9月10日の夢(新入社員)

 会社に数人の新入社員が入った。履歴書の最後の欄に記入された二字熟語が素晴らしいという理由で、採用した女性社員がいる。彼女はキャリアのあるベテランなので、クライアントとの電話も安心して任せておける。今もその二字熟語を使って、クライアントを巧みに説き伏せるのを、皆感心して聞いている。と、まだ若い別の新人女子社員が「わたし、そんな言葉知らないわ」と大きな声を出す。それをクライアントに聞かれてはまずいので、「人が電話しているときは黙っているように」と注意をする。

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9月9日の夢(黒板)

 教室ではないが、長方形の部屋の短辺の壁に大きな黒板がかかっている。ぼくをはじめ何人かが黒板に向かって座っているが、部屋には何本も大きな柱があり、ぼくの席の前にも一本の柱があるため、黒板を全く見ることができない。黒板に書いたことを説明しようとしている講師は、そのために困っている。だが、黒板を部屋の長辺の壁に移して、みんなの椅子の向きを90度変えれば、全員何の問題もなく黒板が見えることがわかった。

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9月7日の夢(短夢)

 某詩人団体の総会がある。下のレストランで食事をして登録すると、資料がもらえて「どうぞ」ということになり、エスカレーターで上がっていく仕組みだ。でも、このシステムを知らずに直接会場へ行こうとして、迷う人もいるのではないだろうか? ふと脇を見ると、あれれ? 黒い表紙のぼくの会員証を兼ねた資料が床に放り出されている。

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9月6日の夢(ゴムまりサッカー)

 妻とともに出かけたが、「女しかお参りできないものがあるから、ここで待っていてね」と言われる。昔の駄菓子屋のような横開きのガラス戸の外に、真っ赤な細い塔が天高くそびえ立っているのが見える。あれが女でなければお参りできないというものらしい。
 女達がお参りしている間、男達は室内でサッカーに興じている。サッカーといっても、待合所のコンクリートの床にチョークでコートを描いただけで、ボールも子ども用のゴムマリだ。ぼくは運動神経ゼロだし、積極的に参加する気もないので床に腰を下ろしていたが、たまたまボールが近くに来たとき、とっさにボールを手で打ってしまい、ほかの男達の失笑を買う。その次にボールが来たときは足で蹴ってみるが、ちっとも狙った通りには打つことができない。だが、最後に思いきりボールを蹴ると、力のあるスピードボールが相手チームのボスの足元に転がった。男達は「おおっ」という声を上げ、ぼくはちょっぴりプライドをくすぐられる。
 「そろそろ時間かな」と腰を上げると、ちょうど参拝をすませた妻も戻ってきた。

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9月5日の夢(殺人マニュアル?)

 ある女性(少女という感じ)と初めて一緒に仕事をすることになった。彼女がぼくに小冊子をくれる。それは一緒に仕事をしていくためのマニュアルのようなものだ。なぜか本文は2〜3ページしかないのに、前書きがものすごく長い。人を殺す方法について詳しく記述してある本格的なものだからだ。

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9月3日の夢(明るいお風呂)

 我が家のバスルームの中にいる。壁が全面、大小さまざまな正方形の白いタイルの組み合わせになっている(うそです)のは知っていたが、こないだ入ったときは薄暗かったのに、今日入ってみるとものすごく明るい。天井に何本も下がっている蛍光灯の本数を増やしたのだろうか? それとも妻がタイルをピカピカに磨いたためだろうか? 左手の壁にはタイルと共に、清掃用の軍手もまるでタイルの一部のように、きれいにセットされている。しかし、よく見ると、浴槽がない。

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9月2日の夢(河童の曲)

 何かのコンサートかコンクールのような場所。そこで河童の曲(具体的にどんな曲だか不明)が演奏されようとしている。若いピアニストもベテランのピアニストもいろいろな理由をつけて弾いてくれない。結局、楽しみにしていた河童の曲は自分で弾くしかないのか。
 クライアントであるY社の社員がヨーロッパのある町の市長になったので、挨拶に行く。市長室の彼のデスクのすぐ前に、横向きに三つの椅子が並べられ、そこには彼の旧友三人が座っている。その椅子から少し離れて、やはり横向きに椅子が一つあり、そこにぼくが座って市長と謁見をする。
 うっかり髭を剃らないまま、街へ出てきてしまった。でも、なぜか手に電気シェーバーを持ったまま、交差点を渡っている。

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8月30日の夢(おじさんの顔をさばく)

 おじさんの顔を包丁で魚のようにさばいていく。そのおじさんの顔がテレビの画面に「どうもありがとう」という感謝のメッセージと共に映っている。

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8月29日の夢(四谷の牛舎)

 雑誌の編集室にいる。校正を見ると、若い男性編集者が編集後記を間違えたページに書いている。怒って、注意をする。日頃口うるさくてプライドの高いベテラン女性ライターのMさんも、彼のミスにいらいらした顔をしている。
 編集室を出て、取材に出かける。ところが約束していた相手が現れない。中央線の電車で四ツ谷あたりの駅に降りる。駅の近くに牧場がある。四ツ谷にこんなところがあったっけ? 牛舎の中から、両脇を二人の男に抱えられて、びっこを引きながら警官が出てくる。牛に蹴られたらしい。情けない警官だ。これから牛の品評会だ。牛を鑑定するのはぼくと一緒に電車を降りた少年だという。牛舎からその牛を連れて、牧場の主人が出てきた。さっきのケガをした警官を思い出し、蹴られると怖いなあと、ちょっとおびえる。ぼくも牛について外へ出るが、牧場で飼われている猫たちがぼくの後についてき
て、盛んにぼくの気を引こうと、ころころ地面に転がったり、かわいい仕草をしてみせる。

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8月28日の夢(手のひら型食虫植物)

 電車でふと降り立った駅は、東京郊外のまだ開発の手の届いていない町。駅から出て、市内を巡る市電に乗り換える。山間の町なので、これは市電というよりもケーブルカーだ。傾斜のきつい路面を進む市電の内部はまるで観光バスのように豪華。乗客は小学生くらいの少年を含め、2,3人しかいない。窓には分厚い大きなカーテンが激しい風にあおられている。景色を見るのにじゃまなので、外そうとするがうまくいかない。窓の向こうには雪をいただいたスイスアルプスのような高峰がそびえ立っている。だが、なぜか景色全体が映画のスクリーンのように薄暗いのが不思議だ。
 歩くようなスピードで市電は渓谷に似た市街を走っていく。ぼくは「写るんです」を取りだして、美しい景色を撮りまくる。「写るんです」は進化していて、超薄型でとてもカッコイイ。停車した駅のホームでは、この町の特産のゴボウの宣伝販売をやっている。空からヘリコプターが降りてきたと思ったら、それは無線操縦のミニチュアヘリコプターだった。ホームのかたわらには水槽が置かれ、中には食虫植物とその餌が入っている。植物は人間の手のひらそっくり。お腹がいっぱいのときは緑色の握り拳のように見えるが、空腹になるとぱっと指を開いて、餌をつかまえる。そして、餌がいくら暴れてもぎゅっとつかんだまま、けっしてもう放そうとしないのだ。

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