3月12日の夢(もろい地盤と擬装機械)

 ふとある風景を写真に撮りたくなって、知らない土地に入り込んだ。夢中になってシャッターを押した後で、気がつくと、地面が変だ。真っ黒な土が雨で浸食されたためだろうか、一面にタケノコを突き立てたように、円錐形の土の塔が並び、その尖端にぼくは乗っているのだ。この土の塔が崩れたら落ちてしまう。なんて、もろい地盤の上にぼくは立っていたのかと、びっくりする。
 工場の中にいる。ここは擬装された工場だ。図面で見る限り、ここに置いてある機械は、その人の掌の形に金属を打ち抜くために作られたもののはずだが、その向こうに置かれているのは原子力発電所用の金型を打ち抜く用途に作られた擬装機械だ。それを社長と営業部長が熱心に見ている。

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3月9日の夢(旅の途上)

 田舎を旅している。路上にテーブルを出した店で、見知らぬ人たちと食卓を囲む。お皿に山盛りの食べ物を貰ったが、食べてみると、とてもまずい。おまけに、口から落ちた食物がぼくのズボンに付いて、色鮮やかな染みを沢山作ってしまった。
 彼らと別れ、再び道路を歩いていくと、大きなビルの工事現場に出た。工事中の足場が組まれたビルは既にコンクリートが打ち終わっているが、内部は真っ暗だ。その中に、白いヘルメットをかぶった工事の男達が、突入する準備をしている。彼らはぼくと同じ側に立つ人々で、攻撃の準備をしているのだ。工事現場の地面にはいろいろなものが散乱し、足の踏み場もないほど。歩くのも大変だ。ぼく自身はその攻撃には参加せず、また旅に出る。
 一つの建物に入る。トイレを探して、あらゆるドアを開けてみるが、トイレは見あたらない。ぼくの後から来た男がぼくを追い抜いて、一つのドアの前に立った。どうやら、そこがトイレで、中に誰かが入っているので、順番を待っているらしい。並ぶのも大儀なので、トイレをあきらめ、外に出る。その家の中も外も人々でいっぱいだ。

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3月7日の夢(教室のようなオフィス)

 会社というより、教室という感じだが、やはり会社のオフィスなのだ。模様替えがあったばかりらしい。一番前の黒板のあるべきところは書棚になっていて、沢山の資料本が並んでいる。その右側にトイレがある。空室だと思って、ぼくはノックもせずにドアノブに手をかけ、ガチャガチャと開けようとするが、開かない。よく見ると、ドアの隙間から中に電気が点いているのが見える。人が入っているのだ。慌てたぼくは、ドアから手を離したものの、ついでに中の電気をオンオフするスイッチをパチンと消してしまうが、また急いで、何食わぬ顔をして点ける。そして、一番後ろの方の自分のデスクに戻る。
 といって、本当の一番後ろの列にあるのは社長の席で、その一列前がぼくと同僚のOさんの席だ。一番後ろと横の壁にも棚があるが、そこには並べる資料がないので、Oさんが食器や壺などをきれいに並べて飾っている。ぼくは社長とぼくが共同で使う「ピアノの部品に使う木」についての資料本を手にしていて、その棚のどこかに並べられないものかとうろうろするが、どこにもスペースがない。これも一番前の書棚に置くしかないのだろうか。

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3月4日の夢(医務室の社長)

 温泉宿の従業員は、よくお湯の中に何かを入れて、お互いの通信に使っている。今日はお湯の中から、ザバッという音を立てて、ふいごのようなものが浮かび上がってきた。それのお尻の部分を押してみると、ふいごから出てくる風が何かの言葉になった。これがメッセージであるらしい。それをKくんに聞かせると、彼は書類の束をさらさらとトランプのようにさばいてみせた。なんと、その音にもメッセージが含まれているらしい。早速そのことをP社のM社長に報告しようとして、ぼくは間違えて医務室を開けてしまった。医務室の簡易ベッドの向こうに、ぼくの会社のS社長が座っている。びっくりしたぼくは、みんなに「社長が医務室を社長室がわりに使っているよ」と触れ回る。

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3月2日の夢(タップダンスの本と地図)

 女性がぼくに、図書館でタップダンスの本を借りるようにアドバイスしてくれる。ぼくは自分の借りたい本を何冊か貸し出しカードに書く。それにはタップダンスの本は書いてないのだが、「あの本は、貸し出し係のところへ行ってから、もしそういう本が借りられる状況なら借りるつもりだ」と言って、女性に納得してもらう。
 自分の会社の所在地をデザインされた地図を見る。ぼくの会社は交差点に面している(うそです)のに、その交差点は表示されてなく、一本手前の交差点が描いてあ、その少し先に会社のマーク(そんなものも現実にはない)が表示されているだけだ。これでは地図を見る人に分かりにくいと思うが、そちらの交差点の方が有名なので、そうしてあるのだろうか。

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ジャンプ先

うまくジャンプ先が表示できないので、もう一度。
念のためURLも書いておきます。http://www.mfi.or.jp/mune
歩くチブ4

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セン詩ティブなHP「歩くチブ4」リニューアル!

単に詩人の作品やエッセーを集めたホームページじゃない。もちろん投稿サイトでも、掲示板でもない。でも、そのどれでもある。そして、メンバーだけでなく、読者もいっしょに詩を考えたり、作って発表できる。わいわい対話もできる。そんなアクティブでセンシティブなサイト「歩くチブ4」がリニューアルしました。メンバーはそうそう、あの4人です。もちろんぼくもその一人。将来はここに集まった言葉たちをまとめて、雑誌にする計画もあります。厳選された投稿作品2編も批評付きでアップ。次回は3月末更新予定。投稿受付中です。さあ気になった人は今すぐジャンプ!
歩くチブ4

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2月29日の夢(汚物)

 出社したら、会社が、ではなく会社のぼくのパソコンが壊れていました。早速入院させました。愛しているパソコンだからね。
(ここから夢)
 会社の中なのだが、そこは路地が縦横に走る、住宅地。まさに「町内」という感じ。その町内の一番右端にあるソファに二人の人が座っている。その人には宇宙の果てのことが分かるのだ。その人と宇宙の果てについて語りたいと思う。
 
 社長がお尻から出した黄色い汚物を沢山ためている。元女性社員のIさんのものも、彼女が「切れた方がいいから」(意味不明)と言うので、一緒に入っているという。そういえば、ぼくのものもためてあったのだ。ソファの下から、タオルや新聞紙にくるまれた黄色い汚物を、ぼくは大量に引っ張り出す。手についてしまうが、しかたがない。ゴミ袋にまとめて入れようと思うが、ゴミ袋は町内の反対の端、つまり一番左端にある和尚さんの家にある。その家までぼくは両手に汚物をあふれるほど、持っていくが、途中にピンクのテーブルクロスをかけた食卓がある。これはぼくが食事をするテーブルだ。それが道路の幅いっぱいに置かれているため、どうしても汚物がテーブルに触れそうになる。自分が座るのとは反対の端を通って、和尚さんの家を探すが、なぜか見つからないので、また汚物を持って戻る。今度は自分の座る側を通る。

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2月28日の夢(飛行機で出張)

 外国人のカメラマンとロケに行き、帰りの飛行機に乗り込もうとしている。だが、ぼくは荷物を忘れてきたのを思い出し、彼だけ先に乗せて、取りに戻る。
 出発時刻に遅れたのではないかと、慌てて走って戻るが、まだ搭乗の長い行列が続いていた。
 機内には空席がかなりあるが、広いため、ひとわたり見回しただけでは、カメラマンがどこにいるか分からない。二回目に、前方で手を挙げて合図している彼を見つけたが、ぼくはとりあえず片づけなければならない仕事があるので、一人別の空席に座る。そんなぼくに、しびれを切らしたらしく、彼が歩いてきて、「帰りの旅費は自前になるんですか?」と質問する。ぼくは「いや。羽田から出発して羽田に帰り着くまでが出張なので、帰りの飛行機代も払いますよ」と答える。しかし、彼はなにか納得がいかないようだ。
 車でギリシャの海岸を走っている。窓ガラスが白く曇ってきたので、手の甲でぬぐう。ぼくは旅行ガイドなので、車内の観光客に、「この辺は景色がどこも同じなので、自分がどこにいるのか分からなくなる人がたくさんいます。そういう人に、ここがどこだか教えるバイトをする人もいるくらいです」と説明する。

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2月24日の夢(「帰る」主題の3つの夢)

 一人の女性と二人の男性とタクシーに分乗して、地方都市から新宿の南口までタクシーでやってきた。男性の一人は松岡正剛氏だ。ぼく以外が割り勘でタクシー代を払い、男性二人は車を降りて街頭に消えていった。すると、女性は「このまままっすぐ帰れることが分かったから、これで帰ります」と言う。今出発してきたばかりの地方都市の自宅にこのまま帰ると言うのだ。彼女はぼくの右側に乗っていたが、そちら側のドアを開けて、左側から乗り込み、無理矢理ぼくと席を交替する。それを見た運転手は、タクシー代がさらに追加されるのだからと、慌てて車を降りて、松岡氏らを追いかけ、割り勘でさらにお金を払ってもらおうとする。ぼくは運転手を制して、「女性の運賃はぼくが払う」と言う。そしてズボンのポケットに手を入れるが、そこにあるはずの財布がない。少し不安になるが、かわりに四つ折りに畳まれたお札二枚が手に触れたので、それを引っ張り出して運転手に払う。一万円札のつもりだったのに、最初のお札は開くと千円札で、これではとても足りない。もう一枚を開けると、それは五千円札だったので、それを運転手に渡す。
 いつのまにか、ぼくは地方都市にいる。そして、「ここから新宿まで走って帰れそうだ」と言い、実際に町の中を走り出す。
 またもや地方都市の、今度は電車の駅にいて、ぼくは帰宅するために「新宿」と言って、切符を買う。ホームには昔の箱型をした古い三両連結くらいの電車がいて、それは急行電車だ。電車は出発間近で、ぼくの前を走っていく中年女性に駅員が「指定券は中で買えるから」と言い、女性はそのまま走って電車に乗り込む。ぼくだって走れば十分乗れるだろう。だが、ぼくは指定券を買っていないのに、無理して乗り込むことにためらいを覚える。そうしているうちに列車はぼくを置いて、出発してしまった。

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