カミナンテス

カミナンテス(旅人たちという意味)というフォルクローレのグループからCD[わが道づれ」が送られてきた。以前私が上福岡に住んでいた頃からの友人夫妻、高橋正樹さんと葉さんを中心にした5人のメンバーのグループだ。
あのころ、よくコンサートできいた曲、そればかりでなくある夜は我が家のリビングで、またある夕べは高橋家で、としばしばたのしませていただいたレパートリーの数々をまたこうしたかたちで耳にできるのは嬉しい。
ヌンカという曲は私がその頃つけた詞によって歌われていて、それにもびっくりしたし、懐かしくも思った。あれらの日々から、もう20年近くは経っていると思うのだが、それにしても若々しくロマンチックなご夫妻の歌声は変わらない。
     
             「空はどうして藤の花の上に
             冷たい雨をふらせるのだろう
             水はかよわい花を痛めつける
             まるで人生が私を痛めつけるように」
という高橋 葉さんの語りの入る「空はどうして泣いている」という曲を、今日はことさら懐かしく聴いた。
これからもフォルクローレへの尽きない夢を抱いて歌い続けてほしいと、カミナンテスの仲間へ心から声援を送る。

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