7月25日の夢(面接会場)

 知人の女性が面接試験を受けるというので、ついていった。面接会場は六本木だ。六本木駅は緑に囲まれた、のどかな田園の中にひっそりとある。会場のビルの面接待合室に彼女を残し、ぼくは別室へ行って弁当を食べる。白いズボンの上に食べ物が落ち、汚してしまった。待合室に戻ろうとして立ち上がり、ふと気づくとぼくは真夏なのにきちんとスーツの上着を着てネクタイを締め、手に別の上衣を二着も持っている。慌てて、二着の上衣をカバンに押し込もうとする。
 トイレへ入るが、スリッパがない。もう一度廊下に戻ると、山のようにスリッパが積んである。その中から一つを取り、トイレの一番端の便器を選んで用足しをする。まるで高圧洗浄のように、勢いよくおしっこが出る。あまりの勢いにビルの窓から、執務中のビルの男性におしっこがかかってしまいそうだ。もう少し右へ向けようとするが、方向が変わらない。しかたなく、手を出して、おしっこを遮る。
 面接待合室に戻る途中、女性社員が2人話しながら通りかかる。「こないだはこっち系、今日はあっち系のばりばりの社員の面接らしいわよ」と言っている。早く知人のところに戻らないといけないと焦る。

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7月13日の夢(パリの宿泊所)

 パリに旅行し、日本人専門の宿泊所に泊まる。旅館の大広間のような畳敷きの部屋に、何家族もの大勢の日本人が雑魚寝している。座敷には1メートル四方ぐらいの四角い穴があり、それが風呂だ。ぼくが風呂に入ろうとすると、ちょうど新しい一団が到着し、風呂の周りにたむろする。ぼくは風呂に入りたいので、強引に彼らを押しのけ、裸になって湯につかる。お湯は少ししかなく、しかもオレンジに色がついていて、油やいろんなものが浮かんでいる。まるでスープに入浴しているようだ。
 翌日、外へ出て、迷子になる。電話しようと思うが、宿泊所の電話番号が分からない。困っていると、親切な人が通りかかり、別の宿泊所に泊まることができた。
 そこを出て、帰国のため、空港に向かうバスに乗る。乗客たちは「帰国する前にカラオケに行こう」と言う。ぼくもその気になり、「花の首飾り」を歌おうか、それとも「サルビアの花」にしようかと迷っていると、宿泊所の女主人から電話がかかる。うっかり宿泊所の枕を持ってきてしまったのだ。ぼくは「エアメールでついでの時に送りますよ」と答える。駅に着き、トイレを探すため、ホームに荷物を置いたまま、トイレがないか、向かい合わせの座席を一つ一つ覗く。座席をトイレ代わりにした形跡もあるが、正式なトイレは見つからない。

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7月12日の夢(辻井喬さんと再会)

 山の中のホテルで詩人たちの会合があった。辻井喬さんがいて、会話をする。確か彼は亡くなったはずなのに、と不思議に思いながら。
 東京に戻ってきて、株主総会に出かける。すると、受付の一番手前にまた辻井さんが座っていて、彼と話す。そのうち「ちょっとトイレへ」と言って、彼は立ち上がる。そのままふっと消えてしまった。
 外に出ると、すぐ足元からもう一面の雲海である。高層ビルだけが、いくつかその上に頭を出している。荘厳で美しい風景だ。
 ぼくは山を下りて、電車の駅に向かう。

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7月11日の夢(発光しないストロボ)

 外国の学校を撮影に行った。外観を撮ろうとするが、ほかの建物に邪魔されて、なかなかうまくいかない。中に入っても、人々が沢山いて、撮影する角度に苦労する。やっといいカットが撮れたと思うが、ストロボが発光しない。何度シャッターを押しても発光しない。

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7月9日の夢(湖畔の本屋)

 湖のほとりに本屋がある。そこではショッピングカートのかわりに、三段になった書棚のような、白くて大きな透明ケースを渡される。このケースの中に好きな本を詰め込んで、買うことができるのだ。だが、本屋の中をいくら探しても、ぼくには買いたい本がない。このケースをどこへ返したらいいのかも分からない。
 本屋の中に、今まで気づかなかった部屋がある。壁の書棚にはぼくの好きな古い泰西古典のような書物がぎっしり詰まっている。ぼくより先に少女が一人、テーブルに座って、静かに読書をしている。
 ぼくは食事を作ろうと、隣の台所へ行く。だが、調理器具は殆ど取り外されている。ぼく自身も設備の一部を取り外す。取り外した器具をみんな洗って組み立て直すとしても、とても料理は作れそうにない。

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7月4日の夢(病院で撮影)

 仕事でロケのため、病院へ行く。ここで、ある音楽事務所のクラシックのアーティストたちの撮影をするのだ。病院の庭にはきれいなプールがあり、かたわらのベッドで男が一人寝ている。「前はこのプールももっと大きかったのにな」と、皆で話す。
 室内の白いソファーの上に、ぼくがアーティストと一人ずつ手をつないで立ったポーズで、一カットずつ撮影していく。5、6人のアーティストとの撮影が終わり、最後のピアニストのところでカメラマンが行方不明になった。撮影は中止になり、ぼくは眠ってしまう。
 目を覚ますと、室内はしんとしている。皆、帰ってしまったのかと思い、慌ててきょろきょろする。ちゃんと皆はいた。さっきとは違う、老人のカメラマンが現れる。やたらと小うるさく、厳しいカメラマンだ。ぼくは一度建物の外に出て、車の多い賑やかな四つ角へ行き、また戻る。ようやく最後のピアニストとの撮影が終わった。

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7月3日の夢(船の中で)

 ぼくは乗組員として船に乗っている。航海中、さまざまなことが起きる。トイレ掃除とか棚に飾る小物の置き方などで、最初はことごとく同僚たちと衝突する。だが、だんだん皆の息が合いはじめ、工夫し合うようになる。ぼくたちは実は兄弟姉妹で、ぼくらの父親はこの船を所有する船会社の社長だったのだ。兄弟姉妹皆で協力して、危機を乗り切り、無事に船を港にたどり着かせることができた。

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7月1日の夢(詩の教室)

 教室のようなところで皆で詩を書く。ぼくは「フロリダ」という題の作品を書いた。早く書き終わったので、皆が書いている間、別室に行く。戻ると「一色さんの詩を新聞の二面に掲載することになりました」と言われる。ほっとする。しかも、何かの賞も受賞するのだという。

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6月29日の夢(歯医者)

 隣のビルにある歯医者を予約している。3時から待合室で待っているが、4時になっても順番が来ないので、いったん会社に戻る。5時になって再び歯医者に行くと、「うちはここにいる人が優先ですから」と受付に言われ、後からどやどややってきた人たちが先に診察室に入ってしまう。

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6月28日の夢(ベッドの交換)

 ぼくのベッドは一階に置かれていたが、いつのまにか二階のベッドにぼくが寝ることになったらしい。一階でズボンを脱いで、ベッドにそれを放り投げてから、二階のベッドに上がって寝る。そこへインド人の浅黒い顔の男が訪ねてくる。ぼくは彼に「一階と二階のベッドを交換したんですよ」と言うが、言葉が通じない。英語で言い直そうかと思うが、どう言ったらよいのか分からないので、そのまま知らん顔で本を読んで寝ている。

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