360度クルクル、ロバート・サブタ!

押し入れや棚を久しぶりに整理した。
随分こんなこともしていなかったので
結構必要じゃないものも増えているもんだな?と思いながら
ハードカバーの小説やらCDなんかを処分したら
随分とすっきりするじゃないか。
う?ん、よしよし。
もちろん、こんなことを始めたのには理由がある。
日頃“欲しい?”と思っても
一日経つとほとんどの購買意欲は消えてしまう私。
が、今回かなり刺激されてしまい、予約したものがある……。
とはいえ、ちょっと迷った。
というのもその“欲し?いモノ”は大きいのだ、とても。
置いておくには場所をとるし、
将来何かの役に立つようなモノでもない、たぶん。
で、予約してから約3週間。待ってたよー。
ということで私の物欲を刺激した“モノ”はコレ。
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すばらしいですねぇ。
閉じたり開いたりクルクルまわして見ています。
時間がたって接着してる部分が剥がれてきたら
複雑すぎて補修できないかもなー。
ちなみに背表紙部分は厚さ約5cm。辞書並みだ。
来年にはサメに関するものも発売予定だということ。
サメか?、う?ん、魅力的だ。困った!

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ホワイトクリスマスならず?


南国にめずらしく雪が降った。
朝、窓を開けたら外は真っ白で急いで外へ出た。雪だー!
風が強くて降ったばかりの雪が屋根の上で舞い上がっていた。
うーっ、さっ、寒い!日本列島冷凍中。
うちのめだかもさぞ、寒いことだろう。
分厚い氷がはっていたので心配になって
氷をわって、中をのぞいてみた。
大丈夫、無事だった。
今年、生まれた小さいめだかも水底で
じっとたえていた。
気持ちはお湯でも入れてあったかくしてあげたいが
その変化は逆効果となるので気持ちだけ。
「がんばるんだよ、春はまだ遠いけど。」
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もう少しでクリスマス。
あと2日くらい残っていてほしかったけど
雪は温かい太陽ですっかりとけてしまいましたとさ。

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「東京タワー」


「東京タワー」を図書館で予約してきた。
買おうかどうしようかと思っていた本で
検索してみると既に予約者は6名。
で、私は7名目の予約者となり、
この番号では読むことができるのは年明けだ。
ちなみに「東京タワー」 は江國香織じゃなくて
リリー・フランキーのほう。
読んだ人に聞くと号泣するらしい。
泣くのはいいけど周りに人がいる時にはちょっと、なので
家や車でしか読めないかもしれない。
買おうと思った大きな理由はリリー・フランキー本人が
ずっと大切に持っていてほしいから装幀を丁寧に作ったと
言っていたからだ。
それと同じ学校に通っていた人でもあるので
どんな文章書くのかなーという興味もあり。
(しかしこの学校を中退する人、
物書きで大成してる人が結構いるんだよな?。なんで??)
買うのは読んでみてから決めようと思う。
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ということで代わりに借りてきた本
「古道具 中野商店」(川上弘美 著)。
これがわりと面白い小説で。
どこが面白いかというと
半分は、馴染む何かがそこに行けばありそうなこの題名(なんかいい!)、
あと半分は古美術じゃなくて古道具屋(古いコタツやストーブまで売ってる)という場所と
主な登場人物が4人という少なさ、どの人もキャラが濃くて単純で、どっかにいそう。
あと少しで読み終わるけど喜劇なのか悲劇なのか
どんな最後になるのやら楽しみだ。
映画化とかしたら案外面白いかもな?と感想。
(ヒットはしないでしょうが。)

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この時期まるくなるのは猫ばかりじゃない。

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最近、映画を観ていなかったのでDVDを借りてきた。
今頃?という声も聞こえてきそうだけど
「リトルダンサー」と「The 3名様」の2作品。
久しぶりに大当たりだった。
こんな?にいい映画だったら
もっと早く観ておけばよかったと思う「リトルダンサー」。
音楽も映像ももちろんストーリーもすばらし!
最近観るイギリス映画は労働者階級の暗さがどうもな?と。
だけど、この映画には物語の必要な部分として
さわやかなラストに繋がっていきます。
それと、腹筋が痛くなるほど大笑いの「The 3名様」。
寒い冬の夜はこんな時間の過ごし方がよいな?と思いつつ、
ブランケット片手にソファーで丸まっておりまする。
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「The 3名様」のワンシーン。
この映画のツボにハマるとこのシーンも大笑い。ネオン管ね?。

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庭にはアマガエルと蝉。

庭からはゲッゲッゲッとアマガエル、
それに1匹だが蝉の声がする。
確かに今日は半袖で十分な気候ではあるけれど
すでに11月ではないかな。
うっそ、明日は27℃になるらしく。
あったかついでに今年の沖縄です。
(といってもすでに行ってから早2ヶ月か。)

えーっと、写真は●空港内にある沖縄そばのうまい「天龍」、●何度も行っているのにまだ食したことのなかったタコライス(おいし!)、●空港内にあるショップでガラスのシーサーがかわいいので写真撮っていたら「お客さま、お写真は?。」と言われてしまって。トホホ。

な?んにもない島なので撮るものは海と砂浜と空とそこら中にしげっている植物といったかんじだ。
デジカメが故障しなければもう少し多く撮れたのだけどそこはちょっと残念でした。

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同潤会アパート。


1日かけて「ナラタージュ」(島本理生)を読んだ。
「本の雑誌」が選ぶ2005年上半期の1位と、
どこかで見ていたのもあり単純に興味本位ではあったのだけれども。
「ナラタージュ」とは映画などで主人公が回想の形で、過去の出来事を
物語ることを意味する言葉らしい。
読んでいて著者は30代前半くらいかと思った。
というのも書かれているものの中に「みつばちのささやき」、
「存在の耐えられない軽さ」、「アンダーグラウンド」などの映画や
同潤会アパートなどがちょっとした素材として出てくるので。
プロフィールを読んで驚いた。21才だという。
主人公の年齢とほぼ同じなのでそうなのかという気もするけど
何気ない風景がリアルに浮かんでくるような表現の広さは
とてもそんな年齢とは思えなかったというのが正直な感想。
ふだんは女性の書く本、特に恋愛話は読まないのだけど
めずらしく最後まで一気に読んだ1册。
読みながら江戸川にあった同潤会アパートのことを思い出した。
19才の頃に1度だけ行ったことがある。
行くことになった経緯は憶えていないが
通っていた予備校の先生がそこに住んでいて数人で遊びに行った。
陶芸が本職で顔は蟹江敬三、体型がブルー・スリーといった
言葉というよりは感覚で会話するような先生だったと思う。
そこには数時間しかいなかったのに強烈に記憶に残っている。
アールデコ風の石の階段をゆっくり上りながら見たそこの住人のユニークな表札や
先生の部屋の壊れて使われていないロココ調の足付きバスタブ。
夕方、中庭を挟んで見える向かいのアパートの様子は
まだ、どの部屋もカーテンを閉めずにいたせいでよく見えた。
あまり憶えていないが建てられた時から個々の部屋に付いていたのだろうと
想像できるシャンデリアなどの古い照明機具がとてもきれいだった。
とても人気のあるアパートだとは聞いていた。
随分あとになって知ったことだけど
建てられた時は「東洋一のアパート」と呼ばれていたそうで。
もう一度見たいが、今はもう取り壊されてない。
写真を撮っておけばよかった。
こういうのを「ナラタージュ」って言うのだねぇ?、きっと。(笑)

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これしかできない。

6、70代の職人がこの道40年なんて聞くと
ついついその人の話に聞き入ってしまう。
………これしかできない。
まるで高倉健さんのような(?)不器用で凛とした言葉は
その人の長い歴史を滲ませてとても重いけれど
同時になんて幸せな人だろうと思う。
私は時々人に器用貧乏と言われることがある。
どういうことでもそこそこにこなす器用さがあるという意味だ。
なんだかとても薄っぺらくて全く嬉しくない。
今はどこにいても人も時間もモノも
猛スピードで流れて消耗されていく。
「これしかできない。」と言う人になるのは
とても難しいことなのだとつくづく思う。
流されて消耗されない強さが必要ということかー。
なんだか今日の私、ジタバタしてるな。

●本日読んでいる本、「老人力」。
今さらですけど、この言葉、力強くてかっこよかったのね。
反対にいい加減「癒し」という言葉、正直飽きました。

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青と白の世界

多少台風15号の影響を受けたとはいえ
(嵐の中、那覇に足止めされ、映画「チャーリーとチョコレート工場」を観たり
地元の巨大スーパーに珍しい食材を買いに行ったり、それはそれで楽しくなり。)
無事旅行から帰ってきた。
アカジマ(沖縄ケラマ諸島)は何度も行っても変わらず美しい島だった。
季節はまだ夏であり日射しは強い。
白い砂浜では目をじっと開けているのもできず目を閉じ、波の音を聞く。
穏やかな波の音にまざり、サンゴや砂の音がシャラシャラと微かに聞こえる。
スノーケルをしながらその音を聞いていたら
触れるのも痛いくらい背中が焼けてしまった。
1m以上あるアオウミガメに会いに行ってきた。
泳ぐ姿は雄大。カメのまわりだけ時間がゆっくりと流れている感じさえする。
眠っている姿も美しく、そっと頭を撫でると(カメにとっては迷惑な話。)
目を細めるその姿はとてもかわいらしくしばらく頭から離れなかった。
台風の翌日だというのに透明度はよく、
沖縄の青い海にキラキラと差し込む光や
海の中、どこまでも続く白い砂浜、点在するサンゴに群れる魚、
どの風景も目にしみる。
沖縄に行くと、必ずと言っていいほど、
昔、細野晴臣が言っていたことを思い出す。
「沖縄は効く。病んでいる人は行なさい。」と。
特に病んでいるわけではないけれど
毎日の生活でかなり鈍っていた感覚が
ここに来ると敏感になる。(ような気がする。)
帰ってきて、現像した写真を並べてみると
その写真は白い砂浜や雲、
様々な青が幾層にもなる海や空の色で構成された
輝く場所だったと改めて思った。
O様、台風に関するコメント気がつかなくて。
コメントの所に書いておいたので読んでくださいな。

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旅の準備。

来週は沖縄です。
久しぶりだな?。
と喜んでいる場合じゃない。
準備しなくては。
今回の旅行にはなんの本を持って行く?
沖縄の離島に行く私は
いつも本を持って行きます。
時間待ちの多い空港や港、
なんにもすることがない時
だれもいない堤防に腰掛けて読むために。
こういう場所で読む本はできるだけ
スピード感のあるミステリーや
都市のなにげない生活の書かれた
自然とはかけ離れたものがいいですね。
読んでいるとふっと自分がどこにいるのか
わからなくなってしまう感覚。
これから行く島は端から端まで
歩いて1時間くらいの小さな島。
商店と言われるようなお店が1軒。
居酒屋と海辺のBarが3件くらい。
サンダルでブ?ラブラしていると
野生の鹿なんかに出会う。
●島での1日の予定
朝/海への散歩→ダイビング(午前中)→
ダイビング(午後)→夕食後/歩いて30秒の堤防
(オリオンビールと本を持って日没まで)→
夜は泡盛片手に酒盛りか?
といった感じ。他にはなにもしない。
久しぶりだからカメラでも持って行こう。
そろそろ秋の風が吹く季節。
だけど沖縄はまだ夏。
どんな眩しい色に出会えるだろうか。
とか言ってる場合じゃない、
準備しなくては。

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「代筆屋」

私は筆まめな人間である。
達筆であるわけでもないのだけれど
選んだ紙に送る相手を思いながら近況やらを文字と絵と写真と
時には用途もなく買ってしまったリボンなどを
コラージュして書き並べること度々。
手紙を書く理由?
なによりも書いてももらっても、楽しいしうれしいから、だと思う。
こんなにデジタルな時代になっているのにーと人は不思議がられるけれど
手紙にはなんとも言えない不思議な力があるようで。
その時に込めた気持ちは封を開けた瞬間から相手に伝わるし
もらった時もそうだと思う。(だから嘘を書いてたらバレまする。)
常々そう思っていた私がちょっと見つけた面白いタイトルの本。
「代筆屋」辻仁成 著。
この著者の本、今まで読むのが億劫で敬遠していたのだけど
前より「代筆屋」という職業に興味を持っていた私
(そんな職業本当にあるのかなー?とか。)にはそそられる1冊。
本の内容は作家として売れる前に代筆を引き受けていた頃の話。(音楽やっていた時代?)
といっても登場人物はもちろん仮名で短編の小説のようになっている。
代筆を依頼される手紙はというと、これがいろいろでラブレターとか遺書とか
死んだ孫からの祖母への手紙なんていうのもあって、依頼してくる年齢層も様々。
代筆屋という職業はものすごく人間くさいものなんだねぇ。
今後も筆まめな私が代筆屋に依頼することはないだろうけど
なかなか面白い本日の1冊です。
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