7月18日の夢(詩人団体の総会)

 ある詩人団体の理事長を再びやることになった。理事の誰かが総会を東京から遠く離れた場所で開催することにしたため、小人数しか集まっていない。それでも開会の挨拶をしなくてはいけないので、頭の中で考えをまとめようとするが、周りがうるさくてまとまらない。まあ、いいや。しゃべりながら適当に考えればいいやと思う。
 出番を控え、控室で自分の姿を大きな鏡に映してみて、びっくり。スーツの上着を裏返しに着ているではないか。ショックを受け、慌てて着替える。
 長老詩人のI氏がこの団体の会歌を歌おうとするが、思い出せないらしく、歌えないでいる。ぼくが代わりに歌い始めるが、やっぱり歌詞を忘れてしまい、若い詩人たちにカードで教えてもらいながら、なんとか歌い終える。
 ・・・という夢を見たので、忘れないうちに夢日記に書いていると、一人の男性詩人がうるさく話しかけてくる。頭にきたぼくは、怒って何かを振り回す。男は「じゃあ、いいよ」と言って、慌てて逃げていく。

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7月16日の夢(結婚披露パーティ)

 誰かの結婚披露宴に呼ばれる。会場は階段式の客席が連なるホール。一緒に行った会社の同僚のSとTは最上段の右端の席についた。ぼくもそこへ行こうとするが、他の客が邪魔になって、なかなかたどりつけない。やっとたどりついた時には2人は箸と皿を係員にもらって、バイキングの料理を取りに行ってしまった。ぼくは箸と皿をまず自分で探すことから始めなければならない。ようやく探し当てて、料理のテーブルに向ったときは、もう殆ど食べ物がない。一つだけ残っていた大きな蛸の切り身を皿に取るが、他の客が「ああ、ぼくもその蛸が欲しかった」と言うので、かわいそうになって箸で二つに切り分ける。しかし、相手に渡した方が大きく、ぼくは三分の一くらいの小さな切り身しか食べられない。
 空腹のまま、建物の中を歩いていると、ドアのあいたままの会社があった。そこにも食べ物があり、誰もいないので、こっそりそれを失敬して出ようとすると、見つかってしまった。階段をどんどん逃げるが、追い詰められて高いところから飛び降りたとたん、せっかく失敬した食べ物を落としてしまった。でも、なんとか逃げ延びることができた。
 それからバスに乗って、観光旅行に行き、戻ってくると、今度は個室でパーティだという。今度こそ食べ物にありつけられるだろうと嬉しくなる。会場のお店の人がぼくたちを見て、「おお、まだこんなに多くの人たちが残っていてくれたのか」と言う。お店のロビーに入っていくと、音楽教室の生徒募集の達成状況のグラフが掲示してある。どうやら、このレストランは楽器店兼業らしい。ロビーの窓の向こうは山を切り開いた崖になっているらしく、土の壁で視界がふさがれている。

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7月8日の夢(パトカートイレ)

 トイレに行く。高速道路の上にとまったパトカーの中がトイレになっている。ドアを開けると、運転席に一人の巡査が乗っている。ぼくは後部座席に仁王立ちになり、運転席の後ろに向けて用をたす。
 途中で助手席にもう少し年上の巡査が乗り込み、パトカーは発車してしまった。運転席の巡査は同僚に、ぼくを指さしながら「トイレだからしょうがないよな」と言う。用をたしている間にパトカーは警察署に到着した。2人の巡査は降りてしまったが、ぼくのおしっこはまだ止まらない。警察署には番台があり、そこに座った警察官が署内の指揮をとっている。

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7月5日の夢(変なクライアント)

 長く会社を休んでいて、久しぶりに出社すると、通路にいろいろな物が置かれていて、二階の自席にたどつくのさえ容易ではない。ちょうど校正が出たところで、クライアントの〇〇さんに持っていこうと思い、電話をすると、電話の向こうで〇〇さんはカラオケを歌っているところだった。会社のみんながどっと笑う。ぼくは思わず、電話を切ってしまうが、思い直してもう一度かけなおす。すると、電話に出た女性は「〇〇さんは今散歩中です」と言う。

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7月4日の夢(大きな川のアメリカ)

 ぼくはまだ若者で、みんなとアメリカを旅行している。大きな川を二つ見た。最初の川は何事もなかったが、二つ目の川は堤防に大きな亀裂が走っていて、その先は深く陥没している。かなり危険な感じだ。みんなは堤防を走り下りて行ったが、途中まで後姿が見えていたのに、見失ってしまった。亀裂の右へ行ったのか左へ行ったのかはっきりしない。勘で左側へ下りていく。川岸まで着いても、そこにいるのはアメリカ人ばかりで、仲間の姿はない。それから二十年、ぼくはみんなに会えず、日本にも帰ることができないまま、異邦にひとりぼっちでいる。

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7月2日の夢(天国へ向かう船)

 船で天国へ向かっている。天国へ昇っていくのだから、既に死んでいるはずだが、おしっこはしたいし、船は規則ずくめで気分がよくない。トイレを覗いてみるが、上下二つのフロアにあるトイレはいずれも身体障害者優先トイレで、二列にわたって体の不自由な人がベンチに腰かけて順番を待っている。これではとても入れそうになく、あきらめる。
 ぼくのかたわらには透明ガラスの向こうに部屋があって、そこには女性詩人のHさんがいて、きれいな声で歌いながら、占いの呼び込みをしている。
 突然、船は目的地に到着したらしい。フロアの一角に箱に閉じ込めた噴水のような機械がある。これもやっと鍵が外された。もうトイレにも誰もいなくなった。トイレは和室で、そこに布団と枕がきれいに敷かれていて、清潔そのものだ。まだ誰も使ったことのないもののように見えて不安だが、この枕のところが便器のはず。ぼくは用を足しながら、Hさんと「もう死んだはずなのに、あいかわらず規則ばかりで、うるさいもんだね」と苦笑し会う。

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6月30日の夢(東シナ海)

 ぼくは最近、昼間の勤務を終えてから、夜になるとシンガーソングライターのTの所属するレコード会社に出入りするようになった。ぼくの作詞した詞の一つが彼女の楽曲に採用されたからだ。フローリングしたオフィスのそこここにテーブルと椅子が置かれ、沢山のスタッフが三々五々集まって打ち合わせをしている。ぼく一人が所在なげに立って、歩き回っている。部屋の一番奥に行くと、よく見知った顔の男が一人、椅子にかけている。会社でも一時同僚だったIである。彼はぼくの顔を見て、「おやおや一色さんもここで仕事するようになるとは」と冷ややかに言う。
 別の男性スタッフが、カードをいっぱい四角いトレイに載せて持って来て、ぼくに「あなたは何のカードをお持ちですか? そのカードはこの中にありますか?」と尋ねる。ぼくはトレイの中のカードを調べるが、そこにぼくのカードはない。慌てて自分の周囲を探すが、見つからない。そのうち、「そうだ。ぼくのカードは定期券兼用だったのだ」と思いつき、ズボンのポケットを探って定期券を取り出す。
 ぼくは作詞家としては「東シナ海」というペンネームを名乗っている。確か、以前は「櫂」という名前を名乗っていたこともあった。スタッフたちはぼくに、東シナ海というペンネーム以外一切の経歴を章かにしないようにと釘を刺し、ぼくも承知をする。
 それから、ぼくは洋服のサイズを測られる。そのとき、ぼくはズボンのジッパーが外れて、閉まらないままであることに気づく。部屋中を歩き回りながら、何食わぬ顔をして、ジッパーを締めようとするが、どうしてもうまくいかない。

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6月27日の夢(ガスレンジ)

 以下の夢は支離滅裂で、全体として筋が通っていませんが、そのまま書きます。なお、このところ夢のアップが一日ずつ遅れています。実際にアップされた日付でなく、タイトルに書かれたものが正しい日付です。
(夢ここから)
 会社にガスレンジが沢山あるが、これは一度も使ったことのないものだ。それには一台ずつ通し番号が打たれている。とっくに退職したK部長がぼくに「どうしてきみのはいつも火がつけっぱなしになっているの? みんないちいち消しているのに」と言う。ぼくは驚いて、「えっ、ぼくのはつけっぱなしなんですか」と答える。部長は「自分で点けてみればいいじゃない」と言うれけれど、沢山あるレンジの何番がぼくのものかわからない。 妻が横から「三番じゃない?」と言うが、ぼくは「いや、四番だと思う」と言って、四番のレンジのスイッチを押す。途端に、ぼっと火が点いた。「本当だ!」とぼくは言う。

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6月27日の夢(ピアニスト)

 日本を代表するピアニストのNHさんのお宅にもう一社の記者と、ピアノメーカーの担当者と共に伺った。今年五十周年を迎える彼女の共同インタビューを行うためだ。緑の森を眼下にした大きな窓のあるマンションは以前に伺った通りだが、以前高層階だった彼女の家がなぜか一階に変わっている。他社の記者が先に質問をする。五十周年のインタビューのはずなのに、なぜか生い立ちから今日までの話ばかりを質問して、「あとはそちらで」と言う。ちょっと戸惑う。もしかして、ぼくが途中で居眠りをしている間に五十周年関連の質問をしたのを聞き洩らしたのではないだろうか。ぼくは不安になり、ピアニストに「休憩しますか」と言う。彼女は「いや、いいです」と最初は言っていたが、なぜかやはり席を立って、休憩してしまう。「では再開は十九時から」と言われる。まだ十六時半なのに、とびっくりしていると、ほどなく彼女は戻ってきたので、「では」と質問しようとすると、ぼくの記録用のカセットテープが回ったままである。焦って、それを止め、裏返してセットしようとすると、はまらない。そこにいるみんなの力を借りて、なんとか押し込もうとするが、全くセットできない。ますます焦る。

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6月25日の夢(事故)

 見知らぬ女性と連れだって映画館へ行く。映画のあと、2人で食事に行くつもりで、トイレに行った彼女を待っていると、「お待たせ」と言って帰ってきたのは巨漢詩人のOくんだった。巨大な白い袋に入った荷物を持ち、上着を抱えている。それ対してぼくは軽装なので、外に出たら寒いのではないかと心配になる。
 
 妻の運転で車に乗っている。前を走る車と追突しそうで、怖い。と、両者の間を走っていたバイクの青年が前車に接触し、べりっと服が破れる。その瞬間、前車はスピンして横転した。ぼくらの車は急停車し、幸い事故に巻き込まれるのはのがれたが、前車が爆発したりしたら大変なので、妻に「早くドアを開けて。脱出しなくては」と叫ぶ。無事外に出ると、前車を運転していた初老のおじさんも無事で、「やあ、怖かったですねー」と言う。
 そこへ事故の当事者たちの心理カウンセラーをする女性がやってきて、「ここは場所が地理的に分かりにくいですね」と言う。確かにビルの谷間で、ぱっとしない場所である。彼女は電話をかけて、あちこち手配し、すぐそばのワンルームマンションの一室にぼくらを案内してくれた。ここで心を落ち着かせるようにと言う。しかし、マンションは壁が透明で、外が丸見えである。食事が用意された。ソファに窮屈に二人掛けしていたぼくら夫婦が遠慮しているうちに、他の人たちは床に置かれたテーブルについて既に食べ始めている。慌てて座ろうとすると、もう席がなく、少し離れた小さなテーブルでやっと食事にありついた。

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