12月27日の夢(新幹線と雪)

 新幹線に乗った。車両ごとにいろいろな座席になっている。バスみたいな座席もあれば、都電みたいなやつもある。何両か通り過ぎるが、ぼくの座れる席がない。山手線のような席の配置になっている車両に、席が空いていたので、そこに座る。
 ぼくは出張帰りで、手にしていた白い校正刷りの冊子を眺め始める。と、ぼくの隣に見知らぬ男が一人座った。次の駅で、男の同僚らしい女性が乗り込んできて、ぼくの隣に座る。二人は仕事の資料を座席の上に並べて仕事を始めた。
 ぼくはトイレに行きたくなった。二人に席をとられてしまわないよう、白い冊子を席に置く。トイレは多分右手にあるという気がするが、そこは左側の連結部に近い場所なので、念のために左の連結部を覗く。やはりそこにはない。右の連結部に行ってみるが、そこにもない。トイレを探して、何両も車両を通り抜ける。そのたびにさまざまな車両があり、ついに明るいお日様のさんさんと当たる公園のような車両に行きつく。そこでは子供たちが楽しそうに遊んでいる。
 ぼくは息子と二人で塔に登ることにする。なぜかぼく一人が先に上がってしまい、いざ降りようとすると、雪が階段に降り積もって、すべりそうでとても怖い。手すりに両手でつかまって、必死で降りる。ほかの人たちは誰もそんな無様な降り方をしていないので、カッコ悪いなあ。でも降りてみると、意外に簡単に下まで降りられた。そこに息子がいて、知らない女の子と話をしている。早く塔に登るよう、声をかけて通り過ぎる。しかし、サングラスをつけたあの男は本当にぼくの息子だったのだろうか?

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