9月26日の夢(停電)

 カセットのテープレコーダーを使い終わり、イヤホンのプラグを引き抜いたとたん、ショートしたらしく、オフィス中の電源が落ちてしまい、非常燈だけになる。社員たちから「あっ」という悲鳴のような声が上がる。

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9月25日の夢(エスパー戦争)

 出張に出かける前、駅で休憩する。ちゃんと個人用の待合室が地下にある。広大な敷地にいくつも部屋があり、庭もあって、そこには別棟も建っている。どうやら老夫婦が別棟で休憩しているようだ。
 ぼくは奥の広い一室を一人で占有している。そこへ間違って、他社の若い男女社員ががやがやと入りこんできた。「きみたちの部屋は、その障子の向こう側までだよ」と注意する。そのままぼくは眠ってしまう。気づくとまた若い女性二人がぼくの部屋に間違って入りこんできた。二人はぼくの枕元まで来て、初めてぼくの存在に気づき、驚きのあまり悲鳴を上げようとするが、恐怖のあまり声も出せずにその場に倒れこむ。ぼくはなんとかして目を覚まし、彼女たちの方を振り向こうとして手を振り回すが、どうしても起きることができない。
 ぼくは実は超能力者なのだ。出張先は戦場で、エスパーどうしの戦いになる。だが、なんとかぼくは無事に自宅に帰りつくことができた。部屋の中はめちゃくちゃの散らかりようだ。そんなぼくを見て、妻も文句を言えないようだ。こないだ買ったばかりのサマージャケットをぼくは懸命に探すが、どうしても見つからない。

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9月24日の夢(システムオムライス)

 レストランの食券売場で行列している。一番前に並んでいるのは女子大生。次がぼく。ぼくの後ろも男女の学生たちだ。オーダーする直前になって迷い、行列を離れてショーケースの見本を見に行く。よし。やっぱり「システムオムライス」にしよう。それに、ぼくの後ろの女子大生も迷っていたらしく、間を詰めなかったので、そのまま2番目でぼくはシステムオムライスの食券を買う。食券を売るのは民族衣装を着た若い女性。ぼくが1000円札を出すと、勝ち誇ったような顔をして、「システムオムライスは値上げしたので、1125円よ」と言う。慌てて百円玉を追加する。「あと25円」と言われ、財布を覗くが5円玉がない。彼女に10円玉を三枚渡し、「つりは要らないよ」と言う。
 その間に後ろに並んでいた学生たちが次々とテーブルを占領する。慌てて、自分の席を確保する。システムオムライスが運ばれてきた。食べようとして、ぼくのシステムオムライスは半分大皿からテーブルの上に飛び出してしまった。箸でつまんで懸命に皿に戻そうとするが、どうしても全部は戻らない。量も少なく、これではお腹がいっぱいにならない。ほかの学生たちの食べているのを眺め、「こんなことなら、普通のオムライスにすればよかった」と後悔する。

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9月23日の夢(手帳式携帯電話)

 妻とツアーに出かけた。高層ビルにみんなで上り、いっしょに降りてきたはずなのに、妻だけが見当たらない。みんな妻を待って、待機する。
 と、妻が降りてきて、「途中で親戚のおじさんに会って、話しこんでしまったの」と言う。ぼくは妻との再会に嬉しくなり、ツアー中であることを忘れて、次の駅まで二人だけで行ってしまう。そこで失敗に気づいたが、しかたなくそこで待っている。すると、後からみんながやってきて、「ああよかった。ここにおられた」と言ってくれる。
 再び旅を続けたが、また別の高層ビルに上って、地上に降りてくると、今度はぼくと妻だけで、みんなの姿がない。妻は「私が探してくる」と言って、単身ビルに登っていく。やがて、みんなは降りてきたが、妻だけが降りてこない。携帯電話をかけようとするが、携帯を買い換えたばかりで、使い方が分からない。システム手帳のように、ページをめくれる多機能携帯だ。一体、どのページで電話をかければいいのだろう? ぼくが困っていると、Y社のN氏が「このページが電話だと思うよ」と教えてくれるが、まだ妻の携帯の番号を登録してないことに気づく。延々と、このシーンが悪夢となって続き、ついに起きてしまった。
 トイレに行って寝なおす。次の夢でもぼくはツアー中で、広島近くの空港に降り立った。ぼくだけ一人みんなから遅れて、待合室に着く。そこで椅子に座って待っているが、ツアーのメンバーは誰もいない。ほかに出口や待合室があるりかもしれない。チケットを持って、窓口の女性ら尋ねると、「ちょっと待ってください」と言ったまま、彼女は戻ってこない。再びぼくは悪夢の中に取り残され、四時間たっても、そこから出ることができないままだ。

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9月20日の夢(火事)

 大きな2階建の家に住んでいる。知らない男が何人か招かれてもいないのに、朝食のテーブルについている。パンは自分で持ってきたようだが、そのうちの一人が図々しく「コーヒーはありませんか」と声をかける。妻は「コーヒーはありませんが、これはいかがですか」と言って、ぐつぐつ煮え立っている大鍋の中身を見せる。昨日の夕食の残りのほたてなどが、煮えたぎっている。
 電気カミソリが壊れたので、新品を買ってきたはずなのに、髭を剃っているのは古い壊れたカミソリであることに気づく。使っているうち、ますます壊れて、シェーバーの3分の1くらいがごっそり崩れて、なくなってしまった。「せっかく買ってきたはずなのに」と妻に言うが、妻はとりあわず、2階にお客を連れて上ってしまう。ふと見ると、壁に取り付けられた棚のあちこちから配線がショートして、火花が上がっている。「火事だ!」 お手伝いの女性が気づかないので、指をさすと、やっとわかったようだ。大声で妻に「火事だ! 1階が火事だよ!」と叫ぶが、声がかすれて小さな声しか出ない。2階に上り、出ない声をふりしぼって何度か叫ぶと、やっと妻にも通じたようだ。階下に戻ると、水をためた大きな金盥が床に置かれている。ぼくは消火のために、それを抱えて火元に近づく。

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9月17日の夢(エレベーター電車)

 会社の中に、小説を書いている者が二人いる。一人はぼくで、もう一人はKという女性だ。Kの書いた小説は90枚。しかし、ある部分だけが異様に長すぎるので、そこをコンパクトに削って、5枚ぐらいにしてはどうかと、ぼくは忠告する。
 そういうぼくの小説も70枚に達したが、そこで原稿用紙がなくなり、用紙の束の裏紙が見える。しかたがない。今日は早じまいをして帰宅することにする。両開きの重い扉を開けて、廊下に出る。閉めようとすると、ぼくに続いて出ようとする男がいたので、そのままにする。
 エレベーターの前で待っていると、ドアが開いた。総武線の黄色い電車がすべりこんできた。しかし、エレベーターのドアと電車の間には段差があり、電車は少し下の方に停まっていて、誰も乗ることができない。

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9月15日の夢(ヴァーチャルな巨大ライオン)

 廃墟のような世界。今は核戦争後なのだろうか。人々はコロニーに分かれて生活している。コロニーの窓を開けると、隣の建物が見える。それは格納庫のような巨大な建物で、内部には黄金色に光り輝く巨大なライオンが何頭も見える。あれはヴァーチャルな3D映像なのだろうか。それとも本物の巨大化したライオンだろうか。
 ぼくは外出しては泥棒をして暮らしをたてている。見渡す限り地面は掘り返されて、工事現場になっており、なんだか怖い。警備員たちもここかしこに見える。通行禁止なのかとびくびくしながら通るが、とにかくどこもかしこも工事なのだから。通行禁止措置はとられていないらしい。

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9月14日の夢(寝息の電話)

 電話が二本同時に鳴った。印刷屋さんからだ。慌てて二本の受話器をとり、どちらに先に返事をするか迷う。一本目に「もしもし」と言うが、聞こえるのは「ぐーぐー」という寝息ばかり。もう一方を耳に当てるが、そちらも「ぐーぐー」。どちらも起きてくれない。困った。

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9月13日の夢(引き抜かれぬソケット)

 ある歌手のファンクラブに入ることになった。入会するためのマニュアルが届いた。そろえなければならない電気システムの配線図が入っている。壁の中に設置する機器の見本も入っている。それらは壁から引き抜かれたばかりらしく、壁土やちぎれたコードがくっついている。まるで地面から収穫されたばかりの野菜みたいだ。見本付きなのは、ぼくが特別扱いされているからだろう。プライドが刺激されて、熱心にマニュアルを読む。

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9月10日の夢(地下ネットワーク)

 御茶ノ水駅に入ろうとする。改札口は円形の柵に囲まれていて、2か所に駅員のいる改札がある。1か所に切符を投げ込むが、ぼくだけ入れない。何食わぬ顔をして、反対側の改札に行く。改札の駅員に入り方を教えてもらい、ようやく入場する。ホームには垂直のはしごを登らなくてはいけない。途中で別のはしごに乗り換えて、苦労してやっとホームに出る。
 食堂に入る。沢山の人々がいくつかの円卓を囲んで食事している。荷物を預けるように言われ、大きなスーツケースを床板の下にある荷物置き場に入れる。食べ終わり、帰ろうとするが、そこに置いたぼくのスーツケースがない。もう一人、荷物がないという男とともに、女主人を呼ぶ。荷物置き場は地下深く広がっていて、もう一人の男の荷物は洗浄機にかけられていたのが見つかる。ぼくの荷物だけない。もしかしたら、機械が勝手に自宅あて発送してしまったのかもしれない。その確認にはあと1時間かかると、女主人は言う。地下には都市全体に張り巡らされたそんなネットワークがあったのだ。

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