12月1日の夢(ゴミ)

 妻とテレビ出演する。詩の教室の番組だ。どこか料理番組のノリである。今日は格好の教材になる作品を選んであり、言いたいことがうまく言えると、張り切っている。ところが、本番が始まったところで、その作品に放送禁止用語が使われていることに気がつく。慌ててその作品の使用をやめ、他の作品に差し替えて、同じ内容のことをしゃべり、うまく講義を終えることができた。
 帰宅し、居間の炬燵に入って、妻とお茶を飲もうと思う。先に炬燵に入ろうとすると、妻の座るべきところにゴミがいっぱい落ちている。紙ゴミはもちろんだが、ケーキの食べ残しのようなものまである。慌てて捨てようと、ゴミを抱え込むが、とても抱えきれない。ゴミ箱に捨てにいこうとしているところへ、妻がやってきて、ぼくをいぶかしげに見る。ぼくはなぜか罪の意識を覚えつつ、ゴミを抱えてうろうろする。

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二日分の夢

 短い夢ばかりですが。
(11月27日の夢)
 弟子のところへ師匠として訪ねていけることになった。すごく嬉しい。行ってみると、弟子のために問題を解くように言われる。料理の問題である。これはテレビの番組らしく、ほかにもいろいろな人がいて、料理を作っている。ぼくは弟子のために鍋料理を作り始めるが、放送時間の関係で、手順を省略して作らなければならない。でもでも、すごく嬉しい。
(11月28日の夢)
 会社に出入りする印刷屋の担当者の在・不在が一目で分かる一覧ボードができた。会社に来ているときは、名前が茶色になって発光するので、どの業者が来ているかすぐに分かって便利だ。後輩に「○○さんは来ているか」と尋ねる。ボードを見ると、色がついていないので、来ていないらしい。別の太った業者が来ていることが分かる。隣室に行ってみると、その太った業者がテストを配っていた。ぼくもそのテストを受けてみたいと思うが、ぼくは条件を満たしていないので駄目だと断られる。

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11月27日の夢(マンション住民祭)

 マンションの「住民祭」が、マンションから少し離れた場所で開催されている。パーティー会場があり、ゲームも行われている、少し離れた場所にある穴に、何かの仕掛けでパチンコ玉を飛び込ませると大当たりになるゲームだ。手前の方にヒモだかハリガネだかが複雑に絡まり合ったものが置かれている。これがきっと、玉を飛ばせる仕掛けなのだろう。こんな仕掛けではとても玉を穴に入れるのは難しそうだと思い、そのこんぐらかったヒモをぼくはほどいてしまう。そのとき、ぼくは手に箱を持っていたのだが、その箱から肉片のようなものがぼろぼろこぼれ出す。ぼくは周囲の人たちに謝り、肉を箱に押し込もうとするが、どうしても入りきらず、はみだしてしまう。汚いが、このはみだした肉は自分で食べてしまえばいいやと思う。
 こんなパーティーに長居していてもしかたがないので、もう帰ることにする。自分の持ち物は、ちゃんと持ち帰らなければならない。緑の椅子1個とと茶碗四個を手に持って、表に出るが、出たとたん、茶碗のうち2個を地面に落としてしまい、茶碗はがちゃんと音を立てて割れる。しかたなく残りの荷物を持って、少し歩く。
 そういえば、ぼくのマンションは最近建て替えられたのだ。目の前にそびえるこの高層マンションがそうらしい。エレベーターを沢山の人が待っているので、ぼくもそこに並ぶが、見ると、そのエレベーターは階数表示が8階までしかない。ぼくは9階の人間なので、別のエレベーターに乗らなければいけないらしい。少し離れたところに、2階へ行くエレベーターがある。このマンションは8進法で階数が数えられているので、この2階というのが、ぼくの住む9階のことらしい。
 すぐ近くにあるのに、ぼくが遠回りしてしまったために、そのエレベーターの前にも行列が出来てしまった。みんな、すごい量の荷物を持っている。最初のエレベーターが満員で出発してしまった後、2台目の出発を待っていると、管理人がやってきて、「荷物を机の上に置きなさい」と命じる。しかたなく、その机の上にぼくの荷物を置こうとするが、机の上は既に小さな黒い機械のようなものでいっぱいになっている。

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11月25日の夢(生まれ変わり)

 「夢の解放区」がなくなって、孤独に夢日記を書いていると、夢をあまり見なくなりました。水野るり子さんの命名された「夢送り」がないためでしょうね。
(朝の夢)
 三人の女の子が並んでいる。三人ともカエサルのような昔の有名人の生まれ変わりだと主張している。それも同じ時代の、関連した三人の生まれ変わりだという。その真ん中の女の子を取材することにする。とても太った女の子だ。インタビューすると、なるほど、その有名人がいかにも言いそうな言葉を語りだした。
(昼寝の夢)
 妻の運転する車の助手席に乗って、「次の信号を右折だよ」とナビゲートしている。道路の脇に桜並木があって、その突き出た桜の枝がちょうどぼくの腕に引っかかり、桜に腕を取られたような形で、車外に放り出される。慌てて車を追いかけようとするが、まるで桜と腕を組んでいるみたいで、身をもぎはなせない。前から馬車でやってきた二人の貴婦人が「あらあら、木に引っかかっちゃうんじゃ、大変だわね」と笑う。ぼくも苦笑しながら、走って妻の車にまた乗り込む。

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札幌で見た夢など

 忙しくて、ずっと夢をアップできないでいました。19日のは札幌に取材に行って、中島公園のホテルで見た夢。
(11月19日の夢)
 研修旅行でどこかに宿泊している。詩の賞の候補を出さなくてはいけないという。ぼくらの机の上にもしいい作品があるのが見つかれば、それを強制的に候補として提出させられ、賞が与えられるのだという。そんなの横暴ではないかと思う。部屋には同室の女性がいて、彼女の鞄の中には沢山の詩が入っている。上の方にはたいしたことのない作品ばかりがあるが、一番底には素晴らしい作品が入っていた。
 途中から、その女性はIという中年のカメラマンに変わっていて、I氏とぼくはベッドに入っている。起きようと思うと、部屋の中はブルーの仕事着を着た人たちが忙しく働いていて、どうもここは郵便局のようだ。これはきっと幻覚で、この部屋にいるのはぼくたち二人だけなのに違いないのにと思う。
(11月20日の夢)
 まだ冬至に近いというのに、夜の8時半を過ぎても窓の外が随分と明るい。家の中で、妻と外国人の男が二人で占いをしている。妻は「占いをする間、ちょっと待ってね」と言うので、その間に、ぼくは妻のためにサイコロのような箱を5,6個作る。その箱は一つだけが、ほかよりちょっとだけ大きい。

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11月17日の夢(寺西さん有り難う)

 「詩学」の寺西編集長にぼくのワンマン朗読会を企画してもらい、大成功だった。感謝の念でいっぱいになる。ぼくも寺西さんについてのデータベースの原稿の執筆を彼に依頼する。しかし、彼から送られてきた原稿には本来、彼が力を入れているはずの「朗読」の文字はなかった。これでは片手落ちだと思うが、今さらしょうがないと思う。
(「詩学」は今月で廃刊です。寺西さん、本当にご苦労様でした! でも、詩人たちはぼくを初めとして、どうして「詩学」を救えなかったんだろうか・・・)

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11月15日の夢(電車で立ち小便)

 走っている電車の中にいる。右側が窓に背中を向けた長いベンチ式の座席で、左側が通路だ。ぼくはこの通路で、立ち小便をしている。電車が大きく揺れた拍子に、おしっこが座席の前の方に座っている乗客にかかってしまう。抗議の声が上がるが、ぼくはうつむいて素知らぬ顔を決め込む。

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11月12日の夢(掘り炬燵トイレ)

 田舎にD社の大きなお屋敷があり、そこで新年会のパーティーがあった。終わったあと、専務に「二次会に残ってください」と言われたが、「明日仕事なので」と帰ることにする。
 専務たちは「用心悪いですけど」と、屋敷の鍵を全部開けたまま、出ていってしまった。ぼくも一旦外へ出たが、みんながいなくなってから一人だけ戻ってきて、トイレを借りることにする。トイレというより、大きな掘り炬燵のような感じだ。どうせ誰もいないからと、ドアを開けっ放しにして用を足し始める。すると、玄関ががらっと開いて、専務の息子さんが帰宅した様子だ。これはまずいな、と思う。

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11月11日の夢(修学旅行)

 ぼくは高校生。修学旅行に京都あたりに行き、旅館でお風呂に入る。まだ真っ裸なのに旅館のおばさんに追い立てられ、博物館の見学に行かされる。手で股間を隠しながら、展示を見て回る。特に不審の目で見られたりはしないが、裸なのはぼくひとりだ。それに、ぼくはおとなだったはずなのに、修学旅行などに来ていいのか、という疑問が一瞬かすめる。数ブロック見ていくと、もう博物館ではなく、賑やかな土産物売り場だ。周囲に見知ったクラスメートの姿はなく、ぼくは迷子になってしまったようだ。
 ともかく旅館に帰らなくてはと、外に出る。岡に二つ鼻の穴のように見えるトンネルがあいている。そのトンネルを潜れば、元の旅館へ帰れそうだと思い、歩き出す。その瞬間、二つの穴からものすごい勢いで濁流が噴き出す。必死で、元いた左手の坂道を走って駆け戻る。幸い、水はぼくのところまではやってこなかった。
 次の瞬間、夢の画面が切り替わり、ヘリコプターから地上を見下ろしている。今マラソンレースの中継をしていて、アナウンサーが「では、ここから出発点の方へさかのぼってみましょう」と言う。地上はもう水はなく、一面の草原を風が激しく波立たせている。だが、目には見えなかったが、やはり洪水が続いていたらしい。その地上の水流の中を、二人の女子選手が手を取り合ったまま、すごいスピードで下流のゴールへと押し流されていく。アナウンサーが二人に声をかけると、一人は沈黙したままだが、もう一人は興奮した声で「すごい! あたしは今までで一番いい40位なのよ!」と言う。そして、黙っている相棒に「あんた、目が赤いよ」と言う。よく見ると、彼女は泣いているのだ。嬉しがる選手と、悲しがる選手の二人は、そのまま下流へと押し流されていった。
 その間に、ぼくは高校生たちでいっぱいの旅館街へ着いた。学生服の男達があちこちで歌を歌っている。見回すが、やはり知った顔は一つもない。「かーらーす、なぜ泣くの・・・」という歌が一カ所で歌い終わると、遠くの別の場所でもっと現代的な歌が始まった。近づいていくと、旅館の部屋の押し入れの襖を開けた中で、小学生くらいの女の子たちが過激に肌をむきだした衣裳で、歌って、踊っているのだ。それを見に、男の子たちが部屋に入ってきた。彼らは首から上が、動物のぬいぐるみのようだ。それを見て、女の子達は「それってアメリカふうなの? 目が違うわ」と尋ねる。振り返ってよく見ると、ぬいぐるみの目が縦長なのだ。日本なら確かに横長の目のはずなのに、と思う。

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11月9日の夢(トイレの中は蕎麦屋だった)

 尿意を催し、男子トイレと表示のある部屋に入る。すると、そこはお蕎麦屋さんの厨房で、便器のかわりに火の点いた背の高いコンロが沢山並んでいて、煮え立つ鍋の中で蕎麦がゆだっている。周囲では男達が忙しく立ち働いている。だが、ここはトイレなのだからと、そうしたコンロの一つに向かって用を足していると、たちまち男達に見とがめられ、ぼくは二階に連れていかれる。「ここでやったら、どんなことになるか、分かっているんだろうな!」と、取り囲んだ男達に凄まれるが、ぼくは「店長を呼んでこい!」と怒鳴り返す。すっかり逆ギレして、相手を殴り倒さんばかりの勢いだ。
 店長が現れたので、「ぼくはこういう者だ」と財布から名刺を出そうとするが、財布には肩書き別にさまざまな名刺があって、どれを出すべきか迷う。そのうち1枚を選んで差し出すが、考えてみると、この名刺はこれ1枚しか財布に入っていない。これでは本当にぼくがこの名刺の人物だと納得させられないのではないかと、不安になる。

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