11月10日の夢(船の中の会社)

 会社が船の中に引っ越した。船の中はたえず水が流れている。食堂の一番奥にあるパーティールームへ行く。「狭いね」とぼくが言うと、詩人のS氏が「でも椅子は立派ですよ」と言う。窓から河口が見える。校正をすませて、階段を降り、ロビーへ向かう。そこに校正紙を置く場所があるはずだ。そこへたどりつく前にぼくは足をすべらせて、校正紙を床に落としてしまう。だが、水に濡らさなくてよかったと思う。女性が「今日の弁当は多すぎて、昨日の150倍も余った」と言う。ぼくは「自前の弁当だからわからない」と答える。また階段を昇る。部屋に入るにはとても狭いところを通らなければならない。だが、なんとか通り抜けて、入ることができた。

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11月9日の夢(怪しいホテル)

 ホテルに宿泊していて、ロビーへ降りていく。ここは格式高いホテルだから、いつもはロビーにスーツ姿の男たちが群れているのだが、今日ソファーに座っているのは浴衣姿の男たちだ。右側の一角にはバリケードのようなものがあり、視野をさえぎっている。どうやらその向こうで数人の男たちが、半裸の女性と何かをしているようだ。今日はこのホテルは団体貸切なのかもしれないと思う。でも、誰にも何も言われないので、ぼくは一番端のソファーに腰を下ろしてくつろぐ。

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11月6日の夢(東北の文学館)

 東北にある文学館で詩のイベントがあるので、バスに乗って仲間たちと出かける。バスを降りて建物に入り、席をとる。ぼくはここが会場だとばかり思っていたのだが、そこは休憩のため控室だった。気がつくと、皆会場に移動してしまい、ぼく1人だけが取り残された。でも、当然同じ建物の中に会場があるのだろうと、建物の中を歩き回るが、どの部屋も別の団体が使っている。係員の女性に「詩の会はどこですか」と尋ねるが、首をかしげて「わからない」と言う。携帯で仲間に電話しようとするが、何度やっても知人の電話番号が表示できない。そのうち、偶然会場に着くことができた。その瞬間、司会者から「遅れてきたお待ちかねの一色さんです」と紹介され、ぼくは満場の拍手の中で深々と頭を下げる。

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11月2日の夢(エレベーター)

 ビルに入り、エレベーターに乗ろうとする。ロビーを横切り、エレベーターの前に来て、ふと気づく。そこからソファーがずらっと列をなして並んでいて、そこに座っている人たちは皆エレベーター待ちの行列だったのだ。その行列の中の誰かが「あっ、エレベーターを呼ぶボタンを押してなかった」と言う。皆、爆笑する。
 エレベーターがやってきたが、ぼくは遠慮して乗らないことにする。しかし、ドアが閉まってみると、エレベーターのドアにあいた小さなガラス窓の中は意外に空いているようだ。「乗ればよかったかな」と後悔する。しかし、エレベーターは上昇していかない。中の人が行き先階のボタンを押し忘れているのだろうか。
 エレベーターの前に受付嬢の座るデスクがあり、その上に誰かが下手な字で書いた伝言が載っている。なるほど、こういう形でメッセージを残すこともできるのだなと思う。

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10月29日の夢(バスの中で)

 とりあえず出社してみたものの、暇なので外に出て、バスに乗る。満員なのに、ぼくの左隣だけが空席だ。前の席で立ちあがった若い男が息子にそっくりなので、はっとする。バスはY字路に差し掛かり、左の道を選んだ。さあ、これからどこへ行って、何をしよう? まだ9時50分だ。とりあえず新宿に行こうか。でも、そこへ行って、何をするのだ?

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10月28日の夢(犬をいじめる)

 電車に乗っていて、忘れ物をしていたことに気づき、取りに戻る。見ると、書類を入れるケースの中に札束を入れてしまっている。さんざん苦労して、やっと取り出す。
 広場に洗濯機が置かれている。沢山の洗濯物を入れて、取り出してみると、衣類から水がしたたっている。皆に分からないように、こっそり取り出す。
 エレベーターで子どもと乗り合わせた。その子はかつてぼくをひどい目に遭わせたいじめっ子だ。ぼくは既におとなになっているので、思う存分いじめ返してやろう。床に倒して、靴で踏みつけると、いつのまにか子供は犬に変わっている。そして、お腹にぼくの靴がぐさっと刺さって、体の右半分がちぎれてしまった。

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10月21日の夢(池の中の花束)

 テレビ番組で二人の男性タレントが向き合っている。
 右側の男は池の中に花束を投げ込んだ。それを左側の男が池に飛び込み、探しに行った。「水の透明度が10センチしかなく、難しかった」と左の男は言う。誰もが探索は失敗したと思う。だが、左の男の背後から、ワゴンに載せられて花束が現れた。それは紫を帯びたピンクの野草で、アザミのような花である。間違いなく右の男が池に投げ入れた花だ。探索は成功したのだ。

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10月20日の夢(死からの生還)

 東京行きの新幹線に乗る。座席が都電のような、窓際のベンチ式なのでとまどう。一番端に一つだけ席があいていたので、そこに座り、ふと気づくと、隣にいた女性の姿が消えている。彼女はどこへ行ってしまったのだろう? しかも、駅名を見ると、この列車は大阪に向かって逆に走っている。
 ぼくの住むマンションは横に3つの部屋が並んでいて、それぞれの部屋の間にはドアがなく、互いの室内が見渡せる。仕事で男性が1人ぼくを訪ねてきた。会社にあった資料棚をそのまま持ち込んだので、どの部屋もすごい資料が天井まであるのが、ぼくの自慢だ。だがよく見ると、あちこちまだ空きスペースもある。
 突然、呼吸ができなくなり、ぼくは床に倒れる。苦しい。死ぬと思う。床に散らばった薬袋をかき回して、心臓の薬を探す。あった! おかげでぼくは無事生還して、目が覚めた。

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10月19日の夢(寮列車)

 ぼくはアメリカンスクールの生徒で、寮に入っている。寮は列車の中にあり、途中駅まで寮の列車が行って、そこで学校行きの列車に乗り換えて、登校するのだ。だが、ぼくはまだ一度も登校したことがないことを誰も知らない。今日もそのまま寮列車に残っている。寮列車はレールの上をゆっくり動いて、どこかじゃまにならないところへ行くらしい。一両の車両にいくつもの部屋があり、一部屋に3人の生徒が生活している。ぼくの部屋は後ろから2つ目だが、間違えて一つ目の部屋に入ってしまう。

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10月18日の夢(漫画家Nさん)

 友人の漫画家Nさんの自宅にいると、ピンポーンと呼び鈴が鳴る。玄関に出てみると、5人の若い男女がいる。こいつらはストーカーだ! と、ぼくは直観し、「しばらくお待ちください」と言って、素早く玄関に鍵を掛ける。若者たちの抗議の声を後に、Nさんはじめ全員脱出することにする。若い男性は「ちょうどサックスの練習するのにいいや」と嬉々としている。別の女性は外に出て、バスターミナルを指さし、「あの一番向こうのバスに乗って戻ると、身を隠す時間にちょうどいい」と言う。
 皆乗り終わったが、バスの最後部に開いたドアから食べ物や飲み物、荷物などを引っ張り上げるのが大変だ。「手を貸して」と言っている内2、どさくさにまぎれて、関係がないはずの女性が1人乗ってしまった。男性が1人、発車したバスのドアに「乗せて」と言って、張りつくが、もちろん乗せない。
 ぼくは最初、バスの一番後ろにひとりで座っていたが、前方に移り、テーブルをはさんでNさんと話しこむ。

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