2月13日の夢(美しい街)

 D美術社のT社長から、ある近代詩人の詩集の校正刷りを見せられ、アドバイスを頼まれる。校正刷りには、その詩人の「会議は踊る」という作品の舞台となった当時のモダンな温泉町のカラー写真が組み写真として使われており、「写真 編集部・****商店街」というクレジットが入っている。それを見ているうちに、ぼくはその本の中に入ってしまったらしい。カラフルな写真の街並みの中を歩いていく。商店ごとにキラキラと光る不思議な文字で書かれた店の名前が空中に浮かんでいる。D美術社でもこんなきれいな印刷ができるのだなと感心する。ある商店の入口に、黒い椅子のような見慣れない物体が置かれている。あれは何だろうと目を凝らしているうちに、目覚ましが鳴って目が覚めた。

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