9月16日の夢(我が家で総会)

 我が家で某詩人会の総会を開催することになった。我が家は田舎のくたびれた一軒家で、ぼくと年老いた母との二人暮らしだ。
 最初、数人の詩人の会合だったのが、いきなり詩人会の総会に切り替えられる。家の奥で、老母が掃除機をかけている音が聞こえる。座敷の途中に田舎家らしくトイレがあって、そこが開けっ放しになっている。あまりにみっともないので、扉を閉める。
 集落の中の別の家に行っている役員たちに、我が家の三つある座敷の間の障子や襖を取り外すべきかどうか尋ねる。それにしても総会は百数十人の会員が参加する予定だ。とても三つの座敷だけに入りきれるわけがないと思う。
 夜、丘へ登る。丘の上にはたくさんの家が建っていたはずなのに、いつのまにかみんな取り壊されて更地になっている。月の光に照らされて、頂上から360度見晴らせるパノラマの眺望は素晴らしい。ただ、頂上には柵がないので、崖からずるずると滑り落ちてしまいそうで、おっかなびっくり下を覗く。頂上は黒土の広場になっていて、結構広い。ここで詩人会の総会をやったらいいんじゃないかと思う。

カテゴリー: | コメントする

二日分の夢(アンパンマン電車ほか)

(9月14日の夢)
 映画のチケットを貰ったので、見に行った。指定席だが、漠然と座るエリアを指定してあるだけだ。ぼくの座るエリアは「うらのおもて」だという。壁に貼られた座席表を見ると、青く塗られた部分で、上向きの矢印の先がぐるりと円を描いて下向きになっている。その矢印の通りに進んでいく。スクリーンの裏側がそうなのかと思ったが、ここは地下室なので、スクリーンの裏に空間はなく、すぐに壁だった。スクリーンを掲げる準備をしている男性の前でぐるりと矢印の通りに曲がる。そこには水平の棒が渡されていて、女性が一人座っている。本来、ここは通ってはいけないのだと思うが、構わず棒をまたいで乗り越え、客席に戻る。そこに「うらのおもて」というエリアがあるのではないかと思ったが、やはりぼくの席は見つからない。
(9月15日の夢)
 新しく建て替えられたデパートがある。そのデパートは1時間ごとに時報を鳴らす。ブラスのオーケストラの音に合わせて、デパートのビル全体がディズニーの漫画映画みたいに四方八方に伸び縮みするのがとても楽しい。みんな集まって、それを眺めている。
 映画の撮影をしている。女の子がデジタルビデオで、モノレールのように高架を走る電車を撮影するシーンだ。映画カメラは3台あって、それぞれ違う角度から彼女を狙っている。電車は駅からちょつとだけ頭を外に突きだして止まるが、その頭の部分はアンパンマンの顔のようになっていて、まるでアンパンマンが顔を突きだしているようで、とても面白い。
 撮影が終わり、スタッフはみんなその電車に乗って帰る。ぼくはみんなの一番端に座っていて、隣にはピアニストのコブリンがいる。彼が降りる駅で、大荷物を両手に抱えた彼が降りきらないうちに車掌がドアを閉めてしまった。コブリンは「ちぇっ、おかげで1駅先まで乗れて得をしたよ」とジョークを飛ばして、毒づく。彼は荷物を持ったまま、床に座り込んでしまった。ぼくは彼の席があいたので、その分みんなの方に近づくが、リーダー役らしい男は「詰めちゃっていいのかなあ」と言う。不意にもう一度ドアが開くが、コブリンはなぜか降りようとしない。
 クライアントの女性と打ち合わせのため、社長らと共にぼくはレストランにいる。ぼくのオーダーした料理は、煮立った鍋のお湯の上に浮かべた小さな鍋の中にある。それを食べようとして、うっかり小さな鍋をお湯の中に沈めてしまった。でも、ぼくはその料理を食べたいので、お湯の中に手を突っ込んで、小さな鍋を取り出したい。もしかしたらお湯が煮え立っていて、火傷するかもしれないと、怖々手を突っ込むと、お湯はそんなに熱くなく、無事に鍋を取り出すことができた。

カテゴリー: | コメントする

9月13日の夢(湿疹の出力)

 ある女性(女生徒?)の授業参観に、彼女の保護者として来ている。教室の黒板には一つの数式が書かれていて、その答は「-3A」だ。これはぼくの体にできている湿疹の出力が3アンペアということを意味している。普段は人から見えない胸のあたりに湿疹ができているからよいのだが、今日に限ってはそれが顔にできているからヤバイ。

カテゴリー: | コメントする

9月12日の夢(サークル部室トイレ)

 公衆トイレに行く。中は広いが、便器のかわりに周囲2列に木製の机が沢山並べられている。床の足元をはじめ、机の上も黄金色の汚れが一面についていて、汚いことこのうえない。しかも、そのトイレの中では、沢山の若い男女がまるで大学のサークル部室のように、みんなで談笑中だ。トイレなんだからここでしていいんだと思うが、抵抗があってどうしてもできない。

カテゴリー: | コメントする

9月11日の夢(患者天国)

 小さな息子を旅行に連れて行く。「最終目的地としてどこへ行きたいか」と言うと、「○○ランド」と答える。そこは富士山のそばにある地下に造られた街で、住んでいるのは殆どお医者さんだ。好きなお医者さんに自由に診てもらえる、という患者天国が富士のそばにあるのだ。(あったらいいな!)
 大したことはないのだが、ちょっとお腹をこわした。一日目はそのまま家にいて、二日目にはもうすっかり治ったのだが、「医者に診てもらいなさい」と妻に言われる。公民館のようなところに診療所ができている。12時頃行くと、男性の公務員が「あと43分だけ夫婦者の内科医がいるから、診てもらいなさい」と言う。その時間を過ぎると、昼食のため帰ってしまうらしい。見渡したところ随分患者が立て込んでいる。そんな短い時間に本当にこれだけの患者を診られるのかと思ったが、おとなしく待っていると、ちゃんと43分後に「一色さん」と名前を呼ばれた。診察室に入っていくと、なんだか薄暗い。

カテゴリー: | 2件のコメント

ミクシィ「詩と思想」コミュ

ミクシィ会員の方のみへのお知らせですが、「詩と思想」読者の方々の自発的なご厚意で、ミクシィ内に「詩と思想」コミュニティが昨日発足しました。遊牧亭さんという方が管理人をされています。どうぞよろしく。

カテゴリー: 雑記 | 4件のコメント

9月9日の夢(撮影と敵をやり過ごす夢)

 浜松にスチールの撮影に行く。駅前のウナギ屋の個室の座敷で鰻重を食べた後、そこで撮影を始める。1時から午後の撮影を再開することにして、お昼休みのためいったん解散し、ぼくだけ部屋に残っていると、電話が鳴った。受話器をとると、この店の主人で、「仙川の方には学生向けの店がいっぱいあるのに、なぜこの店で撮影をするのか」と、非難する口振り。頭にきたぼくはすっかり切れてしまい、「そんなことを言われたのは、この店だけだ!」と怒鳴り、すごい勢いでガチャン!と電話を切る。そばの廊下で聞いていた女性の従業員たちが、ぼくの剣幕におそれをなして、立ちすくんでいる。また、電話が鳴るが、怒ったぼくはもう受話器をとらないでいる。
 いつのまにか、その個室から通路一本を隔てた別の部屋にいる。そこは床屋の待合室のような場所。1時になって、さっきの部屋からみんなが撮影に出かけようとするのを見て、慌てて合流する。若い男性スタッフが高価な撮影用のギターを二本、乱暴に床にドン!と置くので、「高いギターだから慎重に扱いなさい。一本6万円もするんだよ」と注意すると、彼は「45万円と書いてありますよ」と訂正する。ぼくは鼻白んで、「じゃあ、高いギターを貸してくれたんだね」と答える。
(ここから、その前に見ていた別の夢。細部は覚えていない)
 電車の駅からたいした高さではない山を仲間たちと登って、山頂にあるレストランに行く。そこへ敵がやってくるが、マスターの協力もあり、全員他の客にうまく紛れて、やり過ごす。ほっとして帰ろうとしているところへ、マスターがポテトの料理を人数分の皿に盛って運んできて、陽気に「食べていきなさい」と言ってくれる。さすがに空腹を覚えていたところだ。喜んでご馳走になる。また、みんなで敵に見つからないよう、山を下りる。山は長年の雨風の浸食作用で、斜面にいくつもの亀裂が入っており、そこに灌木が茂っている。それに身を隠しつつ、出発点だった麓の駅にたどりつく。待合室に再び敵がやってくるが、これもうまくやり過ごすことができた。

カテゴリー: | コメントする

9月7日の夢(ダガルディン)

 「ダガルディン(Dagaldin)」という名前の素敵なファンタジー小説が発表され、人気を呼んでいる。よく考えてみると、この変なタイトルの中には「ガルド(gald)」という文字が入っている。「ガルド」というのは、この小説を出版した会社が作ったディズニーランドのような遊園地の名前である。その施設へ行く楽しさを、この物語は暗示したものなのだと分かる。

カテゴリー: | コメントする

9月6日の夢(FAX)

 FAXから出力された用紙が大量に、機械の周りの床に散らばっている。一番上にある数枚は、女の子っぽいかわいい便せんにぎっしりと文字が書かれたもので、これは絶対ぼく宛のものだと思い、それを拾い上げる。
 次の用紙も同様な便せんに書かれたものだが、文字がすべて赤いインクでプリントアウトされている。これもぼく宛のものだと思う。
 最後に残ったのは、やはりかわいい女の子向けの便せんに書かれたものだ。元プロのミュージシャンで今はフリーのライターをしているIくんが、「それはぼくのでしょう。いつもこういう用紙で、小林という人が送ってくるんです」と言いながら、周りの女性社員たちの笑いの中で、それを拾い集めて、持っていく。
 レストランで会社のパーティーに出席している。妻には夜10時までに帰ると言っておいたのだが、カウンターの背後の壁にかけられた時計を見ると、もう10時10分だ。でも今から帰れば10時40分までには戻れるかもしれない。そんなことを考えているところへ、ボーイが日本茶をいれた湯飲みを一つだけ、ぼくのテーブルに持ってきた。ぼくだけに持ってきてくれたのだろうか、それとも隣の人に持ってきたものなのだろうか?

カテゴリー: | コメントする

8月5日の夢(夢日記を書く夢)

 女性と女性が激しく争っている。いつのまにか二人は男性どうしになっており、一方はレスラーのような筋肉質である。二人は車の上で争っているが、それはゴミ収集車のような車だ。なぜか弱そうな男の方が強くて、レスラーのような男の手をとり、それを機械の中に巻き込んでしまう。腕は切断され、レスラーの男は「腕が切れちゃったよー」と野太い声で泣き叫ぶ。
 夢の中で夢をしきりに記述している。今日はちゃんと書いたぞ、と思うが、それは夢の中だということに気がつく。目覚めて、今度こそその夢を書き付けたと思うが、やっぱりそれも夢だった。何度も繰り返すうち、書き付ける紙が手近になくなり、そこにあった人間の背丈ほどの大きさの長方形の箱の包装紙にメモをする。それは誰かが誰かにプレゼントするための贈り物で、十字にリボンが巻かれている。こんなものに書いてはまずいと思うが、書き始めた以上やめることができない。

カテゴリー: | コメントする