5月21日の夢(泣く夢)

 パフォーマンスの出番を待っている。ぼくは唐突に、共演する女性に向かい、「ぼくの人生は間違いと、後悔ばっかり」と言う。そのとたん、夢の中のぼくではなく、夢を見ているぼくが涙を流し始める。

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5月16日の夢(引き継ぎ)

 二人の前任者から仕事を引き継ぐことになった。前任者は初老の男性と、若い女性だ。二人とも仕事に付加価値をつけて、他のライバルたちから差をつけている。男性はおまけとして、男の子が喜ぶようなミニチュアの建築用鉄骨の模型をつけている。また、女性は文章に独自の工夫を凝らしている。ぼくは二人の仕事の長所を踏襲しようと思う。だが、言葉での引継はしないまま、交替の時間が来てしまい、見よう見まねで二人のやり方を引き継げば多分大丈夫だろうと考える。
 仕事を終えて、駅に行く。駅の構内には中二階のようなところに一軒だけ、レストランがある。そこに勤め帰りの人たちが一斉に詰めかけ、たちまち長蛇の列ができた。ぼくは幸い、比較的前の方に並ぶことができた。店内を覗くと、本当に超満員だが、それでも少しずつ列は進んでいるし、レジで支払いをすませて帰っていく人もいるので、このままここに並んで食べていこうと思う。

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5月14日の夢(かわいい子猫ちゃん)

 猫とデートすることになった。喫茶店で仲間と待っているが、なかなか現れない。外に見に行ってみると、路上で3匹の猫が遊んでいる。そのうちの一匹の子猫の名を呼ぶと、一目散にぼくの方に駈けてきた。子猫を胸に抱いて、店に戻る。
 ほかのカップルたちと合同デートで楽しくおしゃべりをし、車で駅まで送っていくことになる。子猫は車を追って、道路を走る。途中、怖い犬がいる。犬を子猫から遠ざけようと、缶詰から餌を出し、犬の前に山のように盛る。犬が餌に気をとられている間に、子猫にも餌を少しだけ与える。子猫は犬をからかい、「こうしておしっこするんだよ」と言って、食べながらおしっこをして見せる。
 子猫と別れた後、ぼくは別の飲み会に出席し、そこで日記をつける。日記帳はアリスのイラストが描かれていて、その余白に日記を書き込むようになっている。そこにぼくは子猫との交際を書き記す。その様子を見ていた一人の男が、ぼくに「最近、○○という男が近くに越してきた。きみの子猫はやつだろう?」と言う。それを聞いて、「えっ、そうだったのか。知らなかったあ!」と驚く人もいて、座は大きな笑いに包まれる。あはは・・・。見破られたか。そう、子猫は猫でないときは男の子をしてるんだ。

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5月13日の夢(松井選手の三種の神器)

 何かのイベントが行われる会場を電気掃除機で掃除している。誰かがやってきたので、ぼくは掃除機を放り出してその人についていってしまう。(この後、夢の本編があったんだけれど、そこの部分は忘れた)
 戻ってきたぼくは、掃除機だけでなく、大事なものを放りっぱなしにしておいたのに気がつき、しまったと思う。そこには、ヤンキースの松井選手の残していったトンカチとノコギリ、それにもう一つ(何だか忘れた)の“三種の神器”も置いたままだったからだ。見つかったら、パクられる! ぼくは慌ててその三つがくっついているのを、一つ一つ切り離し、天井近くにある神棚のような場所に収納しようとする。しかし、そこには既にたくさんのものが置いてあるため、無理に押し込んだら落っこちてきてしまった。もう一度押し込もうとすると、今度は別のものが落ちてきてしまう。でも、最後にはなんとか無事に収めることができた。

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5月8日の夢(小林亜星と便器付きデスク)

 仙台駅の新幹線ホームに座っている。次々と目の前に列車が到着するが、ぼくの乗る列車はずっと夜遅くの発車なので、見送り続ける。そのうちの一つの列車から、見上げるような大男が降りてきた。作曲家の小林亜星氏だ。ホームに降りたとたん、ぼくの目の前で何かに頭をぶつけて、「いてーっ!」と叫ぶ。思わず目が合って、会釈すると、向こうもぼくに会釈を返して立ち去る。
 ビルの中で便意を催す。ドアを開けて、よその会社のオフィスに入る。大学の階段教室のように、床は前方に向かってなだらかなスロープになっており、そこに点々とデスクが置かれている。社員が在席するデスクもあれば、無人のデスクもある。これらのデスクはそのまま便器にもなっているので、空席のどれかに腰掛けて用を足そうと思って入ったのだが、さすがにスロープの上からみんなに覗かれるのは恥ずかしい。あきらめて回れ右をし、ドアから外に出る。

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4日分の夢

*5月4日、奈良で見た夢
 回廊のような場所で、緑色の服を着たおばさんに、殴る蹴るの暴力をふるう少女がいる。少女はなぜか緑色の服を着た人にいつも暴力をふるうのだ。ぼくが緑色の服を着てその場所に行くと、やはりその少女が現れて、「やっつけてやるぞ」とぼくを脅す。ぼくはおばさんと一緒に少女をつかまえ、「名前は何というのか」
と尋ねる。少女は「水田……」と言う。「下の名前は?」と、さらに訊くが少女は無言。ぼくはさらに「今日はちゃんと証人がいるからね。きみがぼくに暴力をふるったことを、おばさんが証言してくれれば、きみはつかまってしまうんだからね」と言うが、少女は「おまえなんか、やっつけてやる」としか言わない。
*5月5日 奈良で見た夢
 仲間たちと車を運転してきて、降りようとすると、道路で警官が黒い犬と格闘している。ぼくは本当は車から降りたくないので、みんなに「今降りると、あの犬にかみつかれそうだから」と言って、ぐずぐずしている。しかし、警官はなかなか犬を始末できずに、手こずっている。
*5月6日、東京に戻ってからの夢
 東北地方の常連の多い喫茶店。客の中に、列車の中でジャムセッションをしながらやってきたというミュージシャンの男がいる。もう一人遠くからやってきた少女は日記をつけているが、その日記を男に読まれてしまう。男は少女が無意識に身につけている仕草から、それが尾鰭を振るしぐさだと見破る。実は男も少女も人魚だったのだ。ぼくもこの店の常連なのだが、残念ながら人間なのだ。
*5月7日の夢
 女性二人と一緒に取材旅行に出かける。途中、休憩に入ったお店の中で、二人は恋人の膝に乗って甘えている。ぼくは彼女たちの行動に不安を覚え、「こんなふうで取材ができるの?」と言う。
 そこへ津波が襲ってきた。走って高台に避難する。眼下の街が壊滅していく。「助かった」と思うが、再び津波が襲来する。スマトラ島沖地震の津波の映像そっくりに、高台の崖にぶつかって上がる水しぶきが向こうから近づいてくる。二波までは大丈夫だったが、第三波は異常に高い。悲鳴が上がる。ぼくはさらに高台へと必死で石段を駆け上がる。悲鳴はぼくが駆け上がるすぐ足下まで迫ってくる。なんとかぼくは逃げおおせたようだ。自分の無事が信じられない。先導していた女性のうちの一人は無事であることが分かる。だが、ほかのメンバーは殆ど津波にさらわれてしまったようだ。ぼくは悲嘆にくれて、大泣きする。

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5月3日の夢(矢で狙われる)

 公園を歩いていると、公園の向こうの端から反対の端に向かって、高く弧を描いて矢を打ち上げた者がいる。矢は先端がとがっておらず、長い棒のような感じ。公園を歩いていた少女のそばに落下した。とても危険な行為だが、男は矢の発射をやめようとしない。あの少女を狙っているのかと思ったが、そうではなかった。実はぼくを狙っているのだと気が付き、公園の出口に灰色の布団を敷いてバリケードをつくって、立てこもる。しかし、すぐに布団はめくられ、至近距離から矢がぼくを狙う。絶体絶命だ。

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5月1日の夢(水陸両用列車)

 新しいマンションに引っ越したらしい。帰宅したぼくはエレベーターで、自分と同年輩の会社重役風(要するにぼくと正反対)の男と乗り合わせる。彼は同じ階で降り、ぼくの自宅の隣室に入っていった。隣家の主人だったのだ。ぼくの家のドアを開けたいが、隣家の大きく開いたドアがじゃまだ(我が家と隣家は左右対称の造りになっているらしく、我が家と隣家の玄関は壁一枚を隔てて隣り合わせになっていた)。彼が完全に家の中に入るのを待って、我が家のドアを開けると、ぼくの家は玄関先までいろんな荷物がいっぱいに詰まっていて、中に一歩も入れない。一体、どうやってこれを整理すればいいのだろう?
 妻と新宿へでも遊びに行こうと、列車に乗る。ぼくらの新居は成田にあるらしく、列車は成田エクスプレスだ。気がつくと、窓外に海が広がっている。どうやら新宿行きではなかったらしい。列車はあっという間に岸壁から海の中へ入り、水面をぷかぷかと浮かんで、揺れながら進んでいく。ぼくは「間違って横浜へ来ちゃったみたいだねえ」と妻に言う。妻は「新宿へ行くはずじゃなかったの?」と怪訝そうだ。
 友人から別の草野球チームと試合をしようと誘われる。野球なんていやだなと思う。ふと見ると、テーブルに相手チームの使うボールが載っている。ボールは空気が抜けて、ぐにゃぐにゃだ。それを見たとたん、友人は「こんなボールを使うやつらと、野球をするなんていやだ」と、別の友人に言う。だが、ぼくはそのボールを見て、逆に「こういうボールを使うやつらと試合をしてみたい」と急に思い始める。

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4月30日の夢(かゆみ止めは要らない?)

 どこかのターミナル駅。新宿駅南口がうんと田舎の駅になった感じ。これからぼくは千葉の方へ出張するので、東武電車に乗り換えようと思ってバスネット(東京地区の私鉄用)カードを探す。胸のポケットにいつも一揃い入れているさまざまなカードの中からパスネットを探しだし、右手に持って改札口に進むが、気がつくといつのまにか手からカードが消えている。どうしたのだろう? と、慌てて胸ポケットをもう一度探すが、見つからない。次に鞄をおろして、道路に置き、座ってごそごそ探す。すると、ぼくの後ろにすっと一人の若い女性が立ち止まった。振り返ると、彼女は「あの、これ、かゆみ止めがありますが」と言って、ぼくに塗り薬を差し出す。驚いて「いりません!」と答えると、彼女は黙って立ち去る。ぼくは自分がもう一つ鞄を持っていたことに気づき、そちらの鞄もごそごそ探すが、やはりパスネットは見つからない。考えてみると、鞄を二つも持って出張に行くのはいやだ。「こんな鞄要らないや!」と言って、一つの鞄を路肩に放置されているソファーの上に捨てて出かけようとするが、本当に大切な書類が入っていたのはそちらの鞄の方だったと思い出す。

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4月28日の夢

 屋根裏部屋のある家の側面を見ている。その屋根裏部屋の窓が外に開くと、少女が顔を出し、ご飯を炊くお釜のようなものを手に持って、振ってみせる。「これを投げると、空飛ぶ円盤みたいに飛ぶわ。二人でこれを飛ばす会を作りましょうよ。それはきっと意味があるわ」と、彼女はぼくに言う。そういえば以前ぼくも洗面器のようなものを空に飛ばすのに、夢中になったことがあったなと思う。「ぜひ、やろう! でも、意味があるからいいというものじゃないんだ。こういう時代だからこそ、意味のないことをするのが楽しいし、素晴らしいことなんだよ!」と、ぼくは少女に答える。

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