9月24日の夢(大邸宅)

 立派な邸宅を仲間たちと訪問している。一室で仮眠をとり、目が覚めると、もうみんなは帰り支度をすませたようだ。慌てて起き上がると、水色のカーテンの陰でお風呂から上がった男がタオルで体を拭いている。「失礼します」と男に声をかけ、自分の荷物をかき集めて隣の部屋に行く。さっきの男はこの家の主人だと思ったのに、主人は隣室で女性と話していた。彼の夫人など何人かがその部屋にいる。話がなかなか終わらないので、さっきの部屋に戻るが、そこには何人か主人の家族がいる。誰かが「女ではない、女ではない」と繰り返し叫んでいるのが聞こえる。

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9月22日の夢(大阪城築城)

 大阪城を築城する責任者になった。といって、現在の話である。既に原型となる建物はあり、これを改築するだけだが、待っていてもなかなか人手が集まらない。何人かで座って待っていると、少しずつ人が集まってきた。一応、徳川方との戦争状態にあるらしく、「窓から外を覗くな」と注意されるが、ぼくは無視して覗く。でも、窓からはたいした景色は見えない。
 やっとコンクリートミキサーやワゴン車が集まってきた。ぼくは外に出て、舗道の柵に腰掛ける。銀座のような賑やかな表通りだ。車道の方から青っぽい制服を着た男たちがどやどやとぼくの周囲に集まってくる。どこかの大学のラグビー部らしい。ぼくは彼らの傍若無人な態度に腹を立て、我慢して座り続けるが、あまりにやばそうな感じになったので、立ち去ることにする。
 城内に戻ると、ついに大勢の人たちで中はいっぱいになっている。隣室では合唱が始まった。美しいハーモニーに惹かれて、ホールのような広い部屋に入る。舞台の上に数十人の学生が上がって、山の歌をうたっている。それと同じぐらいの数の学生が客席に座って、それを聞いている。

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9月21日の夢(パーティー)

 パーティーに招待されている。知らない男性二人と一緒だったが、一階の控え室は招待客でいっぱい。人ごみの中で、彼らを見失ってしまう。招待客には変人が多いようだ。頭にターバンのようなものを巻き、爬虫類のような目をした女はTシャツをまくりあげてお腹を出し、ぼくにへそを舐めろと言う。
 とてもこんな連中とはつきあっていられないので、外に出る。これはテレビドラマで、どこかでロケされたものらしい。見回すと、目の前の風景に見覚えがあり、はっとする。ここはぼくが昔いた草思社の近くではないか。
 よく見ると、建物は傷ついていて、焦げ跡がある。原宿で大きな火事があり、そのあたりの建物は廃屋になっていた。その建物を改修してロケをしているのではないか。だがよく見ると、似ているようで違う気もする。

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9月20日の夢(花が燃える)

 かつて詩誌「地球」の同人だったH氏が舞台で歌っている。「花が燃える、花が燃える……」。やがてその歌をうたっているのはぼく自身になる。「花が燃える、花が燃える……」。目覚ましが鳴り始めたとたん、音楽はぴたりと止まってしまう。もっと聴いていたかったのにと悲しくなる。

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9月19日の夢(喫茶店)

 喫茶店だと思っているが、フロアに立ち並んでいるのは木製の書棚。そこにぼくの作った本を並べて、売らせてもらっているらしい。昔の仕事仲間のイラストレーターに依頼して、描いてもらったイラスト付きの本も作って売る。それとは別に、自費出版本も作ってあげたので、その費用として二十万円ほどの代金を受け取った。しかし、描いてもらったイラストの料金を支払っていない。会社に戻って、原稿料支払い依頼書を書かないといけないなと思う。さっき貰った自費出版代と相殺すればよかったなと思う。
 女友達を原宿に遊びに連れて行く。原宿はその名の通り、一面の緑の芝生の原っぱだった。馴染みの店のはずのレストランに入ろうとして、ドアをあけると、中は予想外に狭く、左右に二つのソファがあるだけだ。片側は三人掛けで二人の女子中生が、他方は二人掛けで一人の女子中生が座って、飲み物をストローで飲んでいる。これでは二人並んで座れない。三人が一つのソファに詰めてくれることを期待するが、彼女たちは黙ってぼくの顔を見つめるだけで、動こうとしない。ぼくは外にいる女友達に声をかけて、中に入るように言う。そして、別棟にあるトイレに行く。トイレにはドアがなく、白い大きなカーテンが激しく風に揺れている。風が吹くたびに、ぼくの用を足す姿が彼女たちに見えてしまいそうで、気が気でない。

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9月17日の夢(要塞)

 砂漠のような場所にある二階建ての要塞に立てこもり、銃で戦っている。最初に撃っていた部屋から隣の部屋に移り、さらに撃つ。そして、要塞から外に出て戦う。
 夢の画面はテレビ中継車からの映像らしい。要塞にだんだん近づいていく。外から攻める側と、中から応戦する側の戦闘がどんどん激しくなる中、テレビ画面はどんどん要塞に近づいていき、戦闘のすぐそばをゆっくりと通り抜けていく。二人の兵士が手榴弾を投げ、カメラのすぐ近くで爆発する。

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9月14日の夢(宝石店)

 もうおしっこが我慢できない。高級宝石店は照明が暗いので、ここでしてしまおうと思う。眼鏡をかけた男性店員が何人か目を光らせているが、何気ない顔をして、宝石の飾り立てられたテーブルを回りながら、その足元に放尿をしていく。

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9月4日の夢(川のほとりの朗読会)

 今日は学校の文化祭の日だ。いつのまにかクラスのメンバーはみんな外に出てしまい、教室に残っているのはぼく一人だ。そこへ、この教室を会場として使おうとしている他のクラスの男子生徒たちがどやどやと入ってくる。慌てて教室の外へ出ようとするが、出入り口の床には彼らの持ち込んだ機材がいっぱいで、それを思わず踏んづけてしまう。さて、これから柔道部の部室に行かなくてはならない。それは校舎とは独立した建物のはずだが、どこにあるのか見当がつかない。
 そうだ。これから知人の女性詩人の発表会があるはずだった。彼女の朗読のバックで、ぼくは神楽太鼓を叩いたり、鞭をふるって風の音を出したりしなくてはいけないのに、まだ何の準備もしていない。だが、川のほとりで彼女の朗読パフォーマンスは既に始まっていて、ぼくがいなくても大成功を収めているようすだ。
 

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9月3日の夢(コンサート)

 ホールでぼく自身が出演するコンサートの準備をしている。ホールは六角形か八角形で、その角の部分ごとにちょっとした部屋のようなものがある。ぼくは共演するもう一人の男性アーティストと共に、のんびりとそれらの部屋を巡っていく。自信たっぷりで、とても充実した気分だ。

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9月2日の夢(クビになる)

 会社にいると、「当社ともう一社と御社と組んで、共同事業をできませんか」という電話がかかってきた。ぼくは無意味な電話だと判断して、お断りする。
 今日は上司が部下を一人一人自分の個室に呼び出して、面談をしている。次々と同僚が呼びこまれるが、ぼくはその間に服を着変えようと思う。裸にならなければならないので、一人だけになれるところを探すが、社内にはない。会社の外に出ると、そこは眼下に流れの早い川が流れる谷間を見下ろす岩山の上。観光客が沢山いるので、人目がある。茂みのかげにどうにか人目を避けられる場所を見つけ、着替えようとすると、二~三人の同僚がやってきたので、そのまま談笑する。
 会社に戻ると、ちょうどぼくの面接の順番である。上司は民進党の江田である。怖い顔で「さっきおまえに他社のふりをして電話をかけたのは私だ。あんないい話を断るなんて、おまえはクビだ」と宣告される。だが、ぼくは平然とプライドを保ち、胸を張って会社を出ていく。

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