「洞門山」保全決定の最終報告

横須賀線の電車が北鎌倉駅に滑り込む寸前の左手にある緑地、鎌倉の玄関口ともいえる通称「洞門山」。
ここが大きく宅地開発されることになって、それへの市民の反対運動が生じた時、そこを通過するものの一人として最初のうち開発業者の説明会にも出たり署名も集めたりしたことから、ここにも書きましたし、またその後ほぼ全面的に残されることに決まったということも、確か書いたと思いますが、今年3月はっきり決定したようなので、ここに最終的な報告をさせていただきます。
宅地開発計画が明らかになったのは、08年3月。その後さまざまな経過を経て、最終的に市が宅地開発業者から約1億9千万で取得したとのこと、またそれを受け保全活動を行ってきた市民団体「守る会」が集めた募金や「宇崎竜堂のチャリティーコンサート」(これについてもここに載せました)の収益金などと合わせ257万円を、この9月に「市緑地保全基金」として寄付したとのこと。
そして今後、「守る会」は行政による洞門山の安全対策を見届けたうえで解散する予定、ということです。一応、めでたしめでたしです。    以上最終ご報告まで。

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