3月14日の夢(お屋敷)

 大きなお屋敷に三人でおよばれに行った。三人というのは、ぼくのほかに父と母のようでもあり、妻と息子のようでもある。百人一首をして遊ぶ。といって、畳の上でカルタ取りをするのではなく、百人一首の札が十枚ぐらいずつ上等な透明パックに包まれているものが、燕尾服を着た召使いたちの手でテーブルに持ってこられ、椅子に座って、カード遊びをするのだ。ぼくは教養がないので百人一首なんか本当は全然知らないので、すごく恥ずかしいが、なんとかごまかしている。
 昼間からおじゃましているのに、楽しく過ごして、ふと壁の時計を見ると、もう夜の11時だ。もう急いで帰らなくてはいけない。クロークでコートを取ろうと思うと、そこは帰ろうとする客達で押し合いへし合いになっている。女主人が「私が取ってきてあげる」と言ってくれる。そして彼女の命令を受けて、大男の外人が突進し、人々をかき分けてあっという間にクロークへ到達する。だが、彼はぼくのコートを取ってきてくれない。そのため、ぼくは帰ることができない。自分の家族たちを探すが、姿が見えない。この部屋にいないだけなのか、それともとっくに帰ってしまったのか。心配になったぼくは携帯で家に電話するが、携帯には変な数字が表示されるだけで、かけることができない。そこへ変なパトカーがやってきた。パトカーがぼくを見かねて電話してくれるのかと思ったら、さにあらず。変な男とその父親が現れて、男はパトカーにあった星のマークを胸につけて、ポーズをとる。それを男の父親がカメラで撮影している。

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