1月25日の夢(プレゼン)

 ぼくは看護師である。仕事は東京オリンピックの標語を作ること。そのプレゼンテーションを同僚と二人で、終電後のメトロの駅でしている。持っていたカバンを開けると、中から消防団員の制服が出てきた。これは宮沢賢治が昔着ていたものだ。
 いつのまにかみんなとはぐれ、控室でひとりで待っている。そこへ店員が呼びにきて、またみんなと合流して、プレゼンの続きをする。

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1月24日の夢(美しい世界)

 車に乗っている。宵闇の空が窓から見える。桜の花びらが群青色の空に舞い散り、雲と花弁で日本画のように美しい世界をぼくは進んでいく。
 賑やかな街の橋のたもとで車を降り、白くて瀟洒な一軒家にぼくは入っていく。そこには世界中から集まった沢山の若者たちが共同生活している。みんなさまざまなジャンルのアーティストの卵らしく、ぼくもその中に加えてもらう。部屋の窓からは水辺の対岸に立つ、美しい仏塔か神殿のようなものが見える。絵のように美しい風景に見とれる。

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1月23日の夢(100個のアート)

 個展に備えて、会社のデスクを三つほど占領して、100個の小さなオブジェを並べている。オブジェといっても殆どガラクタに近い。並べ終わって、本当に100個あるかチェックしようとしたが、作品を包んだ透明袋に黄色のマジックでナンバーを書いたため、老眼のぼくには数字がよく読み取れない。本当に100個あるのかどうか確認できなくなってしまった。
 スマホの画面に炎が燃える動画を再生しておいたら、その炎で現実にスマホが燃えて、その熱でスマホが焼けただれてしまった。会社の後輩のIくんが驚いているので、その経緯を説明し、他の社員にもスマホを見せる。スマホは社員たちの手から手へと渡り、どこへ行ったのか分からなくなってしまった。

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1月22日の夢(高速バス)

 高速バスに乗る。ぼくはどこへ行こうとしているのだろうか。すぐにバスは発車した。車内の座席は、窓際の両側にベンチ式に並んでいる。空いているとおぼしい場所に行ってみるが、どこも荷物や衣類が置いてあり、ふさがっている。ぼくひとり吊革を握って、車内で立ったままだ。

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1月14日の夢(アトリエ新幹線)

 新幹線の一号車の一番前の座席に座る。列車の壁は額装された沢山の絵画でいっぱいだ。ぼくもこの新幹線の中で絵を描いているのだ。

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1月13日の夢(西安の写真)

 NHKの書道の番組に研究生として出演している男性に、詩人のK氏を通して筆の先の破片をプレゼントした者がいるという。実はそれはぼくなのだ。そのことを伝えにNHK本部のそばの小さなビルに詩人のK氏を訪ねる。ふと見ると、外は雪だ。
 K氏の部屋にいると、外からコツコツという靴音が近づいてきて、ドアをノックする。出てみると、ピアニストのМさんである。Мさんが室内に入ると、K氏は女性に変身している。Мさんは一枚の写真を取り出し、「これは西安でのコンサートの写真だけれど、うまく現像できていないのはきっと慌ててやったんでしょうね」と、女性になったK氏に言う。ぼくはそれを見ながら、「西安は昔は長安という都だったんだよ」という知識を披露したくてたまらない。

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1月6日~10日の夢

1月6日の夢
 誕生日が来ると、詩人は作品を書き、その作品の世界に自分が入ってみせる。こないだぼくの誕生日が来たので、ぼくも自分の詩の世界に入ってみた。けれども、そこは普段の世界とあまり変わらなかった。
1月8日の夢
 外国で身体検査の受付窓口に並ぶ。ぼくは運よく一番に並べ、ぼくの後に縦に長い列ができる。だが、ぼくの横にインド人が並び、そこから横に長いインド人の列ができた。この列は一体何だ?!
1月9日の夢
 電車に乗っていて、駅が近づいた。ぼくの隣の窓際に座っていた女性が立ち上がり、後ろの棚から段ボールいっぱいの荷物を取り出して、降車していった。彼女はきっとまじめな研究者なのだろうと想像する。
1月10日の夢
 М印刷のK氏が特集の扉ページの校正を持ってきて、ぼくから少し離れた左側にいるT社長と談笑している。編集部の柱に卵型の白い染みがついている。ぼくが「これは何かしらね」と言うと、K氏は「はっ?」と言う。

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1月5日の夢(帰れない)

 夜、どこかで取材が終わり、JRの駅から電車を乗り継いで帰宅しようと思う。だが、ここは初めて来た場所なので、どう乗り継いだら帰れるのか見当がつかない。路線図を見上げていても分からないので、窓口の女子職員に帰り方を尋ねる。すると女子職員は左手の切符の自販機を指さし、ぼくに小さな鍵を渡して「ふつうの切符ではここからあなたの家には帰れません。この鍵をその自販機に差し込んで、右に回すと、あなたの家に帰る特別な切符が買えます」と言う。ぼくは鍵を受け取るが、まごまごしていると、彼女は窓口から出てきて、自分で自販機に鍵を差し込む。すると、自販機から畳まれた白い手紙のようなものが出てきた。「さあ、これがあれば、あなたは逗子海岸まで帰れます」と彼女は言う。ぼくの知らない間に、ぼくの家は逗子海岸に引っ越してしまったのだろうか、とぼくは呆然とする。
 駅の外に出ると、Iくんがいる。彼は以前ぼくと対立していた男だが、ぼくを助けようとしてくれているらしい。おんぼろのタクシーが目の前に停まる。どうやら自販機から出てきたチケットはこのタクシーのものらしい。タクシーのドアを開けると、運転席ではなく、座席の下に二人の中国人の男が隠れている。Iくんは二人の名前を呼び、間違いなくぼくの乗るタクシーであることを確認する。
 タクシーが止まったところは逗子にある青少年のための養育施設だった。ちょうどパーティーが終わったところで、広い部屋に沢山のテーブルが並び、食べ終わった皿がそのままになっている。入所者の男がそれを片付けようとしているのを見て、ぼくも手伝うことにする。
 片付け終わって、外に出ると、そこは下へ降りる幅の広い階段で、沢山の施設の職員の男女が意地悪そうな顔をして並んでいる。ぼくは家に帰ろうとするが、彼らはぼくをここから出すまいとして邪魔をする。怒ったぼくは狂暴な怒鳴り声をあげて、棒を振り回す。棒は新聞紙を丸めて固めたもので、小学校か中学校の運動会で使ったもののようだ。ついに、彼らは一人もいなくなり、ぼくは階段の下にたった一人取り残される。すると、またIくんが現れ、ぼくに「さあ、家に帰ろう」と言ってくれる。

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1月4日の夢(テレコが回らない)

 Y社のオーディオユーザーの取材のため、都電に乗って出かける。小さな子供のいるお宅だ。下町だが、ある程度のお金持ちであることが、家の大きさから想像できる。先客に保険の外交員がいて、その契約が終わるまで、同じ部屋で待つように言われる。主人と外交員がちゃぶ台をはさんで交渉している間、ぼくは外交員の隣の座布団に座っているが、そのまま眠り込んでしまう。
 外交員が帰り、ぼくの番になる。取材場所は主人のオーディオルームだというので、みんなで二階から地下室に降りる。ぼくは取材用のカメラを持ってきていたが、なんと隣にUカメラマンがいる。これなら安心だ。さあ、インタビューを始めようと、テレコを取り出すのだが、四角い白い箱のようなテレコにはいくら探しても、録音ボタンがない。適当なことをしゃべって間をつなぐが、焦りまくる。おまけに、ぼくの座っている位置と主人との間には、胸の上まである間仕切りがある。これで主人の声が録音できるだろうか。おまけに用意しておいた設問を書いた紙までどこかへ行ってしまった。

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1月2日の夢(コーラの自販機)

 男友達と愚痴を言い合いながら歩いていて、彼は右側にあるトイレに入る。ぼくは正面に進む。そこには二台のコーラの赤い自販機が置いてある。喉が渇いているので、コーラを飲みたい。左の自販機は紙コップにコーラを注いで飲む自販機だ。後ろに男が並んだ気配があるので、慌てて百円硬貨をポケットから取り出し、自販機に入れる。コーラが紙コップに注がれる。右側の自販機は缶コーラが買える。ぼくはそちらにも百円硬貨を入れるが、なぜか缶コーラは出てこない。けれども、ぼくは何食わぬ顔をして、そこを立ち去る。

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