8月23日の夢(トイレの幽霊)

 妻と地方へ旅行する。地元の資産家一家と仲良くなり、その自宅に逗留する。その娘は既に結婚しているが、夫と一緒にこの実家に暮らしている。ぼくは彼女に話しかけてみるが、つんと澄ましていて、とりつくしまもない。
 テレビをつける。拉致対策の政府チームと、一般の人たちで意識に温度差があることがテーマの番組だ。ある事件のストーリーが語られ、その犯人を許したいと思うかどうか。許したい人は左へ、許さない人は右に出て、意思を示す。拉致対策チームの人々はほとんどが「許す」意思表示をするが。学生チームと居酒屋チームはどちらも「許さない」が大半で、正反対の結果が出る。
 そのテレビで災害のため、列車が不通であると報道される。これでは帰れないかもしれないが、帰宅準備のためトイレに行く。さすがに大きな邸宅で、途中で必ず廊下を逆方向に曲がってしまい、道に迷うが、なんとかトイレにたどりつく。だが、トイレの前には幽霊が座っていて、ちょっと怖いが、ぼくは幽霊を迂回して、なんとか用を足す。
 テレビでもう一度、鉄道の様子を確かめる。まだ復旧していないようだが、若夫婦たちと一緒に、娘の方の運転でぼくらは出発する。途中、ガソリンスタンドに寄る。スタンドのチーフが「なになに組の若奥様だよ」と店員たちに叫ぶ。一家はこの地方で有名な土建屋らしい。「オーライオーライ」と車が誘導されるスタンドは、芝生の生えた広大な丘全体を広々と占めている。なんて大きなガソリンスタンドだ!

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