3月14日の夢(会社の終わり)

 会社がもう終わりになるらしい。ぼくはみんなのために、お別れパーティーの幹事を買って出た。パーティーの後はテニスの試合をみんなでする趣向だ。
 準備のため、みんなより早く会場に乗り込む。一階の喫茶店でお茶を飲み、会場に向かうことにする。ハンガーに黒い沢山のバッグをかけておいたのだが、連れの女性がさっさと取った後、ぼく一人ではとても持ちきれない。後からもう一度来ようと思う。
 この会場は靴を脱いで上がるのだが、床は一面苺ジャムのような薄赤い汚れで覆われている。その上を靴下で歩くのは、汚くて不快この上ない。尿意を催したのでトイレを覗く。女子トイレはきれいなのに、男子トイレはどれも汚物があふれるほどに積み上がっていて、とても用を足せる状態ではない。
 そんな中で、ぼくはテニスのことを考える。ラケットはできるだけ水平に近く持ち、ドライブをかけてボールを打った方がいいと、心が弾む。エレベーターから社員たちがどやどやと笑顔で、会場に到着した。トイレを探しに、逆に階下に下りようとするぼくに、誰も気がつかない。

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3月12日の夢(地下オフィス)

 ぼくの会社は地下の洞窟の中にある。出社のために歩いていると、前方を仲良さそうに手をつないで歩いている若い男女のカップルがある。ぼくが会社に入ると、彼らも入ってくる。彼らはぼくの会社のIT業務を担当する業者だったのだ。オフィスの奥には天上から床までの高さの大きな窓があり、それが少しだけ開いている。窓の向こうには鍾乳洞のような、洞窟の奥が見える。ぼくは換気をしようとして、さらにその窓を大きく開ける。それからタイムカードを押そうと、タイムカードを探す。それは左側の壁に取り付けられていた。だが、カードを機械に差し入れても、出社時刻の印字ができない。カードを裏返してやり直してみるが、やはり印字できない。ちょうどいいから、直してもらおうとして、二人を振り返る。

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3月8日の夢(キャンセル)

 男性から電話があり、今日予定していたインタビューの予定をキャンセルしたいと言う。多分、某男性ライターがインタビューする相手だろうと思い、そう尋ねると、「いや、インタビュアーは女性だ」という答。「わかりました。〇〇さんのマネージャーさんですね」と確認すると、「〇〇本人だ」と言うので、驚く。

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3月5日の夢(詩のイベント)

 札幌へ行く。詩についての討論会に出席するためだ。会場はこのビルの8階あたり。エレベーターに乗ってから、気がついた。このエレベーターは高層階行きだった。ぼくの降りるはずの階は、あっという間にノンストップで通り過ぎてしまった。扉が開いた最初の階で降り、低層階行きエレベーターに乗り換えようとする。だが、そのエレベーターの乗降口は正方形の穴になっていて、穴の下は2階分くらい下だ。とてもそこまで降りることができない。
 やっと会場に到着した。ぼくは司会役なので、台本通りに討論会を進行していく。台本にはちゃんとぼくが意見を言うはずの箇所も書かれている。ところが、その箇所にさしかかると、有名人たちがてんでに発言をして、ぼくに発言の時間を与えてくれない。結局、第一部ではぼくは自分の意見を言わないままに終わった。
 第2部が始まる前にトイレに行く。個室に入ったので、用足しに時間がかかる。どうせ遅れて始まるだろうと思っていたのに、ぼくがいない間に討論会は再開されてしまった。「あの男がいない」「トイレに行ったみたいだよ」という非難の呟きが会場から聞こえてくる。

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3月4日の夢(散らかる会社)

 会社の中を片づけているが、大変な散らかりようだ。オフィス中に書類やゴミがあふれ、自分のデスクにも座ることができない。新しい仕事の打ち合わせをしなければいけないのだが、会議室には得意先の男たちがいて、なかなか帰ろうとしない。これでは会議が始まるのは、夜になってからだなと思う。だが、社長が「〇〇ビルにお部屋を用意しましたから、そちらに移りましょう」と言ってくれたので、ようやく彼らも立ち去った。これなら意外に早く、打ち合わせを始められるかもしれない。
 というところへ、ピアニストのSさんから電話があったらしい。「映画の試写会があるから、見に来てほしい」と一方的にしゃべって電話が切れたと、同僚の女性が笑う。彼女の叔父が作った映画らしい。試写会に行くのは断ろうと、彼女へ電話をかける。すると、「これから映画を作るので、手伝ってよ」と逆に言われてしまう。

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3月3日の夢(学校でお泊り)

 ぼくは小学生らしい。遅くなったので、今夜は小学校の教室でお泊りすることになった。クラスメイトの子供たちと過ごしているうちに、いつのまにか朝が来てしまった。まだ夜だと思っていたのに、もう朝の8時過ぎだ。早く学校へ行かないと遅刻だと思う。でも、ここは学校なのだから、慌てることはない。ゆっくりお風呂に入ろうと、階下の浴場へ行き、服を脱ぐ。だが、うっかりしてタオルを教室に忘れてきた。また服を着るのは面倒くさいので、ぼくは上半身裸のまま、木造校舎に階段を登っていく。

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3月1日の夢(父の家)

 今日は我が家で業界の関係者を招いてパーティーをする。父はもう八十代だが(現実の父は三十五年前に死亡)、藍の着物を着流して大はりきりだ。
 始まる時間に家族たちと父の家に行く。しかし、入り口にいろいろな荷物が置いてあり、入れない。これをどかさないとダメだなと思う。近くに死んだ母のいる気配もする。

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2月28日の夢(雨の花見)

 女友達と花見に来たが、休憩所で離ればなれに座る。しばらくそこを離れ、戻ってみると雨が降っていて、彼女の座っていたところはびしょびしょだ。どこへ行ったのかと見回すと、彼女は道路に枕を置いて眠っている。起こすと、「これから山崩れが起こり、その跡に新しい建物が建つはずなので、それを見たいが、いつ山崩れが起きるかが分からない」と言う。たまたま隣にいる紳士とぼくは顔を見合わせ、どうしたものかと思い迷う。

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2月26日の夢(工事現場)

 工事現場のような荒れ果てた空き地。そこに転がっていた壜に紙ごみを詰めて、火炎瓶か投壜通信みたいなものを作っていると、田舎のおばさんみたいな人が現れたので、慌てて放り出して隠れる。おばさんが離れたすきに、急いで壜を取り戻そうとするが、急に風が吹いてきて、大量のゴミの山の中に壜はうずもれてしまう。せっかく作ったのにと、喪失感に襲われる。

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2月17日の夢(お屋敷と叱責)

 夕方、会社への帰途、丘の上から眼下に金持ちの大邸宅が見下ろせる。四角い敷地に母屋や納屋などが並び、数人の制服を着たお手伝いさんたちが、忙しく立ち働いているのが見える。
 会社に戻り、行動予定表の白板に手を伸ばすため、足場の板に片足を乗せる。すると、その板は同僚たちの座るデスクの下につながっていたらしく、数人の女性社員のデスクが持ちあがり、「きゃーっ」という悲鳴が上がる。課長が立ち上がり、「今頃までどこへ行っていたんだ? 毎日、夕方になると、どこかへ休憩に行くのもみんな知っているんだ」とぼくを叱りつける。今はエラそうに課長になっているが、この男は昔はこの職場で一番若くて、出来の悪い男だった。「ちょっと、こっちへ来い」と、彼はぼくをオフィスのどこかへ連れていこうとする。ぼくは後ろに従いながらも、逃げ出す隙を狙っている。どんなことをしたとしても、ぼくをこの職場から追い出すことなんて、できはしないのだから。

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