今年最後も半径5m以内の話。

窓の外、傾きはじめた太陽に向かって赤い実をついばむ見慣れた姿。
黒目の中に小さな星一つがキラリと光っておりますな、ジャイアンくん。
さっき、うちの家族がずいぶん赤い実が少なくなったと話していたよ。
この2、3日、NHK FMを流しながらの大掃除。
といってもかなりショートカットぎみ(手抜きともいう)である。
昨日はTOKYO JAZZ FESTIVALのライブを聴きながらの風呂掃除。
これが結構エコーがかかっていいのである。
大晦日の今日は「みんなの歌特集」なんかをやっていて
雑巾片手についつい歌ってしまうのである。
昼間はあれこれと忙しいと思い、
夜中に2日間で6本の映画を観たせいか非常に眠い。
その中で「天然コケッコー」が思いがけずよかった。
同じような所に住んでいる私でさえ、
緑の清々しさに心がざわざわしてしまったじゃないか。
それに渡辺あやの脚本、なにげないセリフにドキッとする。
ほのぼのとした話とはいえ適度な緊張感があって面白かった。
拍子抜けしたのは「バベル」。
複雑な話かと思ったら単純で、あまり新鮮な感じもなく表面的。
乾いた映像と音楽はいいので坂本龍一のPBと思うとよい。
しかし、最後まで役所広司の役の設定にかなりの無理を感じたなぁ。
来年1本目は気分を変えて「トランスフォーマー」でも観よう。
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秘かに郵便好きな私である。
嬉しいことに今年、郵便局でポスト貯金箱を2個もいただいた。黄色は金運だっけ?
この先、大金持ちになれることもないだろうけど何事もほどほどがよろし。
みなさんにもほどほどに黄色のご利益ありますように。よい年を。

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イブの予定。

シャツ1枚で過ごせるくらいの12月24日。
昨夜はガシャガシャと虫の音、
今朝はモンキチョウがひらひらと飛んでいる。可笑しな季節。
夏にはほとんど実ることのなかった庭のトマトが今頃なっている。
赤く実ればクリスマスらしいのにと思ったりする。
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最近はすっかり買い物はインターネットばかりで
ショップに言って買い物をすることがほとんどない。
賑やかなこの季節。
それもなんとなく楽しみのないような気もしないでもないが
人込みから離れての過ごし方もいいかなと近年思っている。
とはいえ、お向かいさんの陶芸家のお宅前に
数日前からはってある“SALE”の文字。
気になる。やはり、行かねば……(^o^)。

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窓辺の鳥図鑑。

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なんとはなしに見ているピラカンサといえども
様々なドラマが繰り広げられているようで
最近、新しい登場人(鳥)物がやってくる。
図鑑で調べ“つぐみ(オス)”ではないかと思うだけど。
それと同じ頃、ピラカンサの下から
なにやら上を気にするヤツがいる。
本日の狩りは失敗に終わったが困ったヤツだなぁと
カーテン越しにホッとしている次第である。
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オススメは3階席。

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コンマスの調律でオーケストラの音合わせが始まって
天井からぶらさがっている大きなシャンデリアの照明がゆっくりと落ちていきました。
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モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」から始まって
フジコ・ヘミングのピアノでモーツァルトのピアノ協奏曲を3楽章まで。
黒に鶴の刺繍の入ったアンティークの着物ドレスが印象的なフジコさん。
気分がのってきたのか予定外のべートーヴェンの「皇帝」の2楽章や
十八番のショパンの「エチュード」やリストの「カンパネラ」も弾いて
颯爽と舞台の袖へ消えていきました。
気になる指先は想像した通り、繊細で力強い音を鳴らしておりました。
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でも今回、ものすごーく楽しかったのはオーケストラの演奏。
3階席からはそれぞれの楽器や演奏がすべて見えるので
(私の視力1.5なので3階でもほんとよく見えるのね)
音楽を聴くことだけじゃなくて演奏者や指揮者、使い込まれた楽器たち、
それから曲の間に椅子や楽譜台、ピアノを移動する人たちなど
くるくると人や楽器が入れ代わっていく。
舞台中心で踊るように指揮する指揮者、
ティンパニーや大太鼓、シンバル、タンバリンなどの打楽器担当のちょび髭3人衆、
猫背で大きなコントラバスに寄り添うよう弾くおじさん(坂上二郎似)、
ジョディ・フォスターそっくりのチェロ奏者(うつくひー)、
髪をぴったりとなでつけてカッコよくきめている男もいれば、
ぼさぼさの髪、よれよれドレスで演奏している女もいる。
いろんな人が集まって演奏していることに音楽と関係ないところで感動したり。あはは。
他にもこのオーケストラでぜひ見たい聴きたいと思っていた楽器バッソン、
日頃あまり聴いたことのないチャイコフスキーのバレエ組曲、
組曲の盛り上がりに合わせて上がった私のヴォルテージも
オーケストラが演奏人数によってこんなに音の厚みが変わることも
足の裏と耳と目で体験した「おおおーーー、すばらし!」の3時間。
音楽の終わり、「ブラボーーーー!」と叫んでいた人はどんな人だろう。
絶妙なタイミングで聞こえたその掛け声に心の中でうんうんと頷きながら
私も痛痒くなるくらいの拍手と共に初オーケストラの夜は幕を閉じましたのさ。
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名前募集!……なのか?

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今年はジャイアンよりこいつのほうがよく来ます。
そろそろ名前でもつけてやるかと思っておりまする。
やかんが目的なのか、赤い実が食べたいのか?
毎日、朝が賑やかです。
今週末。フジコ ヘミングのピアノの時間がやってきます。

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3年目のジャイアン。

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今朝、どうもどこかで聞いた声だなぁとカーテンを開けると
そこにはピラカンサの赤くなりはじめた実に
パクついている ジャイアン。
イタチやヘビに食べられることもなく、
台風の風に飛ばされてケガすることもなく
また無事に今年もやってきたのねぇ。
今年もまたひとりで一人占めする気かい?
できればみんなで仲良く食べてほしいものだけど
そのパクつきぶりからすると無理だわねぇー。
とレースのカーテン越しに見るジャイアンは
今年も太々しいけどかわいいのである(笑)。
そういえば、
使っていた番傘が古くボロボロとなってしまったので
青い亀甲柄の蛇の目傘を買おうか、無地の番傘を買おうかと思案中。
日本製はとても高いので中国製のものを。
なにかと話題の中国製ですが多少ざっくりした作りのほうが
日々使うモノとしては気楽でいいのです。
あの和紙に落ちてくる雨音が聞きたいなぁと思うのだけれど
なかなか選べないままこの数日を過ごしているのである。
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10月になって何本かDVDを観た。
予告を観て選んできたものばかりだけれど
どの映画も後味のよいものばかりでなかなかよろし。
●トランスアメリカ
●プルートで朝食を
●恋愛適齢期
●サムサッカー
●プライドと偏見
邦題はいただけないが
「恋愛適齢期」のダイアン・キートンは
素晴らしくかわいい人でした。

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久々、食事日記。

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板間のひんやりに爪先立ちして歩くこの秋一番の寒い朝。
しばし素足の気持ちよさともさよならをしなくてはなりませんな。
昨日まではTシャツにジーンズで出かけていた私も
さすがにジャケットを着ましたのさ。
とはいえ、お昼はあたたかい。
今日のランチ報告といきましょう。
ここもうちから車で3分。
メニューは月変わりで1種類だけ(¥1,050)。
個人的には豆乳スープがなんとも濃厚でうまい!
「もう1杯!」と言いたいのをぐっと我慢して
とうもろこし茶をおいしくいただくのであった。
食べる直前まで栗だと思っていたデザート、これ南瓜のお団子です。
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そろそろ庭の風鈴を片付けないとな。
それに知人いただいて台所に転がっている冬瓜を料理しなくては。
暇なんですけど忙しい、まっ、本日はこんな感じです。

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マンガの世界へ。

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夏の花だと思っていたハイビスカスは秋の花だと初めて知った。
庭のあちこちに彼岸花が咲き始めて、歩く度に強烈な赤の残像が残る。
少し涼しくなったせいか夏の間かなり鈍っていた読書欲が復活してきたので
図書館とTSUTAYAを“ハシゴ”して読みたかった本を借りてきた。
武田百合子「富士日記」
     「犬が星見た ロシア旅行」
     「ことばの食卓」
あしべゆうほ「悪魔の花嫁」(全12巻)
黒田三郎の詩集
浜口陽三の画集
今週末は黒田三郎の詩集と
「悪魔の花嫁」(全巻)を交互に読んでいる。
なかなか楽しい組み合わせである。
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最近ではカードを忘れても貸し出してくれるようになって
すっかり図書館の常連。それはとてもありがたいのだけれど
あまり読みたい本がなくなってきたなぁと正直思っていた矢先、
TSUTAYAでコミックレンタル開始!遠のいていたマンガの世界へ誘われ、
この秋は気になるマンガを片っ端から大人借り!と思っているのである。
そういえば、前から買おうと思っていたクリスタル・ゲイルのCDを
アマゾンで購入しようとしたら既に廃盤。
廃盤にはちょっと早いんではないかい!と思いつつ
“後で”の選択は許されない忙しい時代なんですなぁ。
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夏の隙間に秋がまぎれる。

朝や夕方のひんやりした空気や空の透明さに
秋の気配は感じていたものの
庭先や通勤途中で日差しのやわらかさや
影の位置の変化におやっと思う。
今日もフロントガラス越しに
道路に転がっていた柿の実と栗のいがを見つけて
ちいさい秋みーっけと思う。
と言っても今日も30度越え、まだまだ夏。
映画「遠くの空に消えた」を昨日観てきた。
行った日が「HERO」の公開初日と重なって
映画館は人だらけか、と思っていたけれどそんなことはなく。
18:00の回。10人くらいだったかなぁ。少っ(笑)。
とはいえ、たぶん一番ちいさな劇場だったと思うけど
ゆったりとした座席、大きなスクリーンは気持ちよくて、
映画館っていいよなーとそんなことにいまさらながら感動する。
映画のこと。
この映画を先に観た友人が自分だったら
凝縮して演劇と言っていた。なるほど。
私のほうは映画に時々置いてけぼりにされながら
ファンタジーというのは作り手の空想世界を形にするので
映像は出来ても自然な感情の流れを伝えることが
以外に難しいジャンルだなーと思った。
映画を観ながら映画「アンダーグラウンド」、「ブリキの太鼓」、
「ワン フロム ザ ハート」が浮かんでは消え……。
「ワン フロム ザ ハート」はコッポラの駄作と言われていた作品。
だけど大好きだったんだよなぁー。ファンタジー好きは大昔からだったか。
関係ないけどエンディングのテロップにラッキィ池田の名前があったことが
気になって気になって。どこに出てたっけ?うーーーーん、わからない。
しかし少し残念なのは、最近一番気になる女優、
大後寿々花のよさがこの映画では出ていなかったこと。
しかし、この行定勲監督って作るモノに統一感がない。
趣味がいいんだか、わるいんだか、わからん。
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今年はあまり登場する機会のなかったカマキリくん。
夏の終わりに登場させておくか。

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食欲の夏、それは秘密の精進料理。

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今週は脳内メーカーで自分の頭の中が
“愛”と“秘”が半分ずつで構成されていると判明(?)。
そんなことは当たっているかは定かではないけれど
秘密にしておきたい場所を見つけました。
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うちから車で5分。
ランチしかやっていない精進料理のお店。
ぐるっと緑に囲まれた一軒家で
緑の中をちょろちょろと湧き水が流れるのが見える。
中に入ると不思議と懐かしーい気持ちにさせてくれる。
アンティークの選び方、非常によかですな。
アラスカ岩塩でつくった照明の淡い光も
トイレで見つけたダルマの絵(?)の描かれた石も
ちょっと控えめな感じがいいのです。
食事も今日みたいな暑い日にとっても美味しくいただきました。
メインの冷やし中華は古代米を使った麺。
土鍋で炊いたごはんにはミョウガとアラスカ岩塩が
微かにきいて美味(2杯もおかわりしてしまいましたの)。
メニューは1種類だけ。そして月に一度変わるだけ。
9月はどんなメニューにデザートは何ですか?
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あまり多くは書きますまい。
なにせ秘密にしておきたい場所ですから。

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