1月29日の夢(青森で現代詩講演会)

 青森で現代詩の講演会があるというので出かける。学校の運動場のような長方形の敷地の、左端と右端に建物がある。ぼくは右側の建物が会場だと思い、そちらへ向かうが、そちらから他の人たちが何人も歩いてくるので、反対側の建物が会場だとわかり、回れ右をする。
 ぼくのすぐ目の前を、ぼくに気づかず足早にエレベーターに乗り込んだのは女性詩人のHさんだ。ロビーにいたWさんとも目が合い、挨拶を交わす。エレベーターにはS誌編集委員会のN氏とIさんが既に乗り込んでいる。エレベーターが上昇を始めると、揺れたために、ぼくはIさんの足を踏んでしまった。Iさんに「東京の人はすぐ足を踏む!」と怒られる。エレベーターは狭い縦長の空間だ。揺れる度にぼくはよろけて、壁に頭をぶつけ、「あいて!」「あいて!」と言う。それを見て、Iさんは笑っている。
 乗り合わせた農協ふうのおじさんおばさんたちが八階のボタンを押したので、ぼくは会場は八階だと思い込んでいたものの、念のためポケットから案内状を取りだして見る。すると、会場は七階だった! だが、そのときにはエレベーターは既に八階に到着し、農協ふうの人々が続々降りていく。しまった、通り過ぎてしまった! と後悔するが、「エレベーターに乗ったまま、一階下へ降りるだけだから簡単だ」とも思う。ところがエレベーターには「もっと上へ、もっと上へ」という電光表示が点滅し、十一階、十二階とさらに上昇していく。これではなかなか会場にたどりつけないな。
 すると、N氏がぼくに尋ねる。「最近カワキタノリコ(実在しない)は研究会に来ているの?」 ああ、あのおばあさんか。ぼくは「カワキタさんは来ていない」と答える。

カテゴリー: パーマリンク

1月29日の夢(青森で現代詩講演会) への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。