呉智英くん

 自宅の部屋に蒲団が敷いてある。先輩詩人がここで寝ていたらしい。だんだん、その蒲団が一つの問いに見えてきた。その問いに答えなくてはいけないと思う。
 場面変わって、高校のクラス会に出席している。呉智英くん(中学・高校と実際にクラスメートだった。もちろん本名は別だけどね)も来ていて、教室で席から立ち上がってぼくに向かい何かを言う。ぼくは「うっせいなあ。俺は昔と人が変わったんだよお」と答える。
 それから自宅に戻り、冷蔵庫を開けながら、「ぼくは何も変わっちゃいないさ」と、一人ほほえむ。

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