3月29日の夢(解体されたテレビ塔)

 「詩と思想」編集部の建物に泊まり込んでいる。T社長のご主人と、ぼくと、もう一人見知らぬ男性がいて、三人で蒲団を並べ、ごろごろしている。ここでは夕食の時間がやけに早い。そのため夜になってお腹が減るが、買い食いに出かけるわけにもいかない。
 あるホテルに入る。ロビーへの自動扉を通り抜けたとたん、上から頭に液体がかかった。なんだか、おしっこをかけられたような気がして、気持ちが悪い。そのままロビーを歩いていくと、従業員の女性が「入り口で水をかけられませんでしたか」と言いながら、おしぼりを持って、近づいてくる。よかった。水をかけられるのは、ぼくだけじゃなかったのだと、ほっとする。
 もう帰ることにして、車で走っていると、役割を終えた名古屋のテレビ塔が解体されて、いつのまにか根本だけしか残っていない現場を通りかかる。ヘルメットをかぶったとび職人が次々と鉄骨を解体していく。周りは住宅街で、そこにぽつんと土台だけになったテレビ塔が、こんなに小さかったのかと驚く。

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3月27日の夢(クビになった女性)

 これもアップする暇がなかった3月27日の夢日記。
 小学校の講堂のような広い場所。前の方にK会長はじめ、会社の幹部が横一列に座っている。会長がぼくを呼び、分厚い書類の束を寄越した。以前クビになったSさんが書いたものらしく、ぼくに読むように促す。そのクビ事件にぼくがかかわった証拠が、そこに書かれているのだという。ぼくが読んだのを見て、会長は「ニューヨークへ行ってもらうかもしれません」と言う。英語もできないぼくをニューヨークに左遷するということらしい。
 都電に乗っている。銀座で降りるつもりだったが、ふと気づくと知らない場所を電車は走っている。運転席の窓越しにお寺の名前がついた停留所の駅名が見える。どうやら気づかずに、乗り越してしまったらしい。電車を降りて、反対路線に乗り換えようとする。するとそこにもっと以前、会社にいて、やはりクビになったIさんが立っている。ぼくは彼女を見て、「あ、あなたはうちの会社にいた・・・」と言うが、名前が出てこない。彼女は「そうよ。でも、名前を思い出せないなんて、ひどい」と言う。懸命に思い出そうとするが、どうしても名前が出てこない。

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3月21日の夢(屋根)

 以下はアップする暇がなかった3月21日の夢日記。
 経理部長のITさんが会社破綻の責任をとって、会社の中枢のある4階から3階へ降格になった。そういう場合、普通は「主事」という肩書きになるはずだが、ITさんだけの特別の肩書きが用意されたという。
 癌の手術をして仕事を休んでいたIMカメラマンが回復したらしく、会社に顔を出しに来ている。ぼくは古い書類の束を手にしていて、その上に積もった綿埃をふーっふーっと息をかけて吹き払っている。
 K会長が雑誌を見ながら、「この記事はわりとよく書けているな」と同僚と話している。その記事はぼくが以前書いたものなのだが、彼はそのことを忘れてしまっているらしい。
 オフィスの窓を乗り越えて、2階の屋根の上に出てみる。屋根は東南アジアの寺院のような形にカーブしていて、大変広い。その屋根をたどっていけば、そのまま地上まで降りられるかと思ったのだが、屋根は複雑な構造になっていて、下までは降りられそうになく、ぼくは引き返すことにする。

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3月22日の夢(電車型の船)

 ぼくは高校生で、東京の社会見学をしている。「東京だけというのでは不公平だから」という人があり、高知の船に乗ることになった。桟橋の両側に早速2隻の船がやってきた。船といっても、どう見ても、これは電車だ。右岸に2両連結、左岸に3両連結の電車型船が接岸し、巧みに片側の車輪だけを浮かせて、停泊した。
 ぼくは左岸の3両連結の船に心を引かれるが、手近にいた右岸の2両連結の方に乗り込む。後ろの方でイタリア人の女の子二人がぼくのことを話しているのが聞こえる。船室は二人がけシートで、窓側にその女の子の一人が座り、ぼくはその隣に席をとることができた。
 女の子が話しかけてきた。「あなたは以前イタリアにいたでしょ?」 ぼくは「いいえ、ぼくはいたことがありません」と答える。
 船はパリのエッフェル塔に着いた。ぼくはここで、ガイドとして観光案内をしなければならない。ドアがあり、鍵を開けて中に入ると、二つの荷物が「着払い」で到着していた。一行の外国人の男の子たちがその伝票を見つけ、外にいたぼくの会社の元取締役だったM氏に手渡す。M氏は男の子たちに外国語でお礼を言って、受け取った。
 すると、一行の中の別の男が「マル・・・(外国の人名だったが忘れた)が来るよ。役に立たないこともないかもしれない男だ」と言う。見ると、向こうからあまり風采の上がらない男が駆け足で近づいてきて、そのまま通り過ぎていってしまった。M氏は「いや、いい」と言って、マル・・・のことを無視し、伝票の件は自分で解決しようとする。

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3月20日の夢(携帯電話)

 クライアントのY社から、数日後に開催されるオリンピックの展覧会に、短歌同人誌「K」の歌人たちのアンソロジーを制作することが決定したと、急に発注があった。随分前にぼくが原稿を作成し、原案をY社に預けておいたものだ。なにげなく承諾して帰宅したものの、ぼくの原案にはない歌人たちの作品も付け加えて、二倍ぐらいの厚さに仕上げなくてはならないという。そのため、「K」誌を家の中で妻といっしょに探し回るが、見つからない。もう原稿を作成した時点で用済みと判断し、ほかの同人誌といっしょに捨ててしまったらしい。
 とりあえず死んだはずの父や、既に退職したはずのM氏らと共に電車で秋葉原にある代理店を目指す。代々木で急行に乗り換えた方がいいだろうかと躊躇し、吊革につかまったまま連れの姿を探すが、同じ車両にも前後の車両にも見あたらない。そのまま乗っていると、どこからともなく彼らが現れて、四谷で降りてしまった。「会社で待っているから」と言う。
 結局、ぼくだけが秋葉原へ行った。代理店の入っているビルは、とてもモダンな立派な建物だ。ロビーにはコンパニオンの制服を着た女性たちが大勢いて、華やかな展示会の真っ最中である。しかし、代理店の部屋はどこなのか。携帯で電話しようと思う。番号登録はしてないが、昨日かかってきた番号が記憶されているから、それに逆電すればいいだろう。だが、携帯の画面はワンセグになっていて、この展示会の案内ビデオが映っている。どうすれば電話に切り替えられるのかわからない。おまけに、展示会の音がうるさくて、たまらない。ドアの向こうに小部屋があったので、そこに入ってみる。中は無人だったが、散らかったテーブルや椅子の上にコンパニオンたちの服や持ち物が置いてある。彼らの楽屋らしい。ここにいてはまずいと思い、再び外に出る。

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3月19日の夢(耳の後ろに生えたてのひら)

 髭を剃ろうと鏡を見ると、右耳の後ろに皮膚の出っ張りがある。引っ張ってみると、鳥が翼を開くようにそれが広がった。なんと、ちゃんと5本の指のある右のてのひらそっくりのものが、生えているのだった。左耳も調べてみると、右耳ほどではないが、やはり耳の後ろから小さな左のてのひらが生えていた。

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3月18日の夢(悪夢)

 ぼくはベトナムに部屋を借りて寝ていた。真夜中に隣の部屋でエレキギターをかき鳴らす音がして、うるさくて目が覚めた。室内は真っ暗だが、薄明の中で、枕元の壁に今まで知らなかったドアが開いているのが見える。ドアの向こうはどこへとも知れず、続いている通路。
 怖くて、手の届くところにあるスタンドのスイッチを手探る。しかし、電気が点かない。半身を起こして、天井からぶらさがっている蛍光灯のスイッチの紐を引く。でも、やはり反応はない。怖くなって、せめて窓を開けようとするが、開かない。
 怖いから、眠ってしまい、目が覚めれば夜が明けているのではないかと思う。強引に眠る。また目が覚める。やっぱり同じ部屋にいる。

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3月17日の夢(船の旅と玩具の犬)

 女友達といっしょに旅に出た。彼女はどうしても船で旅をしたいという。乗った船は超満員で、満員電車のように混み合った船内にみんな立って乗っている。彼女とぼくはぴったりと体を密着させて立っていたが、ぼくはそのまま眠ってしまった。ふと目覚めると、船内はがらがらで、もうぽつぽつとしか乗客がいない。そんな中で、周囲の目を気にせず、立って抱き合ったままでいてくれた彼女にぼくは感動する。
 別の船室に移動する。そこで彼女は一匹の子犬を飼っている。かわいい子犬だ。だが、ちょっと目を離して、また見てみると、犬は大きな成犬になっている。スコッチテリアのような犬だ。そばにもう一匹犬がいる。二匹の犬はそっくりだ。それで、それらの犬たちが本物ではなく、玩具の犬だったことに気づいた。

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3月14日の夢(動物化粧と面接)

 会社で著者の到着を待っているが、なかなか現れない。やっと女性秘書を連れて現れた。秘書は人間の顔をしているが、著者はネコかイヌのような動物の顔にお化粧をしている。もちろん女性である。今はこういう化粧が流行っているのか?
 会社で面接の試験官をしている。男性と女性、二人の受験者を面接するが、ぼくは筆記用具を忘れたため、男性からメモとペンを借りた。面接の結果は圧倒的に女性の方が優秀だった。しかし、筆記用具を男性が持ち帰ってしまったため、記録まで持ち去られてしまった。「圧倒的に女性の方が良かったのに」と、ぼくはみんなに口頭で伝える。

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3月13日の夢(6円札)

 自分が編集して出した本の宣伝イベントのため、和風旅館を借りて、一晩泊まった。翌日、チェックアウトしようとすると、日本ではないその国のお札で100円(貨幣単位は何だったか忘れた)支払うよう言われる。財布からお札を出してみると、6円札とか半端な額面のお札ばかりで、どう組み合わせても100円にならない。日本のお札でいいのなら、100円札1枚があるから、それで払えるのだけれど。
 困っていると、ライバル出版社の光文社の編集者が来て、「私はここをずっと借りていますから、かわりに払ってあげましょうか」と言う。いやなやつだ。

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