6月4日の夢(手みやげ)

 取材先に持っていく手みやげのセットを和菓子屋で注文する。しかし、もう昼休みが終わりそうなのに、なかなか手元に出来上がってこない。イライラしていると、女店員が器に入ったうどんを持ってきた。半分くらいが器からお盆にこぼれてしまっているが、お店の支配人はぼくに「おいしいから拾って食べなさい」と言う。お腹が減っていたので、ぼくは言われたままに拾って、うどんを食べる。気がつくと、ぼくの要求した手みやげのセットが紙袋に入って、ぼくの手にぶらさがっている。

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6月3日(両手に荷物)

 出張から帰宅するため、急行電車を乗換駅で降りる。ぼくのほかにも何人かがホームで降り立ち、そのままその場所で立って待つ。こうしていればそのまま歩く舗道のようにホームが動いて、ぼくらを各駅に運んでくれるような気がした。でも、そんなことは起こらず、ここで各駅停車の電車に乗り換えないといけないのだ。
 今度は妻といっしょに、両手に沢山の紙袋を提げて電車を降りる。急ぎ足に歩きながら、左手に持った小さな紙袋を、右手に持った大きな紙袋の中に入れる。これで少し荷物が減った。
 出口に向かうところで、まるで鍾乳洞の洞窟のように、天井が床近くまでぐっと曲線を描いて下がっているところがある。妻は「ここはとても・・・」と言う。「通り抜けられない」と言うつもりだったらしいが、二人は無事そこを通り抜ける。そこは小さな子供のための遊戯室になっていて、一人の若いお母さんが自分の子供を遊ばせている。部屋の真ん中に小さな滑り台のようなものがあり、ぼくと妻はそれを登って降りる。子供がオムツにうんちをしたのだろうか。とても臭い。そこを通り抜けたら、駅の外に出ることができた。両手が荷物でふさがっているのに、雨が降っている。

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6月2日の夢(取材パニック)

 東京郊外のある楽器店でレスなーさんためのイベントを開くというので、取材に行く。まず楽器店の事務所に行き、手帖を出して何人かの担当者に取材をする。手帖を出すのが間に合わないときは、そのあたりにあった四角い板に指で文字を書いてメモする。板についたほこりがこすれてかすかに文字が浮かび上がるが、殆どメモの役には立たない。「それでよく覚えられるね」と、みんなに感心される。
 会場に出かける前に事務所でトイレをすまそうとする。事務所の中は黒いスーツを着た若い楽器のセールスマンたちでいっぱいで、トイレは見つからない。廊下へ出ると、そこは普通のマンションで、住人の奥さんたちが歩いている。そこにもトイレは見つからない。
 外の広場に出て、そこから車に乗る。黒くてくたびれた車だが、とても大きな車。三列座席があるが、三列ともセールスマンたちで埋まってしまい、ぼくの乗るところがない。と思っていると、三列目の座席のうしろに、さらにスペースがあって、そこに地味な洋服を着た若い女性が乗っている。ほっとして、そこへ乗る。座席とはいえず、殆ど床に寝ている感じで、体を起こさないと、窓から景色を見ることさえできない。走り出してから、「しまった。この広場には公衆トイレがあったのに」と思うが、もう後の祭りだ。
 会場前に着いた。そこには風情のある歴史的街並みが広がっている。東京郊外にこんな街並みがあったのかと感激する。うっすらと雪化粧さえしていて、とても美しい。車から降りると、そこは荒れ果てた空き地で、ごみでいっぱいだ。イベントの責任者に話を聞こうとする。イベントが終わってからでもいいのだが、それでは帰宅が遅くなってしまう。相手も時間を作ってくれたが、話すには紙に書いて説明した方が早いらしい。空き地の地面に半分泥に埋もれていた白紙を何枚か拾い上げ、そこに何か書き始める。ぼくもメモ用紙のために、残りの紙を地面から拾い上げる。と、突然地元のおばさんたちが飛び出してきて、ぼくを取り囲む。「ここを掘って、大事なものを持っていくのはあんただったのね」と、すごい剣幕だ。「違います。ぼくは***という雑誌を編集している者で・・・」と胸ポケットから自分の名刺を出そうとするが、見つかるのは他人の名刺ばかり。ぼくが自分自身を証明するのに焦っている間に、別の人がぼくのことを説明してくれ、おばさんはあっさり引き上げて行った。

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6月1日の夢(イチローと電話)

 イチロー選手に電話する。「**から電話しています」と言うと、「早くからそうしてくれと言っていたのに」と冷たく言われる。もう一度電話するが、彼はにこりともしないで、一方的に自分のしゃべりたいことをまくしたてる。

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5月31日の夢(スターウォーズ最新作)

 ぼくは家で、小学生くらいの少女とおばあさんと一緒に暮らしている。二人は北側の部屋に二つ机を置いて、そこで生活しているのだ。もう一つ空き部屋があるのだから、少女は独立した部屋を持った方がよいのにと思うが、本人にはその気がないようだ。
 その部屋から大きな音がした。驚いて覗きに行くと、少女が転倒して、障子が破れたり、家具がひっくりかえったり、食事も散乱して大変なことになっている。それをぼく一人が黙々と片づける。
 家にはもう一人、見知らぬおじさんが来ている。二人と関係がありそうだが、肉親ではないらしい。家にあるテレビで、「スター・ウォーズ最新作」のVTRの再生が始まった。同シリーズはもう完結したと思っていたが、さらに最新作が出来上がったのだ。意外に宇宙が明るく、よく見ないと星が見えない。ぼくはみんなの最前列で、目を皿のようにしてテレビを見ている。皆が後ろで食事を始めたのが分かるが、ぼくは一人食事する気にもなれず、夢中で画面を見つめている。そうしながら、何度も椅子に座ったまま後ろのテーブルにもたれかかって、ひっくり返りそうになるが、倒れはしない。
 テレビの後ろに置かれていた銀のフォークとナイフを、おじさんが手に取った。そのとたん、その影響でVTRの再生が停まってしまい、ぼくはもうこのまま「スターウォーズ最新作」の続きを二度と見られないのではないかとショックを受けるが、幸い他の人が直してくれた。画面の中では、家にいる少女がロボットになってこちらへ歩いてくるシーンが映し出される。だが、なぜかぼくはあんなに夢中になっていたテレビを見るのをやめて、食事のために外に出てしまう。

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5月29日の夢(交通事故)

 ぼくは名古屋に住んでいて、東京の医者にかかりに行く。医者は和服を着た老人で、ぼくが小学生のとき通っていた算盤塾の先生に似ている。その医者に運動のしかたを教えてもらう。気がつくと、ぼくはTシャツを着ていない。なぜか目を閉じて、手探りでその家の玄関先を探し回るが、見つからない。
 高速バスに乗って、名古屋へ帰ろうとしている。女性詩人のAさんも乗っている。港の近くで、桟橋へ進入しようとする車列と交錯し、衝突しないか心配だが、うまく運転手はそれらの車を避けて疾走していく。ところが、後ろに薬品の袋をたくさんつなげて筏のように引きずって走っている車があり、その袋についにぶつかってしまう。制服を着たガードマンのような男がその袋に飛びつくが、バスはそのガードマンも引きずったまま暫く走る。やっと止まったときには、破れた袋からあふれた液体で、バスの中はくるぶしあたりまで浸水している。ぼくは乗客の一人に「体に害はないのでしょうか」と尋ねる。男が「いや、刺激があるらしい」と答えるので、ぼくは慌てて座席の上に跳び上がる。ぼくの一つ後ろには椅子ではなく、ベッドがある。そこへ上がりたいと思うが、うまく体が持ち上がらない。逆に、着ている服の一部を薬品につけて、濡らしてしまう。Aさんは窓から外を眺めながら、「早く帰りたい。バスを乗り換えさせてほしい!」と呟く。
 ふと気づくと、ぼくはもう名古屋の会社に戻っている。同僚に「知ってる? Aさんと事故にあったんだ」と話しかけるが、誰もぼくの話に関心を示さない。

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5月28日の夢(アメニティセンター)

 市電に乗って、沢山の子どもたちと、巨大なアメニティ・センターのような場所へ遊びに行く。野球ゲームをするスポットがある。そこではプロの若い女性投手が投げるボールを、子どもたちや大人たちがまな板のようなもので打ち返す。しかし女投手の投げるボールが剛速球なので、ボールを打てずに、顔に当たったりして大変だ。センターの中に洋服売場がある。殆ど品物が売り切れた中で、一つだけ残っているウールのセーターをぼくは買いたくてしかたがない。頭からかぶって試着してみるが、大きすぎて手が出ないので、買うのをあきらめる。ガラス張りの部屋に詩人のM氏のような老人が入っていく。そこからはガラス越しに隣のホールでの講演を寝たまま聴くことができるのだ。
 そうこうしているうちに、帰りの市電に乗り遅れるのではないかと心配になる。「大人の方で16番の電車で来た方はお乗り下さい」という女声アナウンスがあり、見ると、ディズニーアニメの白雪姫か何かをかたどった市電がやってきたので、それに乗る。ぼくらを乗せて、市電は幼年時代の名古屋の街のような通りを疾走する。レールの両側に殆ど車道がないことに、違和感を覚える。

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5月26日の夢(お菓子と動画)

 会社のデスクの上に、貰ったお菓子がうはうはするくらい、沢山ある。京菓子のように赤、黄、緑などいろどり豊かなお菓子だ。そのデスクの上には周囲の社員たちの分のお菓子も、半紙の上に置かれており、それらに自分の分がまぎれないよう、また他の人の領分をぼくが侵さないよう、慎重に自分のお菓子を置き、一部は机の下にそっと隠す。 
 同僚達は懸案の仕事の打ち合わせをすると言って集まっているが、ぼく一人無視して行かないでいる。伊豆地方の鉄道会社から動画データが送られてきた。これも無視しようかと思うが、ダイヤの一部改正をするとあるので、その分だけでも見なくてはならない。巻き戻しをして、最初から早送りで見る。パソコンから動画の音声が周囲に出てしまい、みんなに迷惑をかけているのに気づき、自分で「うるさいなあ」と言う。幸い、もっと早送りにすると出なくなった。鉄道が開業したときからの歴史から始まって、ダイヤ変更の式典まで、余計な場面が沢山あって、なかなか必要な画面が見つからない。

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5月25日の夢(会社を独立)

 女性詩人の水野さんと環境省から仕事の注文が入ったのを機会に、ぼくはMくんといっしょに会社から独立して、オーストラリアに事務所を構えることにした。そこで一軒家を借り、暮らし始めたが、Mくんは奥さんと子供連れなので、いくつも寝室があるとはいえ、果たして彼らのほかにぼくの寝るベッドがあるのかどうか
心配だ。時差もあって、とても眠い。
 あるデパートから、宣伝がうまくいかないので、なんとかしてほしいという依頼の電話が入った。Mくんは「ぼくらが来たからには、すぐ正常な状態に戻りますから」と、自信たっぷりに応対している。ぼくはそのデパートのためのキャッチコピーとして、「タバコを飲もうとしてタバコを忘れる」というのを考え、Mくんに見せる。彼はそのキャッチが気に入り、「これは実際に作ってみたいな」と言って、1メートル四方くらいの箱の中にミニ本などさまざまな物を詰め込み、オブジェを作る。「日曜日のことは何で象徴させればいい? おまえが選んでいいよ」と息子に話しかけるのを見て、ぼくはさらに「日曜日に日曜日を忘れる」というキャッチコピーを考える。
 妻と小さな駅から新宿へ電車で行こうとする。新宿は一駅先だ。一本しかないホームの両側に相次いで電車が入ってきた。先に発車する方の行き先を見ると「新宿行き」ではない。だが、もう一方の電車も全く別の行き先が書いてある。「これは路線そのものを間違えたらしい」とぼくは言い、その駅を離れる。
 カメラマンのM氏と電車の中で撮影をしようと機材をいっぱい広げたところで、撮影中止になってしまった。次の駅までに急いで機材を片づけなければならない。乗り合わせた若い乗客たちが片づけを手伝ってくれるが、ぼくはカメラ機材のことがよく分からないので、何も手助けすることができない。もうすぐ終着駅だ。

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5月23日の夢(ゴミ箱と弁当)

 会社のお昼休みにお弁当を買おうと、ビルの二階を連れの男といっしょに歩いている。ぼくは手に紙ゴミを持っていて、それを丸めて捨てようと、ゴミ箱のありそうな左手奥の方に歩いていく。しかし、それらしいものはあるのに、それはゴミ箱ではなかった。「あれえ、ゴミ箱がない」と言って、引き返し、弁当売り場のある右手に歩いていく。だが、そこには弁当売り場はなく、一人のおばさんがいる。おばさんに「ゴミ箱はどこ?」と聞く。「一つありますよ」と、おばさんは段ボール箱を開けてくれる。中には確かに何かが入っているが、それはゴミ箱にはとても見えない。「ここへ捨てていいですか」と確認してから、ぼくはその中にゴミを捨てる。それから「弁当売り場は?」と聞くと、「三階へ移りました」と言う。ぼくは階段を登っていくが、ふと気づくと手に色鮮やかなTシャツを持っている。別の色のTシャツをぼくは着ていて、手にしているのは脱いだものらしい。

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