまった。もう見つけられそうにない。

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12月10日の夢(目黒駅で迷子)

 目黒駅で電車に乗った。座席がいっぱいなので、真ん中の通路にぼくは寝ころんで発車を待っている。ぼくのほかにも、寝ころんだり座り込んだりしているおばさんたちがいるから、こんな格好をしていても大丈夫だろう。そのうち、「13番線の方が早く発車します」というアナウンスが聞こえた。きっとホームの反対側の列車の方が早く出るのだろう。そちらの列車は空いていて、ぼくは最前列の座席にゆったり座ることができた。しかし、いくら待っても発車しない。よく考えると、13番線はここではないはずだ。ホームに降りる。と、せっかく今まで乗っていた列車がぼくを置いて発車してしまった。さて、13番線はどこなのだろう? 山手線はどこなのだろう?と、ぼくは跨線橋に上って、うろうろする。

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12月7日の夢(倒れた老人)

 電車に乗ったが、発車しない。見ると、降りようとした和服姿の老人が、ドアのところで転んでしまい、起きあがれないのだ。大きな荷物をかたわらに放りだし、片足のかかとには包帯がまかれている。隣にいた乗客のおばさんがおろおろしている。ぼくは勇を鼓して、おばさんや他の乗客と共に老人に手を貸し、ホームに連れ出してあげる。その間、老人は無言。ホームを走ってきた駅員が、その様子を見て、「ああ、これはもう出さないからね」と言う。

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12月6日の夢(バスの中)

 会社が移転したのだが、移転先の住所を書いたメモをなくしてしまった。確かこのあたりのはず・・・と、原宿の裏町をあちこちさまようが、どこにも会社は見あたらない。
 
 バスがやってきた。だが、バス停の前の路上には、「工事中」を示すバリケードが置かれている。中国人たちが工事をしているのだ。彼らは近づいてきたバスを見て、あわててバリケードを別の場所に移す。
 バスに乗ろうとすると、係員が「バス停の前に置いてある電光掲示板を見るように」と促す。「そこに座席が指定されている」という。なるほど、バスの座席表がちかちか動く豆電球の光で浮かび上がっている。だが、そこには今朝会った三人の乗客の席が指定されているだけで、ぼくの名前の書かれた席は見あたらない。係員は「名前の書かれていない人は、EX(エックスと発音する)といい、一番奥の空席に乗って欲しい。一番奥だから、一番先に乗ってほしい」と言う。ぼくは電光看板に描かれた座席表をよく頭にたたき込んでから、バスに乗り込む。車内にはシャッターが降りている。それを押し上げると、ガラガラと音楽的な音を立てる。中は、ぼくに好奇の眼差しをそそぐ中国服を着た弁髪の少女たちでいっぱいだった。

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12月3日の夢(終わりなき闘い)

 どこかの国へ行き、そこで一つ一つ場所を変えながら、ぼくらは敵と闘う。バレーボールやバスケットボールで闘うのだが、勝負をするのは常に狭い部屋の中だ。闘う相手は常に同じ人物たち。ぼくらは敵にとらわれているお姫様を救うために闘っているのだ。勝っても勝ってもまだ次の部屋、次の闘いがある。だが、とりあえず休憩だ。ホテルの部屋に入って休む。
 誰かが「最初の方の闘いで、お姫様から勝利の印のカードをもらったはずだ」と言う。仲間の一人(ぼくの職場の元社長で癌で亡くなった)が「えっ、一つ一つそんなもの覚えてないよ」と答える。だが、ぼくは「いや。それは確かにぼくがお姫様から貰ったはずだ」と言って、自分の鞄から箱を取り出す。カードはすべてこの箱に入れておいたはずだ。だが、見つからない。しかたなく、ぼくは鞄からすべての荷物を出してみる。しかし、やっぱり見つからない。確かに貰ったはずなのに!

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12月2日の夢(研修会)

 研修を受けに行く。仲間に若い女性がいて、仲良くなる。研修会では、メガネをかけた真面目そうな女性講師が黒板に向かい、講義をしてくれる。そこは畳の部屋で、最前列の一番右端にぼくと女性は座っている。講義の途中、彼女がぼくに猫のようにすり寄ってくる。ぼくはそれを適当に受け流しているが、講師が一瞬言葉を止めて、ぼくらに何か言い足そうにするものの、そのまま何気ないふりをして講義を続ける。しかし、ぼくはそれを見逃さない。
 講義のあと、資格試験をみんなで受けることになる。しかし、ぼくはそれは後日のことと思い込んで、会場の外に出てしまう。慌てて階段を逆走したり、逆からは入れないドアを無理矢理突破したりして、また会場に戻る。そこにはたくさんのテーブルが置かれていて、各テーブルで学生たちがカードゲームのようなことをしている。奥に二人の審査員が地獄の魔王のような感じで、怖い顔をして座っている。その一人は大女性詩人として有名なSさんだ。
 仲良くなった女性はその後、彼女が出張する日を教えてくれるので、インターチェンジで待ち合わせ、ぼくもいっしょについて行ったりする。
 さて今日、ぼくは会社にいる。会社で、ぼくと彼女とは隣同士だ。デスクの下に布団が敷いてあり、社員はデスクで仕事をしたり、疲れて布団で寝たりしている。気づくと、ぼくは布団で熟睡してしまっていた。眼を覚ましたのは退社時間の6時少し前だ。遠くの方からラジオのような音が聞こえてくる。音のするところへ行ってみると、これからテープ起こしをしようとしていたカセットテープが勝手に回りだしているのだ。しかも、触ると機械が熱くなっている。モーターが焼き切れて、テープが消えてしまっては大変だと慌てるが、なんとか大丈夫らしい。明日からは真面目にテープ起こしをして、仕事をしようと思う。

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さよなら、寺西さん

 11月に「詩学」を畳まれた寺西幹仁さんが急逝されました。脳内出血だったとか。文字通り、いのちを賭けて「詩学」の灯を絶やさずに頑張ってこられた寺西さん。本当に長い間お疲れさまでした。走り続け、悩み続けた何年かだったことでしょう。でも、もういいのです。ゆっくりと手足を伸ばしてお休みください。あとはぼくたちがしっかりと引き継ぎますから。11月17日に寺西さんの夢を見ておいてよかった。さよなら。手を振ります。こちらは夜で、暗いですが、そこからまだぼくらが見えますか?

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