10月15日の夢(校了)

 会社に行き、自分の編集しているタブロイド判の新聞の校正を見る。会社に来るまでの間も、「ここが違う」「あそこが違う」と校正のことで頭がいっぱいだった。早速校正を始めるが、なぜか赤ペンではなく、黒の鉛筆で校正をしている。右のページには猿の写真が印刷されている。ぼくは無意識にその写真のキャプションを消して、今まで頭の中で鳴り響いていた言葉(どんな言葉だったか覚えていない)をその鉛筆で書き込んでしまう。このキャプションが間違っているはずはないのだ。間違っているのは右ページの写真だ。しかし、よく見ると、そこも間違っていない。それどころか、さっきぼくが赤ペンで訂正したところも、間違ってはいなかった。なあんだ。間違いは一つもないじゃないか。早速発行元の社長に電話しよう。いや、そうでなく、代理店の担当者に電話しよう、と思う。そこへ社長が通りかかって、「一色さんはすごいんだね。そんなところまで知っているんだね」と、なんだか分からないが誉めてくれる。しかし、代理店の担当者の電話番号が分からない。ぼくは書類棚から名刺ケースを取りだして、急いで「校了」と伝えるべき相手の名刺を探し始める。

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10月12日の夢(3つの断片夢)

 何かの団体旅行で、和風の旅館に滞在している。既に昼食が始まっているが、ぼくはまずトイレをすまそうと、トイレのはずの部屋に行く。しかし、そこもみんなの昼食場所になっていて、とても用を足す余地がない。あきらめて、昼食の席に戻るが、自分の座る席がどこだったか自信がない。多分、ここだったと思うところに座り、その左隣で談笑している二人の男に「ここがぼくの席でしたか?」と尋ねると、「そうだ」というので、安心してテーブルに置いてあるかき揚げにかぶりつく。
 名古屋の街をタクシーで走っている。車窓から見る名古屋の街は随分変貌していて、街並みの広大な範囲が沢山の蝶が羽を広げたような形の大小の建物で覆われている。最近建造された寺院群だという。違和感を覚える。
 若い女性の額に、銃で撃たれたらしい穴があいていて、彼女の顔は血で真っ赤に染まっているが、普通に生きている。

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10月9日の夢(秋葉原大学のみそ汁)

 駅の待合室にいる。男子学生が売店のおばさんから紙コップに入ったみそ汁を買った。おばさんは「それは秋葉原大学のみそ汁ですよ」と陽気に声をかける。学生が紙コップをテーブルに置いて、ポケットを探るのを見て、おばさんはさらに「150円ですよ」と言う。最近は駅で大学の学食の味が簡単に味わえるらしい。また別の学生がみそ汁を買った。今度は「秋葉原学院大学ですよ」と言う。とても面白い話なので、ぼくはそれを雑誌の記事として原稿に書くことにする。なぜかパソコンではなく、鉛筆で細かい字をぎっしりと書いていく。「落語会もOUTで聞ける」と、ぼくは書く。参照している資料に、「500円の定期券を買えば、何度でもOUTで聞ける」と書いてあるからだが、一体これはどういう意味だろう? 分かりもしないのに、原稿に書くのはまずいなあと思う。

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10月8日の夢(松田聖子の講演テープ)

 会社の新しい部署に配属された。すると、そこにはクライアントである某楽器会社の販売業界各社の重役クラスの人たちがたくさん送り込まれてきて、たちまち最重要部署になってしまった。そういうVIPたちと一緒に仕事をするのは、かったるくていやだと思う。
 とりあえず、よく聞こえない一本の録音テープをもとに、原稿を書かなければならない。テープには今をときめくアイドルや有名人のインタビューが断片的に収録されているが、それぞれの境目がはっきりせず、一体何人分のテープなのかもはっきりしない。
 その仕事をするために、夜遅く部署に戻ると、ほかのスタッフたちは殆ど、もうオフィスの床に布団を敷いて寝ている。しかし、ぼくはとにかくその仕事をやり終えたいと、ただ一人大きなテープレコーダーと格闘する。だが、テープで聞いた言葉を記録する紙がなく、しかたがないので、床に敷かれた上等そうな絨毯に大きな文字で記録していく。この絨毯にいたずら書きをしたことで、こないだも誰かが怒られたばかりだが、しかたがない。それに、起きているスタッフが時々ぼくの方を見るが、誰もとがめるふうではない。
 おおよそ、テープすべての記録が終わったと思う。だが、本当に全員分できたのだろうか。どうも自信がない。特にメインの講演をしている松田聖子の話はとんちんかんで、これを原稿にするにはうまくぼくが創作してやらないと駄目だろう。

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10月7日の夢(列車に乗り損なう)

 ホームで列車の発車を待っていたら、発車ベルのないまま列車が出発してしまい、ぼくは取り残されてしまった。ぼく以外にも、中年のおばさんなど、沢山取り残された乗客がいる。みんな慌てて、次の列車に乗り込んだ。しかし、その列車は各駅停車で、次の駅に着く前に、早くも後から来た列車に追い越されてしまった。
 トイレが改良されたので、早速入ってみた。しかし、便器はなく、テーブルの下に向かって、おしっこをするのだ。しかも、改良されたトイレの見学者の男女が隣でぼくの放尿をじっと見ているのが気になる。ぼくのおしっこはとても勢いがいいが、すぐにテーブルの下から流れ出て、ぼくの足下までおしっこの水たまりができてしまう。テーブルの向こうにある何かも、濡らしてしまったようだ。

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10月5日の夢(幼稚園/病院/路地)

 幼稚園にいる。教室で何かのセールスの説明会がある。椅子に座ると椅子の下に水たまりがあって、そこに足を突っ込んでしまった。足が濡れて、とても気持ちが悪い。説明をしていた男性セールスマンがそんなぼくを見て、「誰かがおもらししたかもしれなくて、いやですよね」と愛想笑いをする。周りには幼児連れの若い母親達がいるので、ぼくは一瞬それらの母親のうちの誰かがおもらししたのかと想像するが、そうではなく子どもがもらしたのに違いないと思う。
 気持ちが悪いので、バスルームに行き、湯船に足をひたして洗う。そのとき、バスルームのドアを開けたままにしておいたのだが、通りがかりの誰かが閉めてくれたのを、また開けて外へ出る。
 すると、そこは病院の大部屋になっている。医師が入ってきたので、患者たちにさっと緊張が走る。教卓のような机に陣取って、医師は患者の点呼を始める。ぼくは2番目くらいに呼ばれ、「はいっ」と返事をする。
 この病室で、医師による患者のための講演会がこれから始まる予定だ。患者仲間であるちょっと怖そうな男が「あんたはなんで、ここに入っているのか」と、ぼくに尋ねる。そうだ。ぼくは何のために入院したんだっけ? 確か、使った化粧品か薬品のために、顔の皮膚に異常が生じたためだと思うが、しどろもどろになってうまく説明できない。すると、別の男が「それなら損害賠償を請求した方が有利ですよ」と言って、封筒に入った分厚い書類をくれる。封筒の中には証拠物件も手際よく揃っている。しかし、訴訟沙汰にするには、時間も手間も惜しいと思う。
 また場面が変わって、ぼくは路地の道ばたで布団をかぶって寝ている。子どもたちがキャッチボールをしていたゴムボールが逸れて飛んできた。片手を伸ばすと、うまくキャッチできた。しかし、その子に返球しようと投げるが、届かない。またボールが飛んできて、うまく片手キャッチする。そのうち、子どもはわざとぼくにボールを投げて、ぼくにキャッチさせ、寝ているぼくと遊んでくれる。

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10月3日の夢(いやな言葉)

 床屋のようなところで、自分の順番を待っている。そこにいた一人の女性がぼくの嫌いな言葉を口にしたので、思わず手を出して頬を張る(瞬間的に半覚醒状態になり、実際に右手を布団から出して、宙を打つ動作をする)が、ぼくの右手は彼女の顔の中を通り抜けてしまう。彼女は幻影で、実在しない女性らしい。ぼくは訳もなく興奮して怒りを爆発させたことを反省し、気持ちを静める。
 いよいよぼくの番だと思ったが、おじいさんの番だという。では、おじいさんを呼んで来なくてはと駆け出す。
 バス停に行くと、ちょうどバスが右からやってきた。そこへ初老の夫婦がやってきたので、乗るのかと思って順番を譲ろうとすると、二人はそのまま通り過ぎてしまう。乗るつもりはなかったらしい。ぼくが乗り込もうとすると、乗務員がぼくにあのいやな言葉を言う。ぼくはショックのあまりフリーズしてしまう。(「いやな言葉」がどういう言葉だったのかは、思い出せません)

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10月2日の夢(バスを乗り間違える)

 会社を出て、家に帰ろうと、タイムレコーダーのところへ行く。タイムレコーダーは最新式のものになっていて、自分のホルダーにいくつもMO(光学ディスク)のようなものが入っている。朝、出社時にうっかり間違ったカードを押したことに今さらながら気づく。若い見知らぬ社員が後ろに沢山順番待ちをしているので焦るが、なんとか正しいカードを選び出して、退出時間を記録することができた。
 道路を歩いていると、ちょうどバス停に白い大型バスがすっと停まった。「しめた!」と早速乗り込む。ぼくのほかに二人のスーツ姿の男性が待っていたが、二人は後部ドアから乗り込み、ぼくだけ車体の中央部にあるドアから乗車した。
 車内を空席を探しながら、後部へ歩く。最後部から二列目が空いていたので、左側の席に座る。そのうち、このバスは市内バスではなく、どうやら高速バスらしいと気づく。どうやら駅へではなく、市外へ向かっているようだ。乗り間違えたことに気づき、ぼくはドキドキする。
 が、市内の見知った場所でバスが停まったので、ぼくは慌てて「降ります」と言う。
 気がつくと、いつのまにかぼくは最前列の左側の席に座っていて、すぐ右側の運転席には女性運転手が座っている。彼女は「料金は115円ですが、こういう10円玉をお持ちですか」と、ちょっと厚めの10円玉をぼくに見せる。財布を開けて探すと、その10円玉があった。これで、どうにか彼女の願いをかなえられそうだ。

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10月1日の夢(電車で用足し)

 京王線の電車が新宿を発車したところで、ズボンをぱっとずり下げて、車両の連結部に腰を落とし、大便をしようとする。連結部のすきまからできると思ったのだが、ふと見ると、隙間はほとんどない。これでは大便が床にたまってしまうから無理だが、小便なら細い隙間を通って外に出てくれるだろう・・・と思うが、恥ずかしくてできない。思い切ってやってしまえ。そうじゃないと、もうすぐ電車は笹塚の駅に着いてしまうぞと思うが、なかなか決心がつかない。

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タドンコーヒー

 窓際にある大きな容器のお湯の中にコーヒーを入れる。瓶からインスタントコーヒーの粉を入れたつもりだったのだが、瓶に入っていたのは粉ではなくて、タドンのように丸い、真っ黒でドロドロの玉だった。それをお湯に溶かすと、コーヒーというより、コーヒー色の泥になってしまう。おまけに、それをドボンと入れたときのしぶきが上がって、隣にあった白い砂糖壺にかかってしまい、砂糖もコーヒー色になってしまった。その黒い砂糖もドロドロのコーヒーの中に入れる。

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