4月10日の夢(札幌で迷子になる)

 ツアーで札幌に来ている。東京に戻る飛行機に乗り遅れそうなので、空港へとガイドを先頭に街路を走る。しかし、道は沢山の人にあふれていて、みんなバラバラになってしまった。気がつくと、郊外のさびれた市電の駅にぼくはひとり取り残されている。駅ビルらしい建物に入り、店の人に電話をかけてもらうが、なかなか連絡がとれない。頭の禿げたけた初老のおじさんの協力で、やっとツアーの人たちと合流する。だが、ぼくの荷物が見当たらない。今度はそれを取り戻すのに、また時間がかかる。

カテゴリー: | コメントする

4月6日の夢(捕虜収容バス)

 ぼくは捕虜もしくは戦犯として敵国に捕らわれの身となり、収容所にバスで到着した。収容所はとても広大な建物で、上層と下層に分かれている。だが、収容者は少なく、閑散としている。しかも建物だと思っていた収容所は実は巨大なバスで、ぼくらを乗せて、どこかへ移動中なのだった。
 食事の配給があるというので、他の収容者に混じって行ってみるが、どこで食事をくれるのか分からない。収容者たちも口を閉ざして、ぼくに何も教えてくれない。女性の収容者に声をかけて、ようやく場所を教えてもらう。食事は小さな包みに入っている。配給所の出口で、頭の禿げた外国人がトングで何かを包みに付け足してくれた。

カテゴリー: | コメントする

4月4日の夢(バスタブの中の客人)

 ぼくの家に女友達と小学生の息子と愛犬が遊びに来た。いや、来たはずだが、みんな姿が見えない。隠れているのだろうと、あちこち探す。バスタブの蓋を取ると、女友達がにこにこぼくを見上げている。あとの一人と一匹は見つからないが、とりあえずダイニングキッチンに戻る。茶箪笥に携帯型のガスコンロが置いてある。女友達が持ってきたのだろう。それを点火し、アルマイトの薬缶をかけて、お茶をふるまうことにする。

カテゴリー: | コメントする

4月3日の夢(日米共同軍事作戦)

 日本軍とアメリカ軍は共同して敵軍と闘っている。だが、米軍は日本のことなど何とも思っていないらしい。米軍の最新兵器であるエヴァンゲリオンのような人体型戦闘機械は、行く手をふさぐようにホームに停車していた日本の新幹線車両をかみ砕いてしまった。ぼくは恐怖を感じて、地下トンネルに走り込む。
 トンネルを出たところは、川の上流の田園地帯だ。どうやらぼくの実家の近くらしい。ここまで来れば、安全だろう。早くみんなに米軍の恐ろしさを知らせなければいけない。
 ハガキを何度も書き間違える。その度に修正液を塗るが、ますます黒く汚くなる。ハガキ全体を真っ白にしようとしたのに、かえって真っ黒になってしまう。

カテゴリー: | コメントする

3月27日の夢(空飛ぶオートバイ)

 勤めている出版社が森の中の新しいオフィスに移転した。部屋の中に木々の枝や蔓が這いこんでいる、とても美しい建物だ。壁には小さく縮んだミイラが飾られている。よく見ると、ミイラは生きて動いており、壁を伝わってぼくから離れていく。その様子を見ながら、ぼくはお茶を飲む。床は乱雑にいろいろなものが散らかっている。歩いているうちに、ぼくの靴下が片一方だけ脱げてしまった。探すが見つからない。床には同じ緑色だが、ぼくのものより少し色の薄い靴下が一足ある。しかたなく、ぼくはその靴下の片一方をはく。隣のテーブルには詩人の相沢さんがいる。
 窓の上には木製の神棚のような場所があり、そこは皇族の王女のいる場所だ。挨拶のために、同僚の女性とそこに上る。女性は先に上がってしまい、縄梯子で苦闘するぼくに「きれいに上がってね」と声をかけてくる。王女は血筋のわりには顔が美しくなく、貧相な女性である。ようやく上ることができたのに、「狭いから、あなたは来てはだめ」と断られてしまう。
 その瞬間、ぼくはオートバイのようなものに乗せられ、運転手の背中につかまったまま、空中へ猛スピードで飛び出した。オートバイは樹木や電柱など、いろいろなものに接触しながら高速で上昇する。空中で何かにぶつかるのではないかと、とても恐ろしい。

カテゴリー: | コメントする

3月26日の夢(帰郷)

 名古屋の実家へ帰るため、高速バスのターミナルに行く。チケットを買って、改札を通り、荷物を預けようとする。どうも手続きの順序が逆らしい。本当は荷物を預けてから、改札を通るべぎったのだ。同行するはずの同僚は荷物を預けるため、再び改札を出て行ったが、ぼくはそんなことはしたくない。改札の下に地下通路があるので、そこを通ると無事に待合室に入ることができた。しかし、空いている席がないので、何度も部屋の中をぐるぐる歩き回り、ようやく老夫婦の隣に空席を見つけて座る。その奥さんの方が切符を落としたので、拾ってあげる。自分もチケットを確かめてみる。何枚もチケットがポケットから出てくる。どれをどう使えばよいのか、途方に暮れる。
 ともかく無事、実家のあった名古屋に戻ってきた。タクシーで南の方から、実家のあった山添町に近づいていく。懐かしい街並みが見えてくるが、昔のままなのは道路だけで、建物はすっかり一変している。
 このまま実家に帰ったのでは、少し早すぎる。どこかで時間をつぶそうと思う。ネットカフェに入り、フェイスブックでフレンドの鈴木さんと長尾さんに寄稿を依頼する。フェイスブックを開いてみると、鈴木さんが「長尾さんのウォールはここですか」と言って、そこにコメントをしている。

カテゴリー: | コメントする

3月24日の夢(コーヒーと白粉)

 トイレで用を足し終わり、お尻を拭こうとすると、トイレットペーパーがない。気がつくと、便器にぼくと並んで窮屈そうに若いヤクザのような男が座っている。メガネをかけていて、やせている。そいつがぼくになれなれしく話しかけてくる。壁に便座カバーの紙があるのが見える。男の肩越しにその紙を取って、トイレットペーパーの代わりにする。しかし、それは便座カバーではなく、轢いたコーヒー豆を入れた袋だったので、体中真っ黒になってしまった。ぼくは慌ててパンパンと服を叩いて、コーヒーの粉を払い落とす。それでも周りの女性たちがぼくを見ておびえるので、鏡を覗くと、ぼくの顔は白粉を塗りたくったように、まだらに真っ白だ。

カテゴリー: | コメントする

3月22日の夢(2着ずつの服)

 ハンガーに二着ずつお揃いの服が三組かかっている。一組目は長袖のシャツで、一着はピンクと白、もう一着は青と白のストライプ模様だ。二組目は半袖のシャツで、袖の長さを除けば一組目と全く同じ柄。三組目は半袖だが、一着はピンクの無地、もう一着は青の無地だ。それらを見て、詩を書かなくてはいけないと思ったところで、目が覚めた。

カテゴリー: | コメントする

3月20日の夢(鍵がない)

 障害のある子供のための学校に勤めている。朝一番に出勤したのだが、鍵のある場所を知らないので、中に入ることができない。

カテゴリー: | コメントする

3月18日の夢(ギター)

 女友達を椅子に座らせ、傍らに立ってぼくはギターを弾いている。最初は下手だったが、コツを覚えてからはすごいテクニックでソロができるようになった。気がつくと、女友達の横に知らないおばさんが座ってしまい、ぼくの席はなくなってしまった。それでも構うものかと、ぼくは立ったままギタリストみたいに弾きまくる。

カテゴリー: | コメントする