『栃尾又温泉行き 三十年』について。

年の瀬もせまり、今年も数日を残すだけになってしまいました。
皆様も何かといろいろとお忙しい事でしょう。私も例年なら、暮れからお正月にかけての温泉行きの準備に取り掛かっているところですが今年から、もうご推察かとも思われますが取りやめることにいたしました。
その時の様子はこのブログで書かせてもらっており、その最後は今年1月5日で、そこには27年目としておりました。しかし実は30年目だったのです。この一世代ともいえるその年数に驚くとともに、少なくても6人ほどで出かけていた私たちグループも帰るときには4人になってしまっていたことからも、この行事も潮時では…(ということもブログには書き込んでいたのですが)と、結局ここでいったんケリをつけようという結論に至りました。というわけで年末年始の温泉行きはやめ、そのけじめとして、私が記録してきたメモ風のものにここで書かせていただいたブログを合わせて、その記録を冊子として刊行することにしたのです。
しかしこれは全く個人的な思い出にすぎず、参加していない人には何の興味も面白味もないものに違いありません。最初はコピーをし、製本だけを頼もうと考えていたのですが、結果としてこのようにコルボプリントさんに頼んで、見かけだけは立派な一冊の本に仕上げていただくことになりました。
考えてみると私のメモ風記録だけであれば到底考えなかったことでしょう。ブログの文章があったからで、それがあれば何とか読み物風の味わいも出てこようと思い考え付いたのです。この点でも Happy Blog という場を設定してくださったOさん、またそれを読んでくださっている方々にも感謝しております。又この場で紹介もしてくださっており、ありがたく思いました。
印刷所に頼んだので最初考えていたより多く作ったものの、採算の合う最小限度の部数であり、配ったのもまだ身近な方々だけです。参加者へも、締めくくるに当たっての打ち上げ会も今年はそれぞれ日程が合わず来年回しにしたので、まだ手渡してはいない状態でおりますが、このブログ誌面を借りてお礼とご報告をさせていただきました。ありがとうございました。
今年はことのほか寒さが厳しいようです。皆様どうかお元気で、来年もまたよろしく、と申し上げて今年最後のブログといたします。

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