10月28日(オートバイの飛行)

 巨漢詩人のO氏たちといっしょに、どこかの店の座敷のようなところで会合をしている。O氏がバイクに乗って、空中に飛び上がる。飛行するバイクなのだ。だが、暴走気味で、墜落するように着陸して、ぼくの隣の男性に間一髪で倒れかかる。もう一度飛び上がるが、今度は着陸したとき、前輪が寝ているぼくの喉元にかかり、ぼくは素手で前輪を受け止め、難を逃れる。彼は「ごめんごめん」と言う。
 会が終わり 、机や椅子を片付けていると、係の女性が「あっ、○○が発生している!」と大声を上げる。「皆さん、ヨーグルトか何か食べませんでしたか? それに溶けかかった砂糖のようなものが入っていたら、それは○○という虫ですから、食べちゃダメです!」 皆、そんなものは食べなかったと否定するが、たちまち大混乱になる。会場の床にも壁にも気づくと、さまざまな不気味な虫が発生していて、うわーっ気持ち悪い!

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10月27日の夢(交差点を渡る)

 女性のアーティストと二人、撮影のため、交差点の横断歩道を渡る。彼女はさっさと渡ったが、ぼくは体調が悪くて、体が動かない。一呼吸遅れて、しかも足が動かないまま、平行移動するように向こう側へやっと渡った。彼女はぼくを振り返り、「渡りっぷりが良くない。もう一回やり直してちょうだい!」と叫ぶ。ぼくはびっくりして、「体調が良くないんだ」と彼女に抗議する。

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10月24日の夢(寝顔におしっこ)

 コンポーザーピアニストの女性とそのマネージャーらしい男と三人で、地方の施設に滞在している。二人は普通の服装だが、ぼくだけが新品のパジャマを着ている。三人でドライブに行こうということになり、女性がコース地図を見せる。普通はまっすぐに行けば短距離なのに、彼女はわざわざ地図の上方にふくらんだコースをとろうと言う。
 「それなら、これはあまりにパジャマっぽいパジャマだから服を替えてきます」とぼくは言って部屋を出る。ついでにトイレに行くことにする。トイレのドアを開けると、大きな部屋で真ん中に丸い穴があいている。ぼくはその穴に向けておしっこを始める。トイレの奥に二人の男がぐっすり寝入っている。「トイレで寝ているやつがいたよ」と後で話そうと思う。よく見ると、穴のある真ん中の四角い窪みの中にも二人の男が寝ていて、その顔にぼくのおしっこがかかるため、一人が目覚めそうになっている。これはまずい。慌ててそこを離れ、バスルームに入り込む。ここなら元々濡れているから、おしっこをしてもばれないだろうと、おしっこを続ける。

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10月23日の夢(レストランとH氏賞)

 なじみの和食レストランでおいしく食事をしているが、食べ物を沢山こぼして、服をすっかり汚してしまった。そばで男達が「おかみが替わって、すごく店がよくなった」と言っている。そういえば、この店の前のオーナーはぼくの古い友人だった。今度のおかみはまだ若い女性だが、店を出ようとするぼくに慇懃無礼な態度をとる、いやな女だ。ぼくにはどうしても前のオーナーの方がよかったと思えてならない。
 H氏賞の選考委員として、選考委員会に出席する。受賞者として決まったのはA・S氏だ。本人も同席していて、とても嬉しそう。しかし、選考が終わってから、不審に思う。「あれっ、彼は以前にもH氏賞を貰ったんじゃないの?」と妻に尋ねるが、彼女も他のメンバーも意味の分からないことを言って、ぼくに取り合わない。しかし、彼が以前にも受賞したのは間違いのない事実だ。大変だ。早くみんなを呼び戻して、決め直さなければと焦る。

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10月22日の夢(バターつきパン)

 旅行をして、宿に泊まっている。社長もいっしょだ。社長は今後の予定を説明するからと言って、「2枚の地図や資料を持っているか」とぼくに尋ねる。ぼくはそんなものは2枚とも渡された記憶がない。
 そうこうしているうちに、宿のおばさんが食事を運んできた。大きな丸いテーブルにぼくらはついていて、隣に頭のおかしいらしい男が座っている。男はいじきたなくパンにバターを塗って食べ始めるが、パンは以前から置いてあった古いパンだし、バターは前回の食事でぼくが使い残したものだ。おばさんはぼくの前に、新しいパンを一個とバターを置いていった。ぼくはそれを一人で食べてしまおうかと思うが、他の人のところには何も運ばれてきていないので、食べ始めるのをためらう。

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10月21日の夢(日本語をしゃべる犬)

 昼休みになった。ランチをいつもの店で食べようと原宿の街に出た。キディランドの並びにレストラン街がある。どの店も、店の前にワゴンを出して、ランチの見本を並べ、店員が呼び込みをしている。いくつかの店のワゴンを覗き込んで歩くうち、行きつけの店がつぶれたらしく、シャッターを下ろしているのに気づき、ショックを受ける。結局、どの店にも入りづらく、うろうろするうちもう午後2時になった。腹ぺこだ。
 あるレストランに入る。廊下で男女二人組が手にしたパンフレットを見せながら、ぼくにしきりに何かをセールスしてくる。その口上を聞いているうち、会社の同僚たちが何人も入店してきて、別室に行くのが見える。セールスの男は壁に貼られた沢山の布を、カーテンのように上げ下げして見せながら、「原宿のこの店はおしゃれで素晴らしい」と言う。そこへ、ヨークシャーテリアふうの犬が一匹やってくる。ぼくは犬の口のところに、四角な紙のメガホンを当ててやる。すると、犬の声が日本語になって聞こえる。メガホンを外してみる。と、その犬はメガホンなしでも日本語をしゃべれるのだ! そばにいる小さな女の子の飼い犬らしい。

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10月20日の夢(2つの短夢)

 田舎の小さな小学校にぼくは通っている。担任の女の先生はどうやら癌らしい。生徒たちが校舎に手作りの通路を造った。ジャングルジムのような階段をみんなするすると猿のように昇ったり降りたりしている。
 路上でデモ隊と機動隊の衝突の模様が再現されている。警察車両が沢山、路上を津波に押し流されるようにしてやってくる。車両だけでなく、ガードレールもばらばらになって、いっしょに流れてくる。

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10月19日の夢(新社屋)

 会社が新社屋に引っ越した。海の中に半島のように張り出した場所にある二階建ての建物で、元は大きな和風レストランだったらしい。どの部屋も畳敷きだが、その上にカーペットを敷いてみると、床が大きく波打っているのが見える。だが、窓からは海と東京タワーが見えて、素晴らしいロケーションだ。
 荷物が少ないので、あっという間に引っ越しも済んでしまった。とっくに別の場所に引っ越したはずだった元グループ企業のE社も、同じ建物の壁の向こうにいるらしいし、二階には元親会社も入ったようだ。
 その二階に上がってみると、下からぼく宛の荷物が届いたとの声がする。下へ降りようとして、女子社員たちが沸かしたばかりのコーヒーの鍋の中に足を突っ込む。この鍋の底からそのまま下へ降りられる気がしたのだ。しかし、女子社員たちがそんなことは無理だと言うので、足を抜き、隣の階段を使って、階下へ降りる。せっかく沸かしたばかりのコーヒーを汚して、悪かったなあと思う。
 今日は仕事もないし、早く帰りたい。と思っているうちに翌日になった。今日も会社で蒲団に入ったまま、本ばかり読んでいる。

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10月18日の夢(タバコ男)

 行きつけのレストランに皆で入っていく。全員知った仲間たちだ。レストランはテーブルが各五卓ぐらいが左右二列に並び、それぞれのテーブルの両側にある椅子は、病院の待合室にあるような長いソファーだ。ぼくはいつも左の列の入り口から二番目のテーブルを定席にしているのだが、今日はタバコをすぱすぱ吸って、もうもうと煙を上げている男が「ぼくはここへ座る」と言って、陣取ってしまった。しかたなく、ぼくはタバコ男から遠そうで、しかも既に席が埋まっていない、右の列の一番出入り口に近いテーブルに向かう。そこはウェイターがテーブルを片づけている最中だったが、ぼくは「そこ空いています?」と聞いて、手にしていたくしゃくしゃの布ナプキンをテーブルに置き、自分の席を確保した。ぼくの前任編集長だったK女史が急いで窓を開けて換気している。みんなあのタバコ男が大嫌いなのだ。

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10月16日の夢(死ぬのなんて怖くない!)

 部屋の真ん中に、病院をかたどった生クリームのケーキが置いてある。そのケーキに画面がズームアップすると、そこは病院の中の広間。その真ん中にも病院をかたどったケーキが置いてあり、それを囲み、患者たちが「死ぬのなんて怖くない!」と歌い踊っている。
 ジェリー藤尾(かつてのロカビリー歌手)が黄色い軍服を着て現れる。「こんなの着ているってことが問題だけど」と苦笑しながら・・・。そして、仲間たちとこの雨の中、このホテルを出て、どこへ行くべきか議論している。「ここからどこかへ行って、最後はこのホテルへまた戻るべきだ」と主張する者がいる。ある女性は「本当は海を渡って、故郷へ帰りたいけどね」と自嘲気味に語る。外はすっかり洪水になっている。ジェリーは車の運転をする男性に「岬もみんな水没しているのに、運転して行けるのか」と尋ねる。運転手は「行ける」と答える。
 夜道を歩いている。戦後のような真っ暗な夜道。そこで、一人の男がマイクを持って、光の中で歌っている。振り返って見ると、それは美輪明宏だ。彼は「こんばんは! 光(ひかり)明宏です。光、光・・」とコマーシャルソングのようなものを歌っている。新興宗教の宣伝らしい。

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