いちにち

だんだん寒くなってくる日々。日差しが毎日室内へと深く入り込んでくる。
バルコニーに出していたベンジャミンの鉢植えと、マダガスカルジャスミンを室内にとり入れる。ベランダの柵に長々と絡み付いていたジャスミンのつるをパチパチと切って、少しずつ鉢を動かす。すると驚いたことに長さ10センチ以上もありそうな立派な実が外側にぶら下がっているのを発見!暑さのなか見えないところでがんばっていたんだと感激。柵の内側にも一つ実がついているので、大事に取り入れる。きっと来年の秋には二つの実が熟して、ある日突然パカン!と割れて、種をいっぱい風に飛ばすだろう。
家の中を掃除し、洗濯物をとりこみ、大地からの食料を整理するともう夕方だ。秋の日はなんて短い。
Dさんから美しい絵葉書がとどく。Kさんと電話で詩についてのある評論のことをいろいろ話し合う。詩人でない人から、現代詩についてのまっとうな意見をきけるのはまれで、これはありがたいこと。
食事の後、近藤起久子さんの詩集『レッスン』と、月村香さんの『牛雪』を読む。それぞれに印象に残る作品があり、またそれについて書きたいと思う。
静かな秋の一日、寒くなっていく一日。鶏インフルエンザのニュースがしきり。

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