something blue」カテゴリーアーカイブ

「飛行鍋」 小池昌代 詩と鍋が空を飛んだ

飛行鍋    小池昌代 風の吹く なだらかな丘に 立ち 紙飛行機を飛ばします 詩 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「ふるさと」新川和江  面白いところ

        この詩の面白いところは  「そうでしょ  おとうさん」とか  「 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「Kの土地」小柳玲子  ぜんまい

Kの土地     小柳玲子 地下鉄のあとは何に乗ったろう 汽車は三つめで降りた … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「夏茱萸」尾崎与里子 〔私〕と〔老女〕の距離

夏茱萸    尾崎与里子 かぞえていたのは 梅雨明けの軒下の雫と 熟しはじめた庭 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | 2件のコメント

「投光」関中子   町に住む

投光    関中子 町の奥に住んでいる 町の東側に向かいずんずんずんずん歩くとわ … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「てのひら」伊藤悠子  二つの視線

てのひら   伊藤悠子 四階の窓辺から 誰もいないバス停を見つめている まっすぐ … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「卵を埋める」高良留美子 メッセージ

卵を埋める  高良留美子  卵を雪のなかに埋めている。  いまは二つの卵だけが上 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「空白公園」野木京子(訂正)こんなふうに

「空白公園」−−パーク・エンプティ 野木京子 風が薄く巻いていた 空白の公園の中 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

「SHADOWS」1 岡野絵里子 影の始まり

SHADOWS1   岡野絵里子    駅ごとに明滅する白い光 呼ぶ声がこだまし … 続きを読む

カテゴリー: something blue | 3件のコメント

「春の岬」斉藤恵子  名作映画

春の岬    斉藤恵子 岬の上から海を見る 淡いグレイにかすみ ひくい島が いく … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする