久しぶりに涙。

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見るつもりはなかったのに
男子の世界フィギアスケート選手権を見た、最後まで。
さすがに高橋大輔の演技が終わった後(おめでと銀メダル)、
彼の涙につられて見ているこちらもつぶつぶの涙があふれてしまったよ。
どんだけ練習をして、心を鍛え、あの氷上に立っているのだろ。強いねぇ。
個人的には銅メダルのステファン・ランビエールの
情熱的でしなやかな演技に引き込まれてしまったし
ユニークな表現の持ち主のアルバン・プロベールの演技、
もーっと見ていたかったですけれど。
くるくるくる、男子は4回転の時代。すごいねぇー男子。いいねぇー男子。
明日からは女子、またまた見てしまいそうな気がする。がんばれ、ニッポン!

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ローズ語録「リスのお尻は光らない」。

コドモの頃はものすごい想像力と集中力で
大きな岩を積み上げただけの場所が突然基地になったり、
風の音だけがする竹薮がお化け屋敷になったりしたものである。
そんな遊び方、今じゃとてもできないなぁ。
なんでこんなことを思い出しながら書いているかといえば
今週の1本、映画「ローズ イン タイドランド」を観たからです。
一度、頭の中をのぞいてみたいと思っている監督の一人テリー・ギリアムくん、
またしても残酷で楽しくて美しい映画を作ったもんだ。
子供向けとも大人向けとも言えないけれど、人気の「ハリー・ポッター」とか
「パイレーツ オブ カリビアン」よりははるかに面白いと思う。
今度、コドモにオススメ映画を聞かれることがあれば、
この映画を薦めるつもりです(といってもあまり聞かれる機会はないけれど)。
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「リスのお尻は光らない」かー、そりゃー、光んないよねぇ。
詳しいことが気になる方は映画をご覧くださいな(笑)。

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ゆれる変化球。

今年のアカデミー賞、いまいち盛り上がりませんでしたな。
(この数年、盛り上がってないか……)
いつの間にかアンチハリウッドの私ですが、今回気になる作品は1作品だけ。
主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンの「クィーン」。といってもこれはイギリス映画。
ヘレン・ミレンといえば「コックと泥棒、その妻と愛人」が印象的。
ゴルチエの衣装にも負けない美意識の高ーい映画でしたけど
内容は至ってシンプル、……でも多少執念深くて……そこが面白かったっけ。
イギリス映画の湿気を含んだようなあの感覚、どことなく日本映画に似てます。
日本映画「ゆれる」を観た。
観てから3日くらい経つけれど、心のヒダヒダがぶるぶるっとしたまんま、
どーも落ち着かない。やっぱ映画はこうでなくちゃ。
この歪んだいびつーな感じ、ふむふむ、人間は複雑ですのよ。
アーイとか、ユウキーとか、シンジツーとか
向かう先が一つの直球ストレートばかりじゃ、つまんないと思う昨今です。
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ふらふらと花の匂いに誘われて庭を散策してみれば
あちらもこちらも一気に花が咲き、確かに美しいけれど
この暖かさはかなり気になりますな。どうすればいい、ジャイアン?

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ティッシュ片手に。

この週末はどこにも行けなくなってしまった。
春みたいな暖かさゆえ、風邪を引いているのに調子にのって
映画「ドリームガールズ」観てきたらすっかりこじれてしまったのだ。
(映画はビヨンセとエディ・マフィーはおおっという迫力。
エディ・マフィーは今まで観た中では一番カッコよかったけれど
最後まで木梨憲武に見えたのは私だけかしらねぇ。
話題のこの映画、モータウンやR&Bが好きな方には面白いのか?
観た後しばらくの間、ぼーっとしてしまうくらいのハリウッド映画には
全く出会えないのよねぇ、近頃。つまんないねぇ。
……ソフィア・コッポラの映画を観ればよかったかも。)
で、そんなこんなでどうせ家でじっとしてるのだったらと
絵でも描こうじゃないかと思ったのはいいけれど
あまり仕上がりを考えずに始めたので色合わせに悩む。
紙を切っておいてみたりとあれこれするが集中力がないと思うように進まず……、
こんなこと書きながら熱が出て来た気がするのは気のせいか。
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関係ないけれど、映画館の帰りに本屋にふらり。
最近、“廃虚”を集めた本が沢山出ているのねぇ。
私がカメラや8mmカメラで遊んでいた頃、
通報ぎりぎり(昔の話ですから)に何度も潜り来んでいた廃虚を探す。
探しても載っていないその場所は、高い塀と桜の林に囲まれた旧米軍駐屯地。
そこはマンションや一軒家が立ち並ぶ住宅地の中にありました。
高い天井に赤いビロード張りの座席が並ぶ巨大な映画館、
映写室には当時の上映作品が書かれた資料の山、隣接する小さな消防車の車庫。
長い廊下をはさんだ白壁の個室には錆びたベットに枕の羽が舞って……、
何十年という時間の埃の積もったあの場所はとっくに瓦礫になってしまったんだわねぇ。
なんだか“今の廃虚”はバブルの後って感じのさびれただけの場所が多くて
通報される危険を冒すほどのこともなく、なんともドキドキ感が足りないようですな。

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ピンクのモーツアルト。

今年のお正月休みはというと
自分の持っているクラッシックのレコードやら
テープ、CDを引っぱり出して聴いて過ごした。
といっても手元にあるのは弦楽器やピアノが中心のものや
アリアばかりでオーケストラは少し。
最近さっぱりだったクラッシックを聴きたくなったのは
昨年末まで放送されていたドラマの影響ですな。
少しオーケストラも聴いてみたいもんだ、と。
聴く機会があれば、ぜひ一度ホールで聴いてみたいと思った
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
出会いはどういう形であっても
自分の心や五感に引っかかるものに出会いたい。
今年も一つでも多く、そう思っておりまする。
しかし、モーツアルトのイメージカラーはピンクなのか。
うふふ、そう聞くと聴きたくなるじゃないか。
(ドラマを知らない方はわからないと思いますが(^_^;))
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この写真はすぐ近くの乗馬場。馬は賢いね。
なにもくれない人間のところからはさっさと離れていってしまいます(-o-;)。

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あと7時間。

意外に年末の忙しさはほどなく片付いて
今日は時間があったので本を片手に豆を煮る。
ちょっと色黒なのは黒砂糖のせいです。
なかなかうまくできたじゃないかと
湯気の中の豆を見つめながら、心静かに新年を待つ。
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久しぶり、夕暮れ時のジャイアン。
最近のヤツは他の鳥と赤い実をめぐる
テリトリー争いの日々を送っております。
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それでは、今度こそ、よいお年を。

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あと2日。

一昨日、この辺りは幻想的な風景が広がっていました。
夕暮れの空に虹がかかり、夜にはどこまでも続く濃い霧、
頭上にうっすら輝く月と満天の星。
強い風が吹く中、車のハンドル握りしめ、
霧の間から見え隠れする夜空はきーんと澄んでおりました。
この1年もよく空を見上げましたな。
今日もあまりに天気がよいので大掃除を放棄して
近くの川に出かけて、また空を見上げてました。
水に映した空の色はこんなにきれいです。
空を見ながら何思う、たぶん、来年もこんな調子です。
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そういえば、最近では毎日来ているジャイアン。
その姿を報告をしたいのですが、大人になった彼(彼女?)は
カーテン越しの人陰で逃げてしまいます。まったくねぇー。
とはいえ、ビッグに成長したことだけはご報告しておきます。
今年のブログはここまで。みなさま、どうかよいお年を。

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続く、食材日記?

今朝はお向かいの高校生男子が歌う
ワムの「ラストクリスマス」で起こされた。しっかし、すごい音痴だ。
負けじと私もゴソゴソとクリスマスソング、引っぱり出して聴く。
本日は「A rosie CHRISTMAS」。なかなか楽しいアルバムです。
「ava maria」(SLAVA)など夜に静かに聴くにはいいかもしれませぬ。
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そういえば数えきれないくらい沖縄に行っているというのに
雑誌で知らなかった沖縄の食材を見つけ、早速取り寄せてみた。
といっても缶詰です。今年は秘かに缶詰も人気らしく、
缶詰のパッケージも凝ったものが多くなり、
中にはわくわくするようなデザインもあったりする。
届いたばかりの缶詰は「コーンビーフハッシュ」。
デザインはさておき、牛ミンチとポテトを混ぜたアメリカっぽい感じ。
聞く所によるとパンなんかにはさんで食べると
とても美味らしく………、この冬の味となりそう……。
冬の味といえば………さっき散歩途中で見つけたみかんのオレンジ、
それに昨日、買って来た丸々とした聖護院だいこんの白。
目にも舌にも眩しい旬の色は“おいしい光線”を放ち、
私を刺激するのだわねぇーーー(-o-;)。
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それにしても12月はあれこれと急かされて時間が加速していきます。
なんかやってないことだらけで困る………とぼやくのは毎年のことだけど
こう思っている間に年を越していくのですな、今年も。とほっ。

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¥550の幸せ。

なんだか年末っぽくなってきましたね。
今日は借りていたDVD「メゾン ド ヒミコ」を返すために
(思いがけずいい映画で細野晴臣の音楽も繊細でざわざわと耳や体に残ります)
TSUTAYAへ行って、久ーしぶりに雑誌を買いました。
私は昔からあまり雑誌を買わないので珍しくはないのだけれど
最近の女性誌の多さにますます雑誌離れは進み、
雑誌を買ったのは1年以上ぶり………か?
買った雑誌は「ku:nel」。この雑誌はあまり新しいものが出てこない。
どちらかというと使い込まれた場所や少しくたびれた物、
時にはごつごつとした魅力的な手をした人が出てきたりする雑誌です。
写真なんかは見ているだけでいい。
今回購入の決め手は佐藤さとるの写真と記事、それと佐野洋子のエッセイ。
たぶんこの内容で買う人はあまりいないね。
佐藤さとるは私が子供の頃、一番好きだった本「だれも知らない小さな国」
(コロボックルと1人の少年の話)を書いた人。初めてお顔を拝見しました。
関係ないが、私のアマガエル好きはこの本から始っています。
佐野洋子は本業は絵本作家だけれど、
この人の書くエッセイは辛口でゲラゲラと笑えて面白い。
今週末も雨みたいだし、時には雑誌もよかですな。
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生け花ではなく、生け野菜。
ブロッコリーは私の顔より大きいサイズです。
にんじんのこのむっちりとした感じがたまりませんね(笑)。
こんなにお安くて申し訳ない感じです。

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秋の初さんま。

朝から外へ出る度に空を見ていた。
パキッとした張りのある秋空。
その上、1日中、雲が全くなかったっけ。
最近、空の話題が多いのを
多少気にしてはいるもののついついね。
夕方、庭で本を片手にさんまを焼きながら
上っていく煙にまた空の青を見る。見愡れるねぇ。きれいだねぇ。
もうもうと上がる煙の中で読み始めた本2冊。
辞書並みの分厚さで手強そうな京極夏彦の「狂骨の夢」と
トルーマン・カポティの「冷血」。
どちらもちりちりと焼けるさんまの横で
読む本ではないことに気付く(笑)。
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ちょっとだけ、ジャイアン参上(か?)!
ヤツもこの1年で大人になったのか
人間の姿に敏感になったようで
柘榴の木からこちらを観察していた。
わかっているものの、ちょーっと寂しいのである。
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