something blue」カテゴリーアーカイブ

川越文子「園丁は静かに歩く」大地が育むもの

園丁は静かに歩く    川越文子 太陽はまだ低く 春菊の露をかすかに照らし出す … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

今井好子「揺れる」言葉との出会い

揺れる     今井好子 ひさしぶりに帰省してみれば 父も母も揺れていました 子 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

青山みゆき「黒い空」闇の場所

黒い空    青山みゆき どろどろと黒い空が鳴っている わたしは通いなれた道を自 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

和田まさ子「ひとになる」変身の願望

ひとになる   和田まさ子 夜のうちに 豹になっているわたし 黒い斑点の美しい模 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

草野理恵子「蕗の風景」真実に美あり

蕗の風景     草野理恵子 私の心の中に蕗の葉の生い茂るひとつの風景がある 汽 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

中神英子「砂丘」もう一人のわたし

砂丘   中神英子 よる 鳥が来て わたしのかたちで啼くので わたしは砂を握り眠 … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

宮尾節子「ニューイングランドの朝」詩と世界

ニューイングランドの朝  宮尾節子 「朝は露をおくところ*」 これはニューイング … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

狩野貞子「空」優しい言葉

空       狩野貞子 3.11 日本列島の空いっぱいに たくさんの靴が 漂っ … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

峯澤典子「運ばれた花」幻のようなもの

運ばれた花   峯澤典子 カウンターの周りが薄く明るんだ 朝早いカフェで 向かい … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする

志田道子「忘れていたもの」我々はどこから来てどこへ

忘れていたもの   志田道子 電車が鉄橋にさしかかると 明るい銀鼠色が 目の前に … 続きを読む

カテゴリー: something blue | コメントする